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百花恋歌  作者: 妃蝶
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第四話 黒鳥と白百合(前編)

 そこまで長くはなりませんでした。

「今日も疲れたねぇ~。」

 汗をタオルで拭って着替えを始めた唯花の言葉に、瑠南は頷いた。

「ゴールデンウィークなのに、ウチらは結構真面目だよねぇ。」

「本当だよね~。ユイもそう思う。」

 ここは、夢花バレエの女子更衣室。今日は五月四日、ゴールデンウィーク真っ最中でありながら彼女達は五月三十日の本番に向けて、午後一時から、今現在午後五時過ぎまで自主稽古に没頭していた。

「疲れたね。」

 着替えながら、唯花はそう言って瑠南を振り返った。

「うん。」

 瑠南は笑って頷いたがその笑みは、心の中とは違うようである。

(足が、すごく痛い・・・!)

 さっき、三十二回転直後にバランスを崩して捻った右足首が、ジリジリと焼けつくような痛みに襲われている。レッスン中は、残り時間が少なかった事もあってか、何とか我慢できたが、そろそろ限界が近いだろう。

 早く帰って処置をしようと思った瑠南は、痛さを必死に我慢して、着替えを始めた。

 一方、唯花はもう既に着替え終わっていた。

「ねぇ、瑠南、」

「ん?」

 笑って答えてあげたかったが、痛さで顔が(こわ)ばる。でも、唯花は急いでいるようで、それには気付いていない。

「ユイ、今日ピアノだから、お先して大丈夫?」

 彼女は、ピアノを週一で五歳から習っている。瑠南は何度か、唯花の通うピアノ教室の発表会を見に行ったことがあるが、唯花のピアノの腕前はかなりのものである。

 前に唯花は、バレエと同じ位ピアノを愛していると言っていたので、レッスンに遅れてはきっと困る筈だ。

 瑠南は、痛さに耐えつつジーンズを穿くと、こう言った。

「うん、大丈夫だよ。ピアノ頑張ってね。」

「ありがとう!じゃあ、またね。」

 唯花は手を少し振ると、急いで春物の白いショートブーツを履いて、ドアを開けて出ていった。

 手を振って唯花を見送った途端、瑠南の笑顔は、苦痛によって歪んだ。額には冷や汗が浮かび、捻った箇所の焼けつくような痛みが益々ひどくなっていく。

(痛い!)

 きつく瞑った瞼に熱い涙が滲んで、睫毛に吸い取られる。何とか着替えは終えたが、足首が痛くて上手く歩けない。

(これじゃ帰れないよ・・・。)

 睫毛が吸い取れなくなった涙はついに目から溢れ、瑠南の頬を伝い落ちる。辛くなった瑠南が、崩れるようにその場にしゃがみこんだ時、ドアが何度かノックされて、

「誰か居るの?瑠南?」

 凜の心配そうな声が、瑠南の耳に届いた。瑠南は、声を振り絞るように返事した。

「はい、瑠南です。」

 途端にドアが開いて、凜がすっと入って来た。彼女の手には、四角い小さめの茶色い箱。救急箱のようだ。

「足、挫いたでしょ。あ、そこに、足を無理ない程度に伸ばして座ってちょうだい。」

 凜は睫毛を伏せ、手早く処置の準備をしながら、淡々と言った。その表情は、感情が読み取れなくて、『無表情』にぴったり当てはまる感じの表情をしている。

(でも、凜先生は、どうしてわかったんだろう?)

 疑問に思いながらも、大人しく座って足を伸ばす瑠南。凜は、瑠南の華奢な白い足首を、正座した自分の脚の上に乗せて冷たいガーゼで優しく拭きながら、睫毛を伏せたままで口を開いた。

「私も、ロシアのバレエ団に居た頃、一時期だけどオディールを踊ってたことが有ったんだよね。」

「凜先生もですか?」

 凜は手を止め、顔を上げて瑠南の目を見て微笑した。

「うん。ほんの一時期だけ、ね。」

 そして、また処置を開始する凜。瑠南の足首に、温かいタオルが当てられる。

「捻った時は、温かい方がいいんだって。」

 瑠南の足首のタオルを両手で押さえて、凜は、先程の話の続きを話し始めた。

「私も、オディール踊ってた頃、朝早くから夜遅くまで回転の練習をずっとしててね。もう、一心不乱に毎日回ってたよ。それで、よく足捻ったり痛めたりしてた。」

 瑠南の足首のタオルを外して、片手で足首を落ちないように痛くないように支え、もう片手で救急箱から器用に冷湿布を取り出し、セロファンを剥がす凜。

 瑠南は、痛む足首が、凜の白くて長い指で支えられているだけなのに、痛みが和らいだ気がして不思議だった。凜は、また前のように睫毛を伏せて瑠南の処置をしつつ、淡々と話しだした。

「昔、足捻った時、私はその頃何も知らなくて、ただ冷たい湿布貼ってた。でも、それを見たロシア人のアリーナっていう、同じバレエ団の友達がね、『足を捻った時は、冷やすより温めた方がいいのよ。』って言ってくれて、試してみたの。そしたら、すぐに治った。」

「凄いですね、アリーナさん。・・・どんな方なんですか?」

「ん~とねぇ、身長は瑠南と私の間位で、色白で細い。髪は白に近い金髪で、大きい目は綺麗な紫色なの。」

「へえ・・・、む、紫!?」

 瑠南はすっかり驚いて、口を半開きにしたまま、凜を見た。凜は、「口開いてるよ。」と、瑠南の口を、自分の右手の親指と人差し指で閉じて、笑った。

「あはは、そんなに驚かないで!・・・、まぁ、それは珍しいでしょうけど。でも、世界中の、1%だったか2%の人は本当にそうらしいよ?」

「じゃあ、アリーナさんも本当に?」

「うん。本当に綺麗な、アメジストみたいな紫の瞳。いつもキラキラしてたっけ・・・。明るい性格の()で、私と同い年。日本語も少し話せるの。・・・まあ、私が教えたんだけどね。」

 少女のような明るい瞳で語る凜。その表情はとても懐かしそうで、楽しそうで、瑠南が初めて見る凜の一面だった。

 他の生徒と居るときには、決して見たことの無い凜の一面に、瑠南はたまらなく嬉しくなった。思わず瑠南の頬に紅みが挿した瞬間、凜がすっと顔を上げた。

「あのさ、瑠南、」

「は、はい?」

 紅いであろう頬を、凜に悟られぬように、瑠南は曖昧に笑んで首をかしげた。

「無理は、絶対にしないで。」

 凜が瑠南に向ける瞳は、真面目そのもので、少し愁いと哀しみが隠っているようにも見て取れる。瑠南の瞳も、まっすぐに凜の瞳を見つめた。お互いの心の中が、わかってしまいそうな程にぴったりと合った視線の中、瑠南は頷いた。

「はい。」

「私達講師は、あなたに期待しているから。瑠南は、同じクラスの生徒達に比べて、バレエのレベルがかなり上なの。今すぐにでも上のクラスに入れる位に、ね。」

「えっ・・・?」

「・・・まあ、そういう事だけど、そういう訳にもいかないじゃない?でも、その位、あなたのレベルは同年代の子達に比べて上よ。・・・だから、期待してもいいよね?」

 首を少しかしげて、凜は瑠南に訪ねた。瑠南は、力強く頷いてみせた。

「はい。期待に応えられるように、頑張ります!」

 凜はそれを聞いて、安心したように微笑んで、瑠南の頭を優しく撫でた。

 途端に、瑠南の心臓は(うるさ)くリズムを刻み出す。でも、それは、妙に心地の良いリズムで、凜の手指の感触も相まって、瑠南を、

(ずっと、こうしていたい。)

 という気持ちにさせた。

(時間が止まってしまえばいいのに・・・。)

 無情にも、既に午後五時半。空はきっと、夕焼け空だろう。

「帰ろっか、瑠南。」

「・・・そうですね。」

 瑠南は、バス停まで凜に支えられて歩いた。

 二人が見上げた空は、案の定、綺麗な茜色に染まっていた。


「どの花にしよう~?」

 夜、璃華は両親と共に、花のカタログを見ていた。瑠南は入浴中。そのため、瑠南には内緒で、バレエの発表会の時に瑠南に渡す花を今、三人で選んでいるのである。

「ガーベラなんて、どうだろう?可愛いし、カラフルだし、良くないか?」

 ソファーに腰を下ろして言ったのは、璃華と瑠南の父・高原博和(たかはら・ひろかず)だ。彼は脳外科医をしており、多忙な毎日を送っている。緊急の手術などで家に帰れない日もしばしばだが、それでも家族と過ごす時間を大切にする、心優しい父親である。

「それ、去年と同じだよ。」

 母が笑ってつっこむ。彼女は、クールで器用な良妻賢母だ。四人姉妹の長女であることに加え、エリート一家に育ったためか、しっかり者である。

「私は、ピンクと白のバラが良いと思うけどね。私、バラ好きよ。」

「いやいや、ママに送る訳じゃないから。」

 璃華は、思わず笑った。母は、(まれ)にボケをかますタイプである。

「ウチは、これ。この、白い百合が良いと思うなぁ。」

 璃華が指差したのは、『カサブランカ』と呼ばれる種類の、大輪の花を咲かせる白百合であった。六枚の花びらは緩く反り返っており、その花の色は、混じり気の全く無い純白である。良い香りのする百合で、人気が高いそうだ。

「へぇ、カサブランカかあ。うん、良いんじゃないかな?なぁ、ママ?」

「うん、そうだね。真っ白で綺麗だし。じゃあ、璃華が選んだカサブランカにしようか。」

 両親の賛成を得て、璃華は内心ガッツポーズをした。

 この花を選んだのには、大切な思いが込められているからだ。

 昨日、璃華がネットで調べてわかった百合の花言葉は、『純粋』、『無垢』、『威厳』。カサブランカの場合は、この花言葉プラス『高貴』だ。

 この前、黒鳥の衣装を試しに纏っていた瑠南を見て、璃華は姉の姿に、オディールの『威厳』を感じた。

 そして同時に、瑠南の、凜へ対する恋心を、璃華は思い浮かべた。『無垢』であり、誰にも汚す事などできないであろう『純粋』で『高貴』な想い。それこそが、黒く美しい衣装を纏っていても決して変わる事などない、純白の貴い恋心である。

 こうして、瑠南の姿に全てを感じ取った璃華は、瑠南に送る花をカサブランカに決めたのだった。

 

 発表会前日の、五月二十九日の放課後、璃華は、部活が休みの茅祐と二人、三組の教室に残っていた。

「嘘、マジで?」

「うん、マジでそう言ったの!」

「キャハハっ、うけるー!」

 茅祐は笑い声も大きいため、隣のクラスまで響くそうだ。この前、茅祐の笑い声が一組に居る桜まで聞こえた、と桜自身が語っていたのが記憶に新しい。

 茅祐が、何か言おうと口を開きかけた直後、教室の扉が開いて誰かが中に入って来た。一人ではない、二人だ。

「だっ、だっ、誰!?」

 慌てふためいて振り向いた茅祐の目先には、バレー部の低身長・高身長コンビ、純也とルイスが笑って立っていた。

「んもー、びっくりさせんなよ!」

 頬を膨らませた茅祐を見て、純也は腹を抱えて笑った。

「ハハハっ、ごめん、ごめん!いや、だってルイスが『忘れ物してきた』って言うからさ。」

 純也に指を差されて、ルイスは頭を掻いて恥ずかしそうに笑った。端整な顔立ちのためか、妙に様になって見える。

「いや、ごめん!タオル忘れてさ。」

 自分のロッカーを(あさ)るルイス。三秒後、「あった、これだ。」と言いながら、青いタオルを引っ張り出した。

 一方、純也は璃華に質問があったようで、思い出した、と言わんばかりに璃華を見た。

「璃華、」

「何?」

「明日って、もしかして、瑠南のバレエの発表会?」

「え?うん、そうだけど。」

 璃華は頷いたものの、内心、

(純也がこんなこと聞くなんて、なんか意外だな。)

 と思わずにはいられなかった。

 純也の方は、ただ

「ふーん、そっか・・・。」

 と何回か頷いて、目を璃華から逸らした。璃華は、僅かに、彼の頬が紅いのに目敏(めざと)く気付いた。

「あっ!あんた、もしかして!」

 璃華の突然の大きな声に、一同は肩をビクッと震わせた。

「びっくりさせないでよ~。」

 はー、とため息をついた茅祐に、璃華は「ごめん。」とだけ手を合わせて、また純也を見た。

「純也、あんた、」

「何だよ?」

「瑠南のこと、好きなんでしょ!」

 (しば)し、沈黙が続いた後、純也は真っ赤になって否定した。

「バッ、馬鹿じゃねーの!違うしな!」

 その言葉で、普段は爆笑なんて滅多にしないルイスでさえも一緒になって、三人は笑い転げた。

「わ、笑うなよ!マジで、瑠南なんて眼中にないから!」

「怪しいなぁ。・・・アハハ!」

 そう言ってまた笑い出したルイスを軽く一蹴し、しかめっ面の純也は、額の汗を拭って呼吸を整えると、

「じゃあな。」

 とだけ言って、ルイスと共に教室を後にした。

「ふーん、そうゆう事ねぇ、フフフ・・・」

 茅祐は、璃華の目を見て、不審な笑みを浮かべていた。

「怪しいね、純也。」

「茅祐もそう思うでしょ?」

「うん、とても。フフフフフフ・・・」

「だよねえ。」

(きっと純也は、瑠南のことが好き。)

 でも、瑠南の、黒鳥に秘めた白百合のような心を知る璃華にとっては、純也が不憫に思えてならなかった。

(ウチと同じだね、純也。)

 純也の叶わぬであろう恋心(?)に、自身の、凜への叶わぬ恋を重ねてしまう璃華なのであった。


(ついに明日かあ・・・。)

 その夜、凜は、コーヒーを飲みながら、自室のカレンダーをじっと見つめていた。

(瑠南、大丈夫だろうか?)

 瑠南は、プレッシャーには強いようなので、メンタル面での心配は無用だろう。

 しかし、凜の心配は、瑠南の『足』にあった。

 ゴールデンウィーク中に右足首を痛め、三十二回転の二十回目辺りからのバランスが上手くとれなくなっていた瑠南。一応、自主稽古の甲斐もあってか、一週間程前にやっと、前のような美しい回転に戻ってきていた。でも、急にまたバランスが崩れるようになる、というアクシデントも、バレエでは無きにしも在らず、だ。『最悪』のケースも、考えなくてはいけない。

 凜も実際、現役時代に同じような経験をしている。いや、瑠南よりも、もっと残酷で悲しい経験だ。

 三年と少し前、ロシアのバレエ団に在籍している、将来有望なバレリーナであった二十七歳の凜は、バレエ団の冬の短期公演『白鳥の湖』で、大役・オディールを任されていた。

 このバレエ団には、オディールを演じたバレリーナは、いつか必ずプリンシパル(『プリマドンナ』ともいう)になれる、という噂までまことしなやかに流れていた。そのためオディールは、バレエ団にとって特別な役なのである。

 当然、凜もオディールに憧れていたので、嬉しくて、毎日張り切って、朝も夜も自主稽古に励んでいた。十分細いのに、凜は食事制限を続け、体重はどんどん減っていった。更には、生理まで止まってしまった。それでも尚、彼女は、過度な食事制限と練習を続けた。

 そしてついに、本番一週間前の通し稽古中、凜は、三十二回転の途中で目眩を覚え、その場に倒れてしまった。意識こそ有るものの、倒れた勢いで左足の靭帯を痛め、足首も捻挫した。

 幸い、『白鳥の湖』の中に出てくる四羽の白鳥の内の一羽役で、ロシア人で凜の親友のアリーナ・ジナーイシェワが、応急処置を施してくれたので、捻挫の方は大事に至らなかった。

 しかし靭帯の方は、両親と兄が医師であるアリーナにも、どうしようにも出来ず病院へ。手術を受けるため、凜は入院となり、黒鳥は代役が踊る事となった。

 手術は無事成功。後遺症も残らずに済んだ。(術後の傷は、うっすらとまだ凜の左足に残っている。)

 だが最悪な事に、バレエ経験のある医師に『プロへの道は諦めなさい。』と言われてしまった。バレエは続けても良いが、過酷なプロへの道は諦めろと言われたのだ。仮に、プロのバレリーナになって、また同じような怪我をして同じような事になったら、次はバレエはおろか歩く事さえままならない、バレエを続けたいのなら講師で限界だ、と。

 凜は、必死に医師に食い下がった。泣いて医師に食い下がった。しかし、凜が何と言おうと、医師は同じ事を繰り返すばかりだった。

 そうして退院後、凜は二十七歳の若さで、バレエ団を退団したのである。

 バレエ団を去る日の、一番の親友であったアリーナのうるんだ紫色の瞳を、凜は今でも忘れられないでいる。

(アリーナ、元気かなぁ・・・。)

 自分の、短い髪に指を通す凜。背中の下まであった長い艶のある黒髪は、日本に帰国した当日、失望して涙さえ出なかったあの日に、バッサリと切った。髪が切られていく様子を鏡で見た凜は、ロシアでの、花のような歳月や思い出がどんどん失われていくように感じて、ただやるせない思いに襲われていた。

 その刹那、凜は、自分が自分に犯した『罪』をはっきりと知った。もうどうしようにもならない罪に、やっと気付いたのだ。凜は、家に帰ってからその罪を死ぬ程に悔いて、心の底から泣いた。これからの毎日の自分の心が、抜け殻のようになってしまいそうで、怖くて、泣いた。

 だから、自身と同じ黒鳥を演じる瑠南には、同じ気持ちを味わわせたくなくて、『無理は絶対にするな。』と言い聞かせてきた。

 そして凜は、神に祈った。

(瑠南が、黒鳥を無事踊り切れますように。私と同じ事にだけは、私の命に引き替えても、絶対になりませんように。)

 今宵は、綺麗な三日月の夜。凜の願いは、果たして神に届くのだろうか?

 どうでも良い話、皆様ご察しの通り、唯花ちゃんは良いお家のお嬢様でございます(笑)。

 (まあ、瑠南・璃華もお父さんが脳外科医なんで、かなりのお金持ちなのですが。)

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