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90.さっさと帰りましょ

「さ、やることはやったから帰るわよ」

「ありゃ?フィルと遊んでいかないのか?」

「姫様は村に来る時以外なんて私たちに構ってられないぐらい忙しいはずよ。邪魔しちゃ悪いわよ」

「…そうなのかな?でも邪魔はしたくないな」

「でしょう?私たちの仕事だってたまってないとは限らないし」

「ん~…遊んでいきたかったけど…」

「路銀なんてほぼ無いに等しいんだから、滞在なんて無理よ」

「路銀…何か狩って売ればいいんじゃないか?」

「村の周辺ならまだしも、この辺りは許可申請しないといけないから駄目よ。…で、荷物は詰め終わった?」

「ん、できてる」

「じゃあ出発ね。…どうしたの?」

「いや、なんか空飛べる道具とかないかな~、と…」

「路銀は無いというのはそういうものを買うお金も無いということよ、今回は諦めて…ね?」

「むぅ…そっか。じゃ、帰るか!」

「ええ。…ハルバ、そっちは逆の方角よ」

■ □ ■ □ ■ □

市場の中を、狩人たちが手をつなぎながら走り抜けていきます。

狩人の少女は、街から出ても手を握っていましたとさ。

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