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ひこうき雲  作者: 三毛
第四章 新型機
29/62

第二十九話 阻止

マンタレイは戦線を離脱 残ったのはGMF-29NKだった。

苦戦を強いられる地上部隊だったが…

「機長、GMF-29は回収しなくてもよろしいのですか?」


「あぁ、オートパイロットのリミットをカットした、これで攻撃の頻度を上げてある、時間稼ぎくらいにはなるさ」


大型AF GMF-29NKはマンタレイの退却を確認した後、それまで艦隊メインで攻撃していたが、地上部隊を積極的に攻撃するようになっていた。


「おい、おいおい!あいつこっちに向いてるぞ!」


「アーマーフレームに興味を示さなくなった!どうなってる!?」


「こっちに主砲を向けて来た!にげ…!!」


「第1小隊!第1小隊!応答しろ!だめか!」


GMF-29は肩部榴弾砲を部隊目掛けて発射、第1小隊は、たった一撃で全滅した。


「地上部隊を援護しろ!各艦、目標敵大型アーマーフレーム!撃てぇ!」


「だめだ、艦砲射撃だけでは意味がない」


「あいつ!振り向きもしないぞ!」


「地上部隊!下がれ!戦車隊なんとか護衛できないか!?」


「無茶言うな!あいつの大砲を喰らえば、こっちも木っ端微塵だ!」


ヴァルキリーのレーダーにAF-62AIと表示された物体がものすごいスピードで突っ込んできた。


「AF-62AI?どこの機体だ?」


「AF-62AIだと!?敵機か?」


「来たわね、山川の無人アーマーフレーム」


ナナセはホンダ艦長に、データを見せつけてきた。


「可動実験機AF-62AI、無人機よ」


「もっと早くに言ってくれ!総員に通達!AF-62AIは友軍だ!」


「ヴァルキリーより各艦へ!AF-62AIは友軍機である!繰り返す友軍機である!」


AF-62AIはオサムのSAF-01Lと酷似しているが、長距離特化ではなく、近距離専用装備を施していた、目元には赤いライトが薄気味悪く光っていた。


「無人アーマーフレームだってよ、気味が悪いな…」


「今は一緒に戦ってくれるんなら、なんでもいいさ」


「まぁそうだな」


AF-62AIは、超低空を海面を切り裂きながら進み、GMF-29NKの懐へ侵入、近接装備で肩部榴弾砲を切り落とした。


「よし!地上部隊、トラップをしかけろ!ギャラルホルンが到着するまでの間時間稼ぎだ!」


「今がチャンスだ!行け行け!」


「戦車、撃て!艦隊は支援砲撃を開始!あのアーマーフレームの脚部を破壊しろ!」


全部隊からの集中砲火でGMF-29NKは少しよろついていた。


「いけるぞ!このまま押し込め!」


「いいか!バックパックには当てるなよ!


「まかせろ!」


「今のうちに穴掘りだぜ!」


地上歩兵部隊、掘削作業を開始

AF-62AIもそれに合わせ陽動を開始


「あの無人機なかなかやるな」


「他のアーマーフレームにもしっかり攻撃してやがる、恐ろしい兵器だ」


「あのデカブツ下がっていくぞ!」


「押し込め!押し込め!」


「この穴にありったけの爆弾を仕掛けてやる!」


部隊が歓声を上がる中、ホンダは少し恐怖を感じていた。


「ナナセ、あいつは何かあった時に制御出来るのか?」


「ええ、ここに強制停止信号装置があるわ」


「それでも止まらない時は、撃墜してもいいんだな」


「構わない」


「出撃させるなら事前に報告していただきたい、1人の勝手が、部隊を全滅させる事だってあります」


「すみません」


「ひとまずギャラルホルンの射撃管制を頼みます」


約1時間が計画した頃、歩兵部隊はトラップを完成させた。アキ達AF部隊が陽動し誘い込む。


「おら!かかってこいデカブツ!」


「こっちよ!ほらほら!」


ギャラルホルンはGMF-29NKをシーカで捉えていた。


「ホンダ艦長、ロック完了したわよ!」


GMF-29NKは、煽られながらトラップの方へ向かいそのままトラップの方へ侵入した。


「爆薬点火!」


大きな土埃が舞い上がり、GMF-29NKの脚部が火の海になった。


「今だ!ギャラルホルン!撃て!各隊!退避せよ!」


「カウント!3、2、1!発射!」


一瞬空が輝き、弓矢の様なものがものすごいスピードで降ってきた、その矢はGMF-29NKの頭部装甲を貫通し活動を停止した。


「爆発しなかった……ふぅぅ…」


「やった!勝ったぞ!このままメイフライ基地も制圧を開始する!」


地上部隊はメイフライ基地制圧を開始、基地は間抜けの殻の状態で、4時間ほどで完了した。




《AF-62AI ENEMY CONTACT》


「えっ…」


未完成の人工知能

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