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6   やり過ぎ

「よし、これでいいか」


禍天蒼月に血を塗り終わった。禍天蒼月の刀身は黒透明だった。どんな素材か気になって『鑑定』をかけてみた


【黒骸闇結晶 闇結晶に黒骸を大量につぎ込んで作られている、武器に使用するとスキルが付与されやすくなる】


なんかこえぇな・・・まぁ闇結晶の上位互換って考えとけばいいか・・・


「よっしゃぁ!試し切りだああああ!」


俺は叫びながら30分前にとった安宿から出た。


2時間後・・・


「うおおおおおおおお!楽しいいいいいいいい!」


俺は発狂していた。

良いんだよこの刀、品質も!デザインも!素晴らしい!

魔物が抵抗なく切れる!魔力で補強しなくても刃毀れしない!

さいっこうだあああああああああああああああああああああああああああああああ!


・・・と楽し過ぎて魔物を狩っていた、それはもう試し切りという名の虐殺だった・・・



ペルスギア=クーヴァリル 人間 男 Lv42


〈称号〉戦闘狂 ケルヴェールの森攻略者 進撃者 無慈悲な剣士


〈筋力〉1718

〈体力〉1718

〈速さ〉1718

〈魔攻〉1718

〈魔防〉1718


〈スキル〉罠術Lv10 投擲術Lv5 魔法多重発動Lv7 火魔法Lv10 水魔法Lv10 鑑定LvX 縮地Lv10 転移LvX 治癒魔法Lv2 瞬間転移Lv9 風刃Lv7 剣聖術Lv10 二刀流Lv10


〈ユニークスキル〉呪印侵食(ベルセルク)



禍天蒼月

〈攻撃力〉2862

〈魔力変換効率〉219%

〈スキル〉条件魔力吸収・血LvX 双龍剣LxX 自己覚醒LvX 自己修復LvX



俺と禍天蒼月がこんな感じになるくらいには・・・


結論を言おう、やり過ぎたと・・・具体的には『剣術』スキルの完全上位互換である『剣聖術』スキルを獲得しカンストさせ、『剣術』スキルの二刀流専用みたいな立ち位置の『二刀流』スキルを手に入れカンストさせ、風の刃を飛ばすことのできる『風刃』スキルをカンスト近くまで持って行き、ほとんど経験値が入らない魔物を狩ったにもかかわらずレベルが3上がり、禍天蒼月に『自己修復』なんてスキルが付いて狩りをしていた平原の魔物が絶滅するほどには・・・


そして俺は今困っていた。そう、


「魔物狩りすぎて素材が回収できねぇよクソがああああああああああああああああああああ!」


せっかく狩った魔物の素材が回収できないよどうしよう・・・


「放置するしかないよなぁ・・・はぁ、帰ろ」


そして俺はしょんぼりしながら街に入り、回収出来た分の素材を売り、安宿に戻った。


「あ、おかえりなさい!狩人さん!」


宿に入った瞬間10歳くらいの少女が出迎えてくれる。この宿の女将さんの娘、リリアだ。


「おう、だだいま」


そう言いながらリリアの頭を撫でてやるとリリアは嬉しそうに目を細める、うん、やっぱ可愛いね。ん?俺は断じてロリコンではない、ロリコンではないぞ、・・・ロ、ロリコンかな?


「お、女将さん、飯できてる?」

「できてるよ、さっさと食べな」

「はいよ」


俺がこの宿を選んだのには理由がある。

まずここらへんの宿では珍しい飯つきだから、

そして一泊で4000リエルといういい値段

あといくつかあるが大体この2つだ。


俺は飯を食い終わって自分の部屋に戻り、ここらへんの迷宮について調べていた。


「ん~と?アルクトゥルス北にあるアルクトゥルスの塔と?アルクトゥルス南にあるアルクトゥルスの洞窟かぁ・・・難易度は洞窟の方が低そうだな・・・こっちから攻略するか。よし決まったし寝るか・・・」








女将さんの名前は考えるのが面倒なので多分ずっと女将さんのままです

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