表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム同好会(仮)  作者: MMM
デソイ・トラバイル
12/59

デソイ・トラバイル 12

回って来ましたM3ことマイケルです。グダグダのグダグダなんでスミマセン。

「さぁ、踊り狂え。partytimeは始まったばかりだぜ?この無情なる射手(トリックスター)にお前の終焉を見せてくれ」


そう言い完全にターゲットを俺に変更したファクルドラゴン目掛けて弾を撃つ。

俺の作戦は「粉砕、玉砕、大喝采(某社長風に)」である。


「バレットチェンジ、[FLAME]set on。行くぜ!FLAMEバレット専用技『火焔弾乱舞(ボレロ)』」

俺は魔力を使用し、ファクルドラゴン目掛けて左右の銃から銃弾を三発ずつ一定のテンポで弾を撃ち出す。

(その姿は正にボレロであるbyマイケル)


「グガァァアアァァァアアァアアアァァァ」


結構ダメージが通ったのかファクルドラゴンの両腕の鱗を吹き飛ばした。そしてファクルドラゴンは硬直する。


「今だ!ヒロヤ」


腕を破壊した後の硬直化はほんの数秒間しかない。そこを逃す選択肢はない。


「任せろ!全力全開ウィンドカッター」


ヒロヤが唱えた風の刃の魔法は寸分違わずファクルドラゴンの両腕に直撃した。うーわ痛そう。


「グガァァアアァァァアアァアアアァァァ」


「まだだ、轟け雷神。食らえよ雷刃剣弐の太刀」


ファクルドラゴンは炎、風、雷の三種類の属性追加ダメージを受けて尚倒れる気配はない。


「これぞ三位一体!」


何というか自分のネーミングセンスのなさが泣けてくる。


「!?マイケル、エクスキューショナー山田下がれポイズンブレスだ」


ファクルドラゴンは口に紫色の毒々しいブレスを溜めていた。そして


「ブルアァ」


そのブレスは俺達目掛けて放たれた。


「うにゃっ!?何というか気持ち悪い」


「フンッあの程度のブレスに当たるなんてまだまだだなマイケルよ」


「うっせー毒食らってる奴に毒吐くなんてヒロヤ、お前は鬼か。いや鬼じゃなくあくまだな」


「ありがとう。最高のほめ言葉だよ」


「そんなのいいからはやくかいふくたのむ」


ファクルドラゴンが放ったブレスは何故かヒロヤとエクスキューショナー山田には当たらずに俺だけがくらってしまった。


「はぁ、マイケル少し待て、回復させてやるから。えーとリ…リ…何だっけ?


「嘘だろ!?マジで頼むって。それとエクスキューショナー山田は敵の注意を引いといてくれ援護はするから」


「あいわかった」


そうこうしている間に俺のライフは刻一刻と零に近づいていく。


「お待たせ!リポイズンだ」


初音ミクの髪の毛の色っぽい光が俺の体を癒していく。


「ヒロヤありがとう」


「いやいや、礼を言われることはないさ」


「グガァァアアァァァアアァアアアァァ」


ファクルドラゴンの叫び声が聞こえたと思ったらドスンとした音がきこえてくる。


「奴なら俺が止めをさしておいた。よってこのクエストは達成した訳だ」


そうして俺達の初めてのドラゴン退治はエクスキューショナー山田が止めを刺していたと言う微妙な結果で終了したのであった。


M1後は任せた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ