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9.ノーベルト日記·1

俺はノーベルト、公国領で商いをする商人だ。

俺は4ヶ月に一度、地方の村に物々交換による珍品、名品の仕入れに行く。

そんな中でもとびきりの品がある村の、とびきり愉快なヤツらについて、記そうと思う。

頼りになる、友人のような護衛だ。

■ □ ■ □ ■ □

○月☆日。晴れ。

今日はいよいよあの村だ。

今回はどれだけの素材が手に入るのか、どんな新素材があるのか、前日の今から楽しみだ。

俺も若い頃は無鉄砲な冒険者だったせいか、未だに『未知』という物に目がない。

しかも、それだけじゃない。

この時だけ会えるアイツ等の成長が、早く見たくてしょうがない。

毎回会う度にその身につけている装備がより強く、より美しくなっていく。

腕の立つ鍛冶師が、あの村にいるそうだ。

はてさて、今回の取引はどうなるのだろうか?

■ □ ■ □ ■ □

「や、今回もよろしく頼むぜ、アダガフ」

「おう、一応表にまとめといたから、そっちで確認してくれ」

「あいよ、了解だ。お~い、品物確認、それから受渡商品確認してくれ~!」

『わかりました!』

「いい返事だな、こりゃあ将来が楽しみか?」

「ふっ、まだまだ交渉は半人前さ。…さて、話し合いといきましょうか、アダガフ村長?」

「かつての仲間といえど、交渉相手となれば話は別…だろ、ノーベルト殿?」

「その通り。じゃ、こっちの馬車の中に来てくれ」

〇 ● 〇 ● 〇 ●

ノーベルトさんはおじさんくさいですが、20代後半の若者です。

対してアダガフ村長は既に30代に突入してます。

ちなみにノーベルトさん達公国商人隊は全員紫がかった黒髪、村の皆々様は全員黒髪です。


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