幕間~だんしんぐがーる~
「…では、次は38番の方です!38番、どうぞ!」
「は~いっ!38番、いっきま~す!」
…♪♪♪~♪♪
「ふんふんふふんふんふん♪」
「こ、これは…っ!まさか…!?」
♪~♪、♪♪
「らんらん♪るんるん♪」
「ま、間違いねぇ!…我らが主様が帰って来たんだ!!」
♪♪♪♪~♪~♪
「私たちじゃ役不足ね…主様とは…」
「流石主様…わたくし、惚れ惚れいたしますわっ!」
♪♪♪~…♪!
「~っ、いぇいっ!…みんな、ありがとー!」
『主様…主様ぁぁぁあぁぁあぁぁ!!』
「な、なんと38番は…主様でした!!いつお帰りになられたのですか!?」
「ん~、ちょっとみんなが気になって、ついさっき帰ってきたんだ♪」
「私たちを気にかけて下さったのですか…!聞きましたか、皆の衆ぅぅぅ!!」
『おおぉぉぉぉ!!』
「我らが主様は、帰ってこられたぁぁぁぁぁぁ!!」
『万歳!!主様、ばんざ~い!!!』
「えへへっ、ありがとう、みんな!じゃあもう一曲、いっていいかなっ!?」
『わぁぁぁぁぁぁあぁぁああ!!!』
「主様、私たちもご一緒してよろしいですか!?」
「主様、どうかわたくしも!!」
「勿論だよ!…それじゃ、いっくよーっ!!」
『いえぇぇぇぇぇぇぇぇい!!』
■ □ ■ □ ■ □
とある大陸の、とある国の祭りに現れたのは、水色の髪の少女でした。
人々は少女と共に、楽しい一時を過ごしましたとさ。