第17話
お、お、おおおおおお遅れましたーーーーー!
ドウゾ オタノシミ クダサイ 。
… デキタラ ノ ハナシ デスガ 。
第17話 2日目の試験会場は、……何処、此処?
――入学試験2日目――
本日の試験内容は
魔法試射のみだ。
使用する測定器は『READ』だ。
測定エラーはそうは起きない。
みな、よき結果を残すように。
以上
…こんな張り紙が校門の前に張ってあった。
この試験管どれだけ面倒くさがりなのさ?
初めてだよ。こんなふざけた対応されたの。
とりあえず、移動しよう。ずっとこのままは駄目だよね。
「ナナ、試験会場に移動しよう。ここにずっといても仕方ないし」
「そうだね、セリカ。なんかこの先生試験会場も分けてないみたいだし。一緒に試験受けられるね。良かったー」
「はいはい。良かったねー」
「うん。よかったのー」
ぎゅ。
「どうしたの、ナナ?」
「えへへー。セリカ?セリカは私のだよ?だから、誰かのものにならないでね?」
…急にどうしたのだろうか。いつものナナらしくない。
…いや、いつもどうりか。
「ナナはねー?セリカが可愛すぎるせいで、狼さんになったのです。だから、私は部屋に戻ったらセリカを食べなくちゃいけないのです。…性的に(ぼそっ)」
「だ、大丈夫、ナナ?怖くないよ?危険はないよ?むしろ安全だよ?狼さんにならなくても大丈夫だよ?」
「違うもん。安全じゃないもん。私よりセリカが危険なんだもん」
「僕は男の子だよ?誰も襲わないよ?怖くないよ?」
「鏡見てから言ってよその言葉!」
「男の子が鏡見たらただの変態じゃないか!僕は普通なの!」
「セリカは普通じゃないの!そんなこと言うんだったら、今夜本当に襲ってやるー!」
「だったら僕は部屋に戻らないで違う部屋に泊まるからいいよ」
「ごめんなさい。許してよー」
えぐっ。えぐっ。
とうとう泣き出したナナ。さて、どうする?
「わかったから。泣きやみ「やったー!」
ドンッ!!
「ぐはっ」
セリカ ハ ナナ ノ コウゲキ ヲ ウケタ 。
セリカ ニ 三 ノ ダメージ 。
セリカ ハ タオレタ 。
ナナ ハ セリカ ノ ウエ ニ ノッタ 。
ナナ ハ ヨロコンダ。
…何これ。
…何だこれ。
…何があったんだ。
その場にいた受験生全員が同じことを考えた。らしい。
「よし、魔法試射の試験を開始するぞ…ってなんだこのカオスは?!」
そんなこんなで、先生が来たらしい。
ふむ。…っち。
…イケメンか。
死ね。爆発しろ。イケメンに慈悲は必要ない。
――移動中――
うわっ。ただ歩くだけとかつまんね。
――試験会場――
…
…
…
「「「「「ただの野原じゃねぇか!!」」」」」
会場は周りに何もない野原だった。
キャラクターや武具についてのアイデアよろしければ下さい。
…いろいろあって、考えていられない件(泣)
よろしくです。