詩 風車の野望
「俺にはある、でっかい野望が」
「だから今日も、明日も、回り続けるぜ」
風に吹かれて くるくるまわる
強けりゃ まわる速度も上がる
弱けりゃ まわる速度は下がる
野望を抱いて 回り続ける
今日も 回転 回り続ける
夢は 大きな 扇風機
将来は 台風と 激突対戦
野望はでっかく抱えにゃならん
どんなに滑稽なものだとしても
上があれば 上を目指せる
先があれば 先に進める
「ストーリー」
「パパ!パパがくれた風車、すごい勢いで回ってるよ!」
「本当だ、風もないのに、一体何で回ってるんだろう」