表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/119

57.だ~れだ?

「だ~れだっ!?」

「うおっ?何だ何だ、目の前が真っ暗だ!」

「ふっふっふ~、私が誰だか当てられたら離してあげるよ!といっても無理だろうけどね!」

「なぬ!?…え~と、ライニ、じゃないなこの匂いは…」

「…匂い?声じゃなくて、匂いなの?」

「う~む、ていうかここ風呂場で俺入浴中だから男か?いや、でも雄の匂いじゃないし…」

「お、雄って君…獣じゃないんだから…」

「でも気配感じなかったし…?」

「さあ、どうしたどうした?もう終わりか?」

「あ、じゃあふと浮かんだ謎の言葉で…」

「名前じゃないの?それに謎の、って一体何?」

「それじゃはりきって宣言するぜ!」

「いや、別にはりきりは要らないよ…なんかあの子に似てるなぁ…」

「…ジェイス!って、どう?」

「!?」

「お~い、どうしたんですか~」

「…ま、約束は約束だし…うん、離してあげる。…はい。私はジェイス、じゃあね♪」

「え?ちょっとま……あれ、誰もいない?」

『ハルバ~、のぼせてるの~?』

「いや、大丈夫~!…何だったんだ???」

■ □ ■ □ ■ □

「はぁ、深層部分が少し絡み合ってるのかな~?」

「どうしたジェイス、何かあったんか?」

「うん…あの男の子に目隠しして遊んだの。だけど、流石に『入ってる』だけはあるね。私の名前を言い当てたよ」

「そりゃまあきちんと別れてるようで混ざってるし?…さて、雑談はここまでにしますか」

「は~い。じゃ、私はまた集めてきますね」

「ああ、頼むわ」

「では、行ってまいります♪」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ