66/119
60.神様に罰ゲーム。《前》
「神様!また臨時書類をため込んでいますね!?」
「ウィ、ウィレイナ!?あ、いや、だって…」
「…だって?」
「え~と、その…眠いし♪」
「彼の者に鉄拳を、『エナジーアッパー』」
「ぐばぁ!!…あ、あの、ウィレイナ…さん?」
「はい?」
「無属性の威力は、俺と同程度なんだから…もちっと手加減を…」
「反省の気が無いようでしたら、もう2、3発如何ですか?」
「すいませんすいませんごめんなさいごめんなさい!」
「あの地に住むとある方は言いました…」
「え?何の話?」
「反省させるには罰を与えよう、と」
「ひっ!!?」
「ということで明日をお楽しみにしてくださいね?それから今日は早めのご就寝をお願いします」
「それって何か仕掛けるってことだよね!?そうだよね!?」
「私もお手伝いしますから、早めに終わらせましょう、ね?」
「…イエス、アイ、マム」
「ふふ…いいお返事です」
「…ひぃぃぃ…」
■ □ ■ □ ■ □
神様と精霊さんはお仕事をしています。
暗い雰囲気の神様と、とても楽しそうな精霊さんは、とっても手早くお仕事を終わらせましたとさ。