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世界が能力に侵された日  作者: みぞれ
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この日を境に

小傘「み〜ぞ〜れ〜、起きなさ〜い。朝ごはん食べたいんだけど〜。」

みぞれ「んん〜…」

小傘「しーちゃんに置いてかれちゃうよ〜。」

みぞれ「はい起きましたおはようございます。」

小傘「よろしい、では朝食を作ってきなさい。」

みぞれ「姉さんが自分で作ればいいのに。」

小傘「トーストすら焦がす貴方の姉さんに何が作れると?」

みぞれ「開き直るなよ…」

と言いつつ朝食の準備をして姉さんは飲み物を出してくれていた。リビングに「いただきます」と響き渡り、テレビを付けると何やらただ事ではないことが起きていたようだ。

???「おはよう日本国民ども。君達には今までじゃ味わえないような体験をしてもらおうと思うぞ。」

みぞれ「何言ってんだこいつ。」

そう思いつつ続きを聞いていると

???「皆の衆には今より異能力を持って生活してもらうぜ。」

小傘「なんで語尾変えたのかな」

違う、そうじゃない…と心の中でツッコミを入れていたが、それとは別にそんなことが起きるわけないと軽視ししつつ、そんなことが起き足らなと思っていた。

???「信じてないだろう。無理もない、今までそんな非現実的なことはラノベ、アニメぐらいでしか存在してないんだからな。だが、今から私はそれを現実にする。」

小傘「呆れた…」

???「まぁそれをするのに一斉に与えるのは私からしても苦なので今日1日で全員に不要することにした。」

みぞれ「こいつ正気か?」

???「日本時間午前8時から1時間ごとに与えることにするぞ。ただ能力はランダム配布なので私も誰にどんな能力が与えられたか把握できないからね。自分で確かめてくれ。」

???「受け取った能力で何をするかは自分たちの自由じゃ。犯罪をしても良いし、人を助けるために駆使しても良いし、ただ責任は一切取らないからな。お縄にされても知らん。これが一方的なじょうけんじゃ。」

みぞれ「一方的な自覚はあったんだな。」

そう呟いていると姉はとっくにご飯を済ませて行く準備もしていた。途中から話聞いてなかっただろと思っていた。今の時刻は7:50、宣言が正しければあと10分。そう思っていた矢先、玄関からチャイムの音が鳴り響いた。ドアを開けるとしずくが待っていた。

みぞれ「今日は早いね。どうしたの。」

しずく「テレビ見た!?」

みぞれ「み、見たけど…それがどうしたの?」

しずく「8時になるまでみっちゃん達と一緒に待ってようかなって!!」

みぞれ「あ〜、そういう事ね、いいよ、上がって。」

しずく「お邪魔しまぁす!!」

小傘「しーちゃんいらっしゃい!!って言っても8時になったらみんな学校行くけどね。」

しずく「小傘さんおはようございます。ちょっとワクワクしてる自分がいるのでね。」

小傘「しーちゃんらしいね。あ、みぞれ〜食器は片付けてあるからさっさと着替えて準備してよ〜?」

みぞれ「わかってるって。」

それから数分…

しずく「あと1分。ほんとに能力来るのかな。」

みぞれ「でも全員が全員8時じゃないらしいけど。」

しずく「え?マジで?」

みぞれ「ちゃんと聞いてなかったのかよ。」

しずく「てへっ。」

みぞれ「てへっじゃないのよ。」

小傘「なったよ!」

8時ちょうどになった瞬間俺の脳裏に何かが走った。それは2人にも起きていたらしく、

しずく「えっ今の何!?」

小傘「ウチにもなんかきた!」

みぞれ「俺もだよ。」

本当にそんなことが起こるなんて思っておらず驚いていた。

ただ、能力は2人もわかっていない様子だったが、

しずく「小傘さん…ブラコンだったんですね…」

みぞれ&小傘「…え…?」

しずく「小傘さんずっとみっちゃんのことしか頭にないよ?」

小傘「え…えぇっと…ナンノコトカナ-。」

みぞれ「姉さん…嘘つくの下手?」

小傘「で、でもなんで私の心が読め…!?」

ここでようやく理解した、しーちゃんがそういう能力に芽生えたことを。

みぞれ「しずく、その能力は周りに告げない方がいい、煙たがれる、誰しも心は読まれたくない、それが普段から見られてるってわかると距離を置かれてしまう。」

しずく「わ、わかった…けど…」

みぞれ「どうした。」

しずく「みっちゃんの心が読めなんだけど…」

みぞれ「え…?」

小傘「え…?」

何?俺の心は真っ白だ的なやつなのか?

それとも特定も誰かは覗けない的なやつか?

みぞれ「もしかしたら能力わかっても周りに言わない方が良いやつじゃないかな。」

小傘「それは私も思う。」

みぞれ「良かった、姉さんからまともな回答返ってきた。」

小傘「ウチってまともじゃないの!?」

みぞれ「え?違うの?」

小傘「嘘だ!!ねえ、違うよね!?しーちゃん!!」

しずく「えぇっと…」

小傘「しーちゃんまで!?ウチ泣いちゃうよ!?」

みぞれ「勝手に泣いててくれ姉さん…」

小傘「ぴえん」

みぞれ「じゃあ姉さん置いて学校行くか。」

小傘「ちょ、置いてかないでよ〜」

しずく「小傘さん、冗談ですよ。」

小傘「良かった〜。」

みぞれ「チョロいな。」

小傘「むっ…」

そうして俺達は学校に向かった。

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