デソイ・トラバイル 9
あっという間に回ってきたM3ことマイケルです。
まだまだまちのお話です。ではどうぞ
デソイ・トラバイル、前回までは
レベルも上がったことでスキルポイントを振り分けることになった三人。……以上。
「うーん?どうスキルポイントを振り分けるかな?只でさえ9ポイントしかないんだし慎重に考えねばならんな。ステータスポイントは、DEXとLUCに全振りだな。片方に三ポイントずつしかふれないけど」
独りだけポイントが低い?
仕方ないじゃんガンナーレベル上がりにくいんだから。それに今のステータスからすると技のレパートリーわ増やすか一つを完璧に極めるかのふたつだしな。ん!?これはまさか、……よしっこれで勝ツル。
「よしっ決めたぜ!まずは、二ポイントを使ってライトニングバレットを覚えて、残りの四ポイントで、銃士の倉庫を選択だな」
取り敢えずはバレットの種類を一つ増やしてみた。まあこのライトニングバレットはエクスキューショナー山田の雷刃剣に感化されただけなんだがな。そしてもう一つの銃士の倉庫とはなにかであるが、これはガンナーの特殊スキルで異空間に弾、銃、マガジンなどガンナーに関わる全てのものを出し入れできる便利な能力である。しかしまだスキルレベルがひくいので入れられる数、大きさ、種類は最低ランクである。今のランクでは弾は50発、マガジンは6個、銃は持っている二丁を除いて二つしか入らない。まあこれでも充分なんだが。
そうこうしている間にクエストを確認しにいっていたエクスキューショナー山田が帰ってきたようだ。
「クエストきまったのか?」
「ああ」
「どんなのにしたんだ」
「ヒロヤが帰ってきてからのお楽しみだ」
ちっ、もったいぶりやがってさっさと言えばいいのによ。するとヒロヤが帰ってきたようだ。
「クエスト決まったって?どんなのにしたんだ?エクスキューショナー山田」
「貴様ら、龍を撃ち落としたくはないか?」
と言うなんとも初心者には難しいようなクエストをえらんできたものだ。だが……
「いいねぇ、乗ったぜそのクエスト。やりがいがあるじゃないか」
ようやく冒険っぽくなりやがった。……なに前までも冒険じゃなかったのかって?……それはそれだ。ハッハッハッハ。
「取り敢えず今日はやすんで明日の朝一番出発するか」
「そうと決まれば寝るか」
「フンッ、おれはまだ眠くないんでな、エクスキューショナーポイントでも高めておくよ」
「MPと精神力を回復させるためにもおれねるよ」
こうしてつぎのクエストの目的が決まった三人であった。
comingsoon
つぎのクエストではドラゴンと戦います。
どんな戦いになるかは、次回をお楽しみに。