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ゲーム同好会(仮)  作者: MMM
ドラゴナイト
20/59

ドラゴナイト 7

宿題たりぃー

初戦闘を勝利で納めた俺達は城から報酬が出るとの連絡を受けヒロヤと喋りながら歩く。


「どうだった?最初の戦闘を終えたこのゲームの感想は」


報酬を受け取りにいくついでに俺はヒロヤに訊ねる。


「そうだな……まあ、これがギャルゲーってのは少し信じられないがアクション性もシンプルだけどやり易いくてヒロイン達も可愛いし中々いいんじゃないか?……ただ難易度を考えてくれたらもっと良かったんだがな」


ヒロヤは少し考える素振りをしてからさっきの質問にたいして若干の呆れが含まれている声色で答えた。


「そうだな。確かに初戦が3000ってのは厳しかったな。NPCもあってないようなもんだし」


俺達が骨だらけの(むしろ全て骨)のモンスターの命をひいこら言いながら刈り取っていってるなかであいつら(NPC)はただ剣を構えてじっとしているのだ。

いつか死ぬぞお前等。


まあ本当にじっとしているだけじゃなくたまに剣を振ってくれたりするがそれでも俺は数える程しか振っているのを見ていない。

例外は何人かいるけれど。

例えば

騎士団長のクロノさんであったり。

副部隊長のガデスさんであったり。

アキがフラグを建てたヒロインの一人、騎士見習いさんであったり。


こういった名前持ちのキャラは戦場内を縦横無尽に駆け回ってくれていた。


騎士見習いに負けてて悔しくないのか王国を護る騎士達よ。


そんな事をべらべら喋っていると報奨を受け取った兵士達が一人、また一人と列から外れていき俺達の番まで後3人になった。


「報奨か……なにくれるんだろうな…」


俺はこれから貰える報奨に胸を高鳴らせているとヒロヤも同じらしく「アイテムかな?」とか「金かな?」とかで話がまた膨らんでいった。「しかし……それにしても遅いな」


待ちくたびれたとばかりに俺は言う。


結構話し込んでるのにも関わらず残り三人のところで列の行進が完全に止まっているのだ。


俺は気になり列から頭を横にだし現状を確認する。


すると先程まで報奨を渡していた気弱そうな受付嬢がいなくなっていた。


その事をヒロヤに話してみると「交代してるんじゃないか?」との返答がきた。

まあ200人もいるからな。交代しても可笑しくはないか……


ただその時何故か胸に不安感が芽生えた。

これからよくない事が起こる、そんな不安感が。


それはヒロヤも同じようでお互いに顔を見合せこの不安感はなんだ、と議論していく。



が、結局分からず仕舞いに終わってしまいこの会話を切り上げた。

そしてタイミング良く丁度会話が終了した時に奥の方でドアが開く音がした。


「お、やっとか!待ちく……た……び……れた?」


俺が前を見たら一番前の兵士が尋常じゃないほどに震えていた。

それは先の戦闘では誰一人として見せなかった姿だ。

俺と時を同じくしてその異常な光景に気が付いたヒロヤは戸惑いながらも俺に「なんだこれは?」とアイコンタクトをしてきた。


ただ残念ながら俺はこんな光景に見覚えがなく首を横に振るだけだった。


そして震えていた兵士はこの場にいることを苦痛と感じたのか悲鳴をあげながら報奨も貰わずに逃げていった。


「な、なんだ!?」


ヒロヤは驚き逃げていった兵士の姿をみようと体を捻る。

俺は兵士が何から逃げたのか気になってまたしても頭を横に飛び出させて何がいるのか確認する。


そして俺は後悔する。



兵士達二人が恥も外聞もなく悲鳴をあげて、大声で叫びながら、助けを求め逃げ去っていく。


計三人。


俺達の前から逃げたので順番的に次は俺達が報奨を受けとることになる。

だが目の前にある光景のせいで俺の足は動かない。

動いてくれない。

それはヒロヤも同じで、いや、クッションも無しにこれをみたヒロヤの方がキツいか。

俺達は震える足で今にも泣きそうな顔で逃げ出しそうな顔でなんとか一歩を踏み出す。

そこで俺は知る。


あれは不安感?


ふざけんな。馬鹿も休み休み言え。


あれは生存本能が打ち鳴らした大音量の



「あら、さっきの少年達ね!何してるの?もっとこっちに来なさいよ!…………報奨が渡し辛いじゃないの……ふふふ……」







警笛だ。






そこには見るもの全てに圧倒的なまでの恐怖心を与えるオーラを身に纏った三十路一歩手前の受付嬢が舌なめずりをして待ち構えていた。

今回報奨を貰うのが200人。その中で女性というのは一割にも達していません。女性というのは男性よりも筋力、というのがどうしても劣ってしまいます。

鍛えれば強くなりますが鍛えた男性には敵いません。つまり180人以上が男性。

まあ、半分で交代したとしても100人前後の男性が三十路一歩手前の彼氏いない歴=年齢の受付嬢の前に姿を見せるわけです。

この出合いのチャンスを逃すわけにはいかない……なんとしても彼氏を手に入れるんだ!公私混同?んなの知るかよッ!と気合いをいれたら万物が平伏す獲物を狩る龍のような眼差しと全てが恐れ戦くようなオーラを纏ってしまった来年三十路の受付嬢(名前未定)でした。




えー、ではサラッと次回予告ー!



枯れ果てた大地に転がる友だった者。

しかしその瞳は虚空を見据え、動かない。

壊れ軋み歪み合う未来の先に見据える明日ミチは――


次回、「壊された感情ココロ


君に信じる明日はあるか――




勿論嘘でございますがなにかwwwwww


次回はM3さんが決めるんでメガネは全く知りません!


以上粗が目立つM2でしたー!

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