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世界設定・人物設定[人生初の大団円まで]



第一部完結に伴い書き足したものを新たに投稿してます。



ネタバレ苦手な方は、サブタイトルにある[人生初の大団円]を読み終わった後に。


読み終わってる方は、お暇な時にぽちぽちと見てやってください。









――――――――――――――――――――――


[異世界ミスティリア]


女神が造った世界


人、獣人、妖精などが住み、魔法が日常生活に不可欠

瘴気は世界で魔法を使えば使うほど発生する

ある程度は世界が自浄作用で浄化しているが人口増加により追い付いていない



魔法は火、水、風、土、雷の属性魔法

治癒、身体強化の付加魔法に分かれる

ちなみに、防音や結界は風魔法


結界は風魔法に雷魔法を組み合わせる事で罠あり結界になったりします。姫様事件の時の黒騎士様のお部屋はしばらく罠あり結界でした

犠牲者は主にレオン様



属性魔法は大体の人が使える

それぞれ得意なものを優先して鍛錬するので結構差が出る

付加魔法は適性と鍛錬が必須

どちらも一定以上扱える事が出来れば兵など特殊な職種で雇われやすくなる




――――――――――――――――――――――



ミスティリアの地図を書くとするなら、大きく丸を描き、丸の中に右上から斜めに真っ直ぐ線を引く。線が国境


国境は頑強な岩山で、ちょうど国境の中心に位置する活火山てもある岩山は人々に女神の山と呼ばれ信仰の対象になっている

今は女神の本体がマグマの中で眠りにつき、瘴気浄化を行なっている



国境から右側がミスティー国。農業畜産業食品加工業などで生計を立て、自然豊か。世界の食料品の85パーセントはミスティー国産

人、獣人(犬、狼系が多)、妖精(森の奥深くに隠れ住む)が暮らしている


国境から左側がリアーズ国。装飾、魔道具、学問などで生計を立て、都会的な雰囲気の国

人、獣人(猫、鳥系が多)、ドラゴン(乗用車1台くらいの大きさ、岩山、鉱山などに住む)が暮らしている


現在は互いに貿易、留学などして友好的にお付き合い中



――――――――――――――――――――――



瘴気とは人々の誰かへの悪意、負の感情そのもの

嫉妬や憎悪、殺意など攻撃的な感情の塊が瘴気となっている


瘴気を浄化するには、聖女の好意、愛と慈悲の心が必須

女神が持つ[世界を愛する心]に共鳴しやすくする為、聖女にはミスティリアの誰かを愛してもらわなければならない

誰かを愛し、結婚し、子を授かる。この世界で出来た愛する人と共に暮らす世界を守りたいと想う気持ち、心が浄化を進める


実際にはすぐに浄化するのではなく、一度聖人・聖女の身体に瘴気を取り込む。女神の魔力で絡め取るとも言う

それから女神の山・火口のマグマの中に、瘴気を移した水晶玉を放り入れこれを燃やし浄化する


この時、瘴気とともに女神に与えられた魔力の大部分を水晶玉に移す。聖人・聖女は言語に関する以外の魔法が使えなくなるので、ミスティリアでの日常生活が困難に

リアーズでは小さな隠れ里のような場所で性格に難のある聖人達を匿い、余生を過ごしてもらっていた


女神が魔法を使っても瘴気が発生するのは、人々に対して羨み、妬みを持ってしまっているから。嫉妬が一番近いと思われる


女神は淋しがりやの為、限りある命であっても繋がりを持って生きていく人々が羨ましい

大事な世界(こどもたち)と思っていても、その気持ちが心の隅っこにある


なので、瘴気は無くならない



瘴気を多量に取り込んだ状態で愛する者に裏切られ、悲しみや憎しみを持ったなら癒しの魔法は反転。瘴気を放出し周囲に破壊をもたらすようになる



[瘴気による被害]

海産物

魚介類の巨大化、凶暴化、海藻の減少

毒性が発生し生食は不可


畜産物

家畜の巨大化、凶暴化、肉に血が回り味が全体的に血生臭い

毒性が発生し生食は不可


農作物

作物の巨大化、毒性が発生し生食は不可

一定の確率で生物の手足が生える

毎年何かしらに変わり、今年は鶏の足



加熱すればほぼ毒性は抜けるが、完全には取り除けていない。身体に蓄積された毒性がどうなるかミスティー国、リアーズ国共に調査中


リアーズ国の研究により毒性=瘴気であり、身体に多量に蓄積された場合著しい免疫、体力の低下が確認されている

幼子や老人。病弱な者。特に産後の女性の死亡率が高く、魔法での治癒がほぼ無効化される


薬品での治療は効果があるようで、現在国として魔法を使わない医師の育成に力を入れ始めている



――――――――――――――――――――――


[人物紹介]


ミスティー国内


岡田美津(おかだみつ)

スーパーでお造り作ってたふとい女性

70キロを超えてから体重計にのっていない

五人兄弟の四番目長女。30歳

[人に優しく、自分のされて嫌なことはしない]がモットー

大体の人に構ってもらえるいじられキャラ

見た目は年相応なのに話してみると幼い印象を相手に与え、年上の人には八割がた妹、娘扱いされる

だいぶ太り気味のしば犬に似てる。まろ眉


初めは真面目にコツコツパン工場で働いていたが母が病気になり、落ち着くまではと時間の融通がきくスーパー勤めに変えたが数年後に母は他界

母のお骨を収めに田舎へ向かう船から落ち、ミスティリアにやって来た


大好きなクルーレと結婚。現在妊娠中



●クルーレ・スティーア

ミスティー国、国王付き守護騎士

三人兄弟の一番下。35歳。黒髪に黒に近い紅眼

物心ついた頃から触れた人物の思考、記憶を読み取ることが出来る。自分では制御出来ない

母が人、父が人と獣人(犬・狼系)のハーフ。その間に生まれたのでクウォーター。父が誰かは分からない


相手の心を読み取る為、自分に近寄る人の腹の中の欲まみれさに嫌悪しか持てなくなった

誰にでも物腰柔らかく接するのは面倒で無駄な争いから逃れる為

スティーア家と王、王太子殿下しか信用していなかったが、聖女が現れた事により急激に変わった。というか素が出てきた

ロールキャベツ男子はむっつりからオープンすけべに

そして根暗からヤンデレ、ヤンデルにまで一度進化しましたが聖女によって修理されて元のオープンすけべ(でも少し野蛮)に戻りました


大好きな美津と結婚。複雑な生い立ちと能力故の苦労の果てに、やっと普通で、当たり前の幸せにひたれそう



●シャリティア・スティーア

ミスティー国、国王付きメイド長

三人兄弟の真ん中。年齢不詳

プラチナブロンドにアーモンド色の瞳

嫁ぎ先である不幸があり、実家に戻ってきた

弟を頼り城に勤めだしたが、実力でメイド長になる。王とクルーレに意見が言える数少ない人物

というか、怖がられている。王太子殿下にとても頼りにされている

治癒魔法、特に痛みを感じさせない程に取り除くのが得意。麻酔が上手と思っていただけたら


以前よりずっとストレス無さそうな弟に安心する一方、聖女様が弟の無茶振り(セクハラ)をあんまりにも許すからそっちの方が心配になった

取り敢えず聖女と妖精の胃袋と信用をがっちり掴み、現在聖女と一緒に客室のキッチン(リアーズ国に行ってる間に殿下が用意)でお料理教室

新しく出来た良い子な妹に「お姉様すごい!」と呼ばれて満更でもないと思っている



●レオン・ミスティー

ミスティー国、国王

子供が王子二人と姫一人。69歳

蜂蜜色の髪にエメラルドグリーンの瞳

王妃、側室どちらにも先立たれてからは誰も迎えず、自分なりに国を想い、子育ても頑張っている


クルーレには本当に迷惑と苦労をかけてると思っている。聖女と共にいると幸せそうなので邪魔させないよう手を回している。あまり上手くいってはいない

聖女を娘通り越して孫の様に可愛がりたいだけなのに、クルーレに恋敵認定されてから肩身がせまい



●テオドール・ミスティー

ミスティー国、第二王子(王太子殿下)36歳

蜂蜜色の髪にエメラルドグリーンの瞳

第一王子は側室の息子なので、王位継承権はテオドールにある

父の無茶に応えてくれるクルーレ達に頭が上がらない

クルーレに恋敵認定されてから胃が痛くなっている。多分、そのうち穴があく



●オリヴィエ・ミスティー

ミスティー国、第一王女。20歳

蜂蜜色の髪にエメラルドグリーンの瞳

テオドールとは実の兄妹。

クルーレの麗しい女性的な顔と、強く適度に逞しい細マッチョスタイルに惚れ込んでいる

女王様遊びが好きだったせいで使用人達には嫌われ、今は自室に軟禁中



●オックス・サイス

ミスティー国、(元)魔剣騎士団、団長35歳

濃い赤土色の髪、濃い灰色の瞳

王妹であるリリアーナの次男

母親に似た傲慢さと思い込みの激しさにより聖女たちによくからむ

王の娘であるオリヴィエ様に好意を持つ為、姫が惚れ込んでいるクルーレが邪魔で仕方ない

真実を聞いて、それでも姫への恋心を捨てていない

クルーレに対してもちゃんと向き合おうと努力している模様。需要の無い、いい歳したツンデレ



●レオナルド・ミスティー


ミスティー国、第一王子。45歳

周辺諸国を旅しながら、時々生存報告としてお城宛にお土産を送る自由人

母親が獣人の側室だった為王位継承権は第三位。オリヴィエよりも低い

獣人譲りの体力と天性の魔法コントロールの持ち主

現世界において魔法による単独飛行が唯一可能な人物




リアーズ国内




●ピーター・リアーズ


リアーズ国、国王。

子供は姫が一人。58歳

金髪に青い目。ひょろりと背の高い日本人から見る外国人らしい見た目

幼い頃から女神を信仰しており、毎朝女神の山の方向にある窓を開けてお祈りするのが日課

なので愛子であるクルーレと、女神本人の登場により結構いっぱいいっぱいだった。二人の折り合いがついて良かったと誰よりも思っている


研究者気質で仕事優先なピーターはよく食事を忘れる

なので、まだ幼い頃のミッシェルは、よくサンドイッチやおやつを持って執務室でお絵描き。時折、父親の口に食べ物を突っ込みながらのお絵描きでした。



●ミッシェル・リアーズ


リアーズ国、王女。23歳

こげ茶の髪に青い目

婚約者が居て、数年内に結婚予定。お相手は宰相の息子。生真面目な性格がピーターに似てる

ミッシェル本人は、ファザコンという言葉を知らない




岡田家の人々


長男:智大(ともひろ)42歳

借金したり女に騙されたり、だいたいのバカはやっている。彼女と同棲中


次男:智則(とものり)41歳

介護士の資格を持つ岡田家一の巨漢。二番は美津

母の介護が大変だろうと実家に戻って来ていた


三男:智教(ともみち)36歳

岡田家唯一の既婚者。五男一女の大黒柱

口が悪いので子供が真似して奥さんが困ってる


四男:智明(ともあき)27歳

勤めていた会社を辞め、現在京都で飲食店経営

他にも色々始めて、将来的には家賃収入のみで稼げるようになりたい将来有望株


父:(あきら)74歳

いいところの会社に勤めていたが病気になり退職。その後母と共に病を乗り越え、苦労しながら成人するまで何とか子供達を育てた。頭は良く物知りで頑固

母の看病に人一倍気を使っていた


母:美智子(みちこ)享年66歳

世話焼きで自分の子供大好きな賑やか肝っ玉母ちゃん

女の子が欲しいと言う理由で出来るまで頑張って子沢山になった

体から癌が見つかり、闘病生活に不安もあったろうに子供の前では勤めて笑顔でいた



亡くなったあと骨壷の中で眠っていたらしいが女神様のうっかりに妖精として転生

生前は病気の為、髪は抜ける前にバリカンカットしたのに転生姿の妖精は黒髪おかっぱ

イメージはちび○子ちゃん。顔もちょっと似てる

雷属性であり、聖女の黒い雷を受けてから黄と黒どちらの雷も使える様に。力加減を覚える為、クルーレ相手に練習中(笑)

一応娘の花嫁姿を見たので、お楽しみで残っているのは赤ちゃんのみ


可愛い娘と新しく出来たダメ息子のおかげで、くじ引きの当たりを引いた様なささやかな日々を今日も楽しく送っている




その他




●女神様


波打つ黒髪、蘇芳色の瞳のボンキュボンでナイスバディな女神様


現在は瘴気浄化の為本体を女神の山のマグマの中に封印。今は分身体である妖精の姿で、クルーレ達と共にミスティー国で生活中


妖精姿は黒いワンピース、肩から垂らした三つ編み。片方か両方かはお母ちゃんの気分で変わります

女神は食事をお供えと認識し、供えてくれた人の気持ちで味が変化する。つまりは作ってくれた人の気持ちで味が違う

なので女神は聖女お手製の食べ物(甘い味)が好き


それ以外の人からの食べ物は高確率でしょっぱかったり酸っぱかったり辛かったり激辛だったりする。……お姉様や料理長達は複雑な気持ちで女神様に奉仕している様です



女神が妖精の姿で過ごしている、と知っているのはごく一部

料理長は偶然知ってしまった為、料理に影響が出てしまってます



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