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四章 彼女は凛として咲く花の如く あらすじ
彼女は凛として咲く花の如く
「エクストラ その2」より少し前、五月の初め。時東浅葱は学校からの帰路の途中で、通り魔に襲われる。
「そこまでにしなさい」
そんな時東浅葱を救ったのは、同じクラスメイトの虚木小夜。
その日から時東浅葱は、抜群の美人ではあるが他人とは関わらない事で、クラスから浮いている虚木小夜に声を掛けるようになる。
この章は時東浅葱の視点から、普段の虚木小夜を映した物語。
同じ少女から小夜は、はたしてどう映るのか?
時東 浅葱
身長156cm 血液型B型 誕生日8月4日
白亜学園二年生で小夜、千鶴のクラスメイト。かつて警察官だった父を亡くし、今は母親と弟と暮らしている。小夜に通り魔から助けられて以来、小夜を慕い声を掛けている。
イメージカラーはスカイブルー。
数少ない小夜のマトモな友人。