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8.挨拶はしっかりと

「おはようございます。ご無沙汰してます、ノーベルトさん」

「おお、4ヶ月ぶりだなライニィちゃん。で、ハル坊は…」

「おっはようございま~す!!」

「おおう、今回は起きてんな。よしよし」

「へへ、俺も成長したってことよ!」

「…今回で依頼したのは12回目だけどな。もうかれこれ4年か」

「数えてみれば23回も仕事中に寝てたのね…今回だって昨日私が(強制的に)寝かせて、今朝も(鳩尾に肘を食らわせて)起こしてやっと成功だし」

「ままま、細かいことは気にせず出発しましょうや皆さん!」

「調子いいヤツだな、全く…。お~い、護衛が来たから、そろそろ出るぞ!!」

「俺らが来たからにはもう安心、南に向かって、さあ行こ~!」

「ハルバ、不安を煽らないでね」

「おう、了解だ?」

「…ハルバだけが不安だ」

■ □ ■ □ ■ □

村から馬車が数台、連なって進んでゆきます。

簡素な布の服に剣を背負った少女は、先頭の馬車の上で跳ね回る、自分と同じような服で戦鎚を背負った少年を、呆れた様子で眺めていましたとさ。


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