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虚空の【セカイ】と魔女  作者: 白河律
虚空の【セカイ】と魔女  イラスト 登場人物紹介 設定 章あらすじ
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 挿絵(By みてみん)


 虚空の【セカイ】と魔女のイメージビジュアル


 挿絵(By みてみん)


 挿絵(By みてみん)


 ヒロイン小夜のイラストを きなこさんに頂きました!


  メイン登場人物


  虚木 小夜 (うつぎ さよ)


 身長162cm 血液型AB 誕生日 12月24日

 スリーサイズ B 89 W 59 H 87


 本作におけるメインヒロイン。

 イメージカラーは黒。

 私立高校白亜学園の2年生で現生徒会長。長い艶やかな黒髪と優れた容姿、どこか物憂げな雰囲気を持っている少女。その容姿や雰囲気、友人の嫌がらせで生徒会長に選ばれたものの今も昔も変わらず、日々を怠惰に過ごしている。

 口癖は「なんて面倒」

 父親は海外赴任をしており、母親とは幼い頃に死別。

 高級マンションに、黒猫のエドガー・アラン・ポーと暮らしている。

 杏仁豆腐と深夜ラジオ【オトギゾウシ】を好むかなりの甘党。

 昔、母親にピアノを習っていた。

 そんな彼女は【魔女】。その実力は抜群。

 その杖は蒼い鎌。


  殻木田 順平 (からきだ じゅんぺい)


 身長168cm 血液型O型 誕生日 10月12日


 白亜学園の1年生で生徒会に雑用として出入りする少年。人当りが良く人も良いため、人の頼みを断らず、様々な部活動の手伝いもしている。

 イメージカラーは灰色。

 小夜と千鶴が魔女であることを知っている数少ない存在。

 過去に家族を亡くす事故に遭っており、心に深い傷を負っている。

 頬の傷跡はその時のもの。

 昔、剣道をしていた。

 口癖は「こんにゃろう」


  古谷 千鶴 (ふるたに ちずる)


 身長160cm 血液型A型 誕生日9月7日

 スリーサイズ B 84 W 58 H 83


 白亜学園の2年生で生徒会副会長。明朗快活で面倒見がよく、きっちりと物事をこなす優等生。だが小夜にはネコ被りと言われている。小夜とは幼い頃からの付き合いで幼馴染。彼女と同じく【魔女】。

 イメージカラーは紅。

 しかしその実力は小夜に一歩劣り、彼女が現代文明の機器、あるいは魔女としてのコネを利用した情報収集に疎いため、これらを受け持つことも多い。

 彼女の家である古谷家は、近隣の魔女を束ねる古い家であり、結構な力を持つ。

 髪型は後ろで結っており昔、小夜から貰った髪飾りを今でも付けている。

 杖は紅い刀。


  山岡 響  (やまおか ひびき)


 身長165cm 血液型A型 誕生日6月4日


 白亜学園一年生で剣道部に所属している少年。昔から続けているが芽はあまり出ていない。その事で棺の怪異を見てしまう。

 メガネを掛けていて、ラノベやアニメへの知識も深い。

 イメージカラーは緑。

 ゲームセンターに置いてある某ロボットゲームが上手い。

 「自身を殺す、その棺」に初登場。


  時東 浅葱 (ときとう あさぎ)


 身長156cm 血液型B型 誕生日8月4日


 白亜学園二年生で小夜、千鶴のクラスメイト。かつて警察官だった父を亡くし、今は母親と弟と暮らしている。小夜に通り魔から助けられて以来、小夜を慕い声を掛けている。

 イメージカラーはスカイブルー。

 数少ない小夜のマトモな友人。

 「彼女は凛として咲く花の如く」に初登場。



  境 ふたみ (さかい ふたみ)


 身長154cm 血液型AB型 誕生日8月14日


 白亜学園一年生で生徒会書記をしている少女。

 占いや、タロットをしては時々、意味深な言葉を残す事がある。

 しかし誰にでもするという訳では無く、気になった相手だけらしい。

 イメージカラーは紫。

 かつては占い師の母がいた。母は当ると、評判の占い師であった。

 「古谷千鶴の事件簿 1 恋獄迷宮」に初登場。



  用語集


   【セカイ】


 小夜達が存在し、暮らす世界の事。

 実は既に滅びた現実世界を元に、ひとのそれでも続いて欲しいと願った〝日常〟を再構成した仮初めの世界でもある。概ね2010年頃の世界が元となっている。

 この世界は天国でも地獄でも無い為、現実と同じく幸福と不幸が存在する。

 その為、人々の共通意識で作り出されたこの世界は、幸せを感受し肯定されるからこそ存在できるものである反面、悲しみや怒りといった不幸の形で否定されると壊れて維持出来なくなるという危うさも持ち合わせている。

 魔女達には日々生まれる怒りや悲しみが、夜の空に付く疵やヒビという形で常に世界を壊している様が見えている。


   怪異


 この世界ではその身に訪れた不幸に対して、当事者が耐えきれなくなり、行き所の無い感情が‶日常〟では起こりえない現象、事象、事件を起こす事がある。ある意味では魔法とも奇跡とも、呪いとも呼ばれてもいいもの。

 怪異とはそんな事柄に対して魔女達が名付け、呼んでいる通称。

 日常で起こりえない事柄は人々のこの世界に対する認知を変えてしまう恐れがある為、魔女達は事の発端となった当事者の不幸の感情を、それ以前の幸福な記憶ごと削除、刈り取っている。


   魔女


 この世界における管理者に近い存在。

 ひとの想いで造られているこの世界を存続するために、世界の各地で活動している。

 その主な活動は、この世界を呪い、否定し世界の崩壊に繋がる個人の想い、不幸な記憶の削除。この世界の形を大きく変容させかねない怪異の痕跡の排除。

 魔女達の中では刈り取り、と呼ばれている。

 魔女達は各地で認められている組織に登録する必要があり、それをしないはぐれ者は怪異と同じものとして追われる事になる。

 小夜達の街は千鶴の家、古谷家が管理を担っている。

 魔女達の権限は大きく、要請すれば警察や医療組織など、かなりの組織や団体に融通が利く。


  魔女達の杖


 小夜達、魔女が振るう杖。

 この世界がひとの想いで造られた世界であると知っている者達が使う事のできるもの。

 この世界がひとの想いで出来ているのなら、自身の想いで世界の理を捻じ曲げる為の【セカイ】というシステムに干渉する為のショートカット。

 この力を使うためには世界を肯定し、奇跡を信じる想いか、あるいはこの世界を呪い、否定する程の強い想いを必要とする。

 その特性のため、個人によって形状や性能が大きく異なる。

 日常に存在しない、してはいけないそれは怪異と同じ魔法や奇跡、呪いの類。

 それらは、同じコインの裏表の存在。どちらも異端である事になんら変わりはない。



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