表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/119

85.武具鑑定

「…はい、フィエンゴのライニィさんとハルバさんですね。証明を」

「…このとおり、どんな魔法陣も触れても反応しません。ほら、ハルバも」

「ん~、ひんやりして気持ちいいな」

「はい、確かに連絡どおりです。では奥に」

「はい。…いつまで触れてるの」

「あいよっ」

「…フィエンゴから来ましたライニィです。武具を見ていただきたいのですが…」

「うん?…ああ、国から言われてたのか。どれ、そこのガキの持ってんのも貸してみな」

「よろしくお願いします」

「頼むぜ、おっちゃん」

「おっちゃん言うな。……全く、あの村の鍛冶師は…」

「どこか、良くない部分が?」

「…というか、寧ろ良い部分しかねぇってどういうこった、こんちくしょう!」

「どうした、おっちゃん」

「てめえんトコの鍛冶師はどういうヤツなんだ!こっちが調べてさらに改良してたら次の時にはそれよりさらに進歩しやがる!一歩進みゃあ二、三歩進みやがって!」

「…ニャムルさん、知らず知らずの内に嫌みなことをしてたみたいね」

「ニャムルさんすげー!ここらへんのヤツよりずっと硬いの作ってるよなー!」

「ぬあぁぁぁっ、プレートメイルもかぁぁぁぁぁっ!!」

「ねぇおっちゃん、この弓柔すぎだよ!」

「くそぉぉぉぉぉ!!」

「…ハルバ、適当にやめてあげなさいね」

■ □ ■ □ ■ □

工房で、主任の親方が狩人たちの武具を見て唸っています。

夕方になっても、親方は武具を見続けていましたとさ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ