表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/119

18.知恵袋と護衛の少年

「…で、あなたが私の付き添い、ってことね?」

「うん、俺がヴェステさんを護衛するよ!」

「ふ~ん、ま、私に逆に守られないように頼むわ」

「は~い!!」

「…本当に大丈夫かしら」

■ □ ■ □ ■ □

「それって…6年前だったか?」

「もうそんな昔なんだなぁ…っと、ヴェステさんが戻ってくる前に済ませるよ?」

「あ、スマン。続きをどうぞ」

■ □ ■ □ ■ □

「あったあった、この種類の薬草は余り無いのよね」

「ヴェステさん、これ以上奥は確か長から言われた『区域』の外だよ?」

「そんなの珍種の調合用薬草に比べれば何てこと無い決まりよ。それに、村の若き知恵袋と呼ばれる私が何も獣対策をしてないワケないじゃない」

「それだったら長だって知ってるよ?その長にヴェステさんを行かせるな、って言われてるんだ」

「過保護ね、まったく…。私なら心配はいらないわ。行きたくないならここで待ってて。終わったら戻ってくるから」

「あ、ヴェステさん!…僕も行かなきゃ!」


〇 ● 〇 ● 〇 ●

ヴェステさんは今も昔も猪突猛進です。

夢中になると周りなんて映りさえしませんし、とある趣味に関することをしている時は規則の1つや2つは軽く無視します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ