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11.ノーベルト日記·3

〇月∑日。

やはりアイツ等は最高だ。

今までにも依頼中にリザードラットに出くわしたことはあったが、対処が格段に早くなった。

武具だけでなく、体も大分鍛えたらしい。

次の時も楽しみだ。

手に入れた素材に関しても、文句はない、というより出せたら大物だ。

あの地域のみにいる獣の素材はほとんどあった。

王都なら貴族様たちが享楽で買うような値段だが、作物の種やら肥料やらで手に入れられるこの取引は美味しすぎる。

…さて、帰ったら家族で美味い物でも食いに行くかな。

■ □ ■ □ ■ □

「…では、私たちはここで別れます」

「おう、ありがとな!ウチの若いのも世話んなったようだな」

「こっちだよ、お兄さん達!ひゃっほ~い!!」

「このヤロ、待ちやがれ~!」

「回りこめ!挟み撃ちにしてやる!」

「…世話になってるな」

「ウチの馬鹿がすみません。では、また4ヶ月後に」

「ああ。楽しみにしてるぜ」

「ありがとうございます。ハルバ、そろそろ行くわよ!」

「いやっほ~い!誰にも俺は止められ…」

「…ハルバ、行くわよ」

「…はい。それじゃあノーベルトさん、お弟子さん達、また今度!」

「ハル坊も元気でな…ってもう見えなくなっちまった。相変わらず早い…」

「ノーベルトさん、荷物の確認、再固定、完了しました」

「分かった。よ~し、お前ら、次のトコでも稼ぐぞ!!」

『お~っ!!』


〇 ● 〇 ● 〇 ●

ちなみにノーベルトさんの一団は、国中を1ヶ月ほどかけて回ります。

ハルバ、ライニィ達の村は大陸の北、国境の端っこにあります。

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