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ひこうき雲  作者: 三毛
第三章 攻勢
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第二十一話 投降

高出力荷電粒子砲はその絶大な威力を十分に発揮した、地上部隊もそれに合わせて前進する!

「500mm高出力荷電粒子砲命中!ケーブル破損!消火班急げ!」


「最高、もう一発撃ちてえ」


「残念、もう撃てないわ、さっきのでケーブルが焼き切れちゃった、次は150mm対物徹甲ライフルを持って、アキくん達の援護に向かってあげて」


『ステルススカイボード発進準備!』


「スカイボードもステルスか!いいねぇ、了解!」


オサムはAFをスカイボードに乗せ、発進して行った。


「よっしゃ!待ってろよ!」



「レールガン大破!爆発しました」


「なんだと!何に撃たれた!」


「不明です!長距離からの射撃と思われます!」


「対策してきたのか…敵部隊の上陸を許してしまっている!上陸部隊を叩き潰せ!」


「こちら04小隊!指揮をくれ!」


「西から敵が雪崩れ込んでいるぞ!レールガンはどうなった!?」


反国連軍は余りの急展開に混乱を極めた、各部隊が指揮を見失い隊列が崩れていった。


「よし!いまだ!全艦!反撃開始だ!アーマーフレームも攻撃開始!敵基地を占拠せよ!」


「ソラは地上部隊の援護を頼む!こっちは敵の戦車を抑える!」


「分かったわ!気をつけてね!」


「敵艦隊損傷率90%オーバー!投降しています!」


「システムダウンさせて待機させていろ!すぐに救助に向かう!」


「敵!アーマーフレームです!」


アキの後ろから敵のAFが近づいてきた。


「アキくん危ない!」


ソラは100mm砲を発射、命中はしたが致命打にはならなかった、少しよろけた隙にアキがトドメをさした。


「ふぅ…ありがとうソラ、やっぱり君がいてくれたら助かるよ」


ソラは顔を真っ赤にしていた。


「いっ…今そんな時じゃないでしょ!」


AFのスピーカーがONになっていたため、地上部隊に会話が筒抜けだった。


(なんだこのカップルは…)


「敵アーマーフレーム!3時の方向より2機!別方向からもう1機!」


「行くぞ!ソラ!」


「うん!」


「歩兵部隊!対戦車装備は持っていますか!」


「あぁ!一応あるぜ!」


「よし!」


アキは、ゆっくりと刀を抜き構えたソラも100mm砲を敵の脚部に向けていた。


「ソラ、撃て!」


ソラの発砲に合わせてアキは敵に斬りかかった。

ものの数秒で敵を撃破した。


「ちっ…国連の犬どもが…!」


残りの一機がアキの機体に飛びかかった、ソラは照準を定めたが、アキと被って撃たなかった。


「うっ…くそ!負けるもんか!」


「ごめん!榴弾だから巻き込んでしまう!」


「すまねぇ。こっちも榴弾だ!」


「大丈夫だ、このくらい!」




「別方向から来た機体が、こちらに来ています!」


「レーダーにはなんて書いてある!」


「えっ…とSAF-01Lと書いてあります!」


『アキ!ソラ!じっとしてろ!』


「えっこの声」


「150mmのデータ記録するぜ!発射!」


オサムは150mm対物徹甲ライフルを発射、敵に命中し、敵のAFはバラバラに砕けてしまった。


「オサム!来てくれたのか!」


「艦長!オサム准尉です!右舷より艦隊の反応あり!艦隊識別IDは…9fleet!」


「なに!という事は第9艦隊か!」


「空母メルキセデクが来たぞ!」


「オサム!聞こえるか!レールガンは無傷で確保する!周りの小型レールガンを破壊してくれ!」


「了解です!護衛艦のヘリ甲板借りますよ!」


オサムは護衛艦のヘリポートに着艦、弾丸を発射し次々と撃破していく。


「こちら01!アーマーフレームに続き、戦車隊前進します!送れ!」


「こちらCP了解、射撃は各車に任せる、交信終わり」


「セトより303全員へ!戦車隊が俺たちに合わせて前進する!先陣を切るぞ!」


AFに合わせ、主力戦車隊も前進を開始、もう既にアークシェル基地に反撃能力はほぼ無かった。


「司令!敵アーマーフレームが、最終防衛ラインを突破しました!」


「ぐっ…ここまでか…!」


「こちら!102砲台!このエリアの砲台は俺た…」


「おい!102!応答しろ!」


「めっ…目の前に、敵のアーマーフレームが!うっうわぁぁぁぁ…!」


「くそぉ…仕方がない…現時刻を持って、アークシェル基地は投降する…照明弾放て、レーザー通信オープン、国連艦隊に投降を呼びかけろ…」


反国連軍司令はあまりのショックに、膝から崩れ落ちた。


「ホンダ艦長!敵基地が投降しました!」


「勝ったのか、俺たち勝ったのか!」


「連敗を阻止したぞ!」


「アキくん聞いた!?」


「あぁ!俺たち勝ったんだな!」


「お前達!基地を制圧するぞ!」


「了解!」


第303技術戦闘隊が到着した頃には、既に敵兵は武器を下ろし手を挙げて降伏していた。


「全く…アーマーフレームがいるだけでここまで戦い方が変わるんだな、敵ながら我々のアーマーフレームと互角にやり合ってるところ尊敬するよ」


「それはお互い様さ、なんせ我ら第一空母打撃群は4連敗中だからな!」


「そんな自信ありげに」


「ぷっあははは!」


レールガン確保完了!この戦闘で国連艦隊は約40隻近くの艦艇を失っています…

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― 新着の感想 ―
ここまで読ませていただきました! 湾岸戦争という実際にあった戦争から発想を飛躍させて、世界統一連合が出来上がり、そこには当然反乱分子がある。というリアル発進から独自の世界観へと引き込む流れがとても自…
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