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Sleeping―今は、おやすみなさい。

「すー…すー…」

「漸く…落ち着いてきたみたいですね」

「うん。どうやら『2人』を出したのが正解だったみたい」

「あの方々からの言伝…こうなることを予測していたのではないかと思うような内容でした」

「…そうだね。『2人』は今でも…。じゃあ、私はお話したらここを出るよ」

「どちらへ行かれるのですか?」

「そうだね…強いて言うなら…全部、かな」

「…なるほど。それは有意義だと思います」

「まぁ、私のやったことだし、ね。…それはそうと、前から聞きたかったことがあるんだけど」

「はい?」

「キミ…もしかしなくても…好きなの?」

「…はい。私が生まれた時、一番最初に見たこの方に…一目惚れです。…あなたも、ですよね?」

「一目じゃないけど…うん、大好きだよ。…負けないからね」

「望むところです。相手があなた様でも譲れませんから」

「今回のことで私の株が上がってるはずだから、私の方が有利かな?」

「私も頑張りました!せいぜい同程度だと思いますが?」

「……………」

「……………」

「すー…すー…」

「とは言っても…」

「十中八九誰だか覚えていないでしょうね…」

「あんな状態だし…むしろ株が上がったのは『2人』な気がする…」

「私も、そう思います…」

「すー…むにゃむにゃ…■■■…この仕事…」

「こんなこと言ってるし…」

「「はぁ…」」

「お互い、頑張りましょうか…」

「そうだね…■■■■■…」

「はい、■■■様…」

「あ、■■■でいいよ。もうそういった存在じゃなくなったから」

「…ですが」

「いいったらいいの。それに…■■■■■のことは個人的には好きだから」

「…分かりました、■■■」

「ふふ…改めてよろしくね?」

「はい、よろしくお願いします」

「すー…ん…■■■■…サボるな…」

「…とりあえず、起きるまで待とっか…」

「お茶を煎れてきますね」

「ありがと。煎れてる間に起きたら伝えるよ」

「はい。それでは…少々行ってまいります」

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