一茜の歌集(にのまえあかねのうたノート) 御法(みのり)
いっつも季節の話題がずれてる理由?
少し熟成させてからいつも投稿しているからです。
都々逸というものがあります
7775のリズムです。
ジャンギリ頭を
たたいて見れば
文明開化の
音がする
って何かリズムがあるように感じていませんでしたか?
これがその都々逸の例です。そして私も作ってみました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
線香花火を
上向きにして
落ちてく恋と
朽ちぬ華
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《一解説&雑談》
花火を見ている時に、線香花火が好きっていう女子をどう思いますか?
いかにもドラマ的な展開を狙っていてあざといですかね。男子諸君!女子に「どんな花火が好き?」とかよくわからない説明しても、女子はどう答えたら自分が可愛く見えるかでしか返答しないぞ!
さて、今回の都々逸ですが、合作です。
弥さんが結構不思議なスタートを作ってくれまして。
イメージとしては、線香花火を見ている時に、「線香花火が落ちたらめっちゃ悲しいよねー。まあでもそういうところが次は守りたいって気持ちになるんだけど。」とか言ったら、線香花火を反対にして、「ほらこうやったら大丈夫。」なんて悪ふざけしている感じだそうです。
カップルのいちゃつきの典型的な例ですね。まあそんなこと言いつつも結構好きだったので遂行して頑張りました。「恋に落ちる」の線香花火の「落ちる」を利用してまとめました。
2度「落ちる」を使ってもいいのですが、同じ言葉を使うことは“歌の病”(よくないこと)と言って歌論の本で忌み嫌われることがあるので今回は避けて線香花火を花に見立てています。
花も華として少しそれっぽく。
最近、なんでも和歌に聞こえます。
某曲を聞いていると勝手に、
「紅に
染まりし我を
今はなお
慰むるもの……」
って聞こえたので、末期だと感じました。
皆様に31音の魔法がかからんことを
ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからも頑張ります!よろしくお願いします。