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ひこうき雲  作者: 三毛
第二章 時代
13/62

第十三話 強襲

新型空母ヴァルキリーが入港、アーマーフレームのサポートオプションのスカイボードMK1も新しく仲間入りするが…

あれから4ヶ月が経ち怪しい積乱雲もなく、アキ達の作戦参加数は2桁に達したそこで総司令からベース113へ通達が入った。


「本日新造空母がそちらに向かう、艦名はヴァルキリー、艦長はホンダ大佐である、第6艦隊アーマーフレーム搭載型空母として奮闘せよ」


新型空母の案内だった、ホンダ艦長は鏡の前に立ち身だしなみを整えた。


「おい!アキ!アーセナルの後継空母が来るらしいぞ!」


「おぉ名前は?」


「ヴァルキリーらしいぜ」


「めちゃくちゃかっこいいじゃんそれ、今日入港なら見に行こうよ!ソラも行こう!」


「別にいいけど〜…」


(空母じゃなくて、私に構ってよ)


その日の夜ヴァルキリーが入港してきた、全長は1200mとナイチンゲールと変わらないがAF搭載型空母の為、横幅が大きくなっていた。


「かっこいい〜!もっと近くで見よう!」


アキとオサムは大興奮だった、ソラは困った顔をしながらも子供みたいにはしゃぐ二人が可愛く見えた。


「おばか…」


その日は第6艦隊全員で今後の作戦について話し合った。


「えー一週間後第6艦隊はベース113を出航、第7機動部隊と合流し第1空母打撃群として活動する、主力機はアーマーフレームとFGS15、ちなみにFGSはFG15の艦載機版だ、この作戦はあの積乱雲の正体、航空要塞撃墜が目的である、なにか質問はないか?」


アキが立ち上がった。


「ホンダ艦長、敵は上空から、我々は海上及び陸上からの打ち上げになります、基礎的な話ですが相手よりも高度が必要と思います、相手に先手を取られない為にも何か対策はありますか?」


「ふむ、確かにそうだ、今回アーマーフレームには追加ブースターの他、スカイボードMK1と言う航空機が随伴する、アーマーフレームはスカイボードに乗り、航続距離及び活動範囲を大幅に広げることが出来ている」


「つまり飛行機の上に乗るということですか?」


「そういうことだ」


(これなら死神の上を取れるかもしれない…!!)


アキは希望に溢れていた。


「こちらベース398!敵からの攻撃を受け被害甚大!基地を放棄します!」


ベース398が陥落し、その後立て続けに他の国連防衛軍基地までもが陥落した、一気に8個の基地が堕ち、指令部は大混乱に陥った。


「こちらオルカ、残存部隊を皆殺しにする」


ベース398にはとてつもなく濃い紫色の機体がいた、その機体のエンブレムは赤い死神だった。

ホンダが自室で書類をまとめている頃だった。


「はぁ…はぁ…ここでしたか艦長!これを!」


渡された書類に書かれていたのは、ベース113を放棄しベース034まで後退しろと言うものだった。


「えっ……たった4日だぞ、なんて進行スピードなんだ!今までは様子を伺っていたとでも言うのか!?」


その頃アキ達は休日で買い物に行っていた、楽しい時間が過ぎていたが、艦隊の対空レーダーに動きがあった。


「艦長、敵機です!SDU-48戦闘機が12機!ん!?その後方よりミサイル!数は…不明!いや!多過ぎて探知しきれていません!!」


対空レーダーはあまりの数に999errorの表示が出ていた。


「くそ!次の目標はここか!総員!対空戦闘!アーマーフレーム及び航空隊はスクランブル!アキ達にも知らせろ!

トクマツ市全域に避難命令!」


トクマツ市にサイレンが鳴り響く、住民は慌て始め、アキ達はダッシュでヴァルキリーへ向かう。


『こちらはベース113、只今非常事態宣言が発令されました、市民の皆様は、速やかに最寄りの空爆シェルターへ向かってください』


艦長から彼らに通信が入った。


「艦長!今そちらに向かってます!」


「あぁ!急いでくれ!既に迎撃機は上がり始めている!セト隊長もいま上がった所だ!」


「着弾地点の計算終了…目標は…トクマツ市です──」


レーダー担当が絶望した顔を見せながら報告してきた、市民に直接攻撃すると言う、余りにも非人道的な攻撃に言葉が出なかった。


「基地から対空戦車を出せ!手の空いてる者は空いてる機銃を使え!なんとしても守り抜くぞ!絶対にトクマツにミサイルを落とさせるな!」


アキ達はその無線を聞いて察した。


「死神だ」


「間違いないわね」


オサムは拳を合わせながら言った。


「次こそは!」


市民を巻き込むなんて、なんて卑劣な!(書いた人)

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