日常
注意)はじめに
※以前運営様より警告が来まして、只今私のアカウントがイエローの状態であり、いつ運営様よりアカウント停止されるか分からない状態でございます。
その為念には念をいれR15及び残酷な描写項目をつけさせて頂いております。
また、アカウント停止された場合を想定致しましてカクヨム様でも執筆させて頂いておりますので、頭の片隅にでも入れて頂き万が一が起こった場合はお手数をお掛け致しますがカクヨム様までお越しくださいませ。
「おはよーっ!」
「あ、水樹くんおはよー」
「はよー。みずっち」
早朝、いつものように朝の予鈴が鳴る三十分程前から少し早めに登校していた私はスマホアプリでポチポチと友達と一緒にデイリーを消費していた。
そんな時、予鈴まであと五分を切った所で透き通った男性の声が教室に響き渡ると、その声の主である高城水樹の元へとクラスのヒエラルキー上位に君臨する女子たちが群がり、中位に存在する者達は遠巻きに眺めている光景が目に入って来る。
身長は178と高身長だが高すぎるという訳でもなく、身体は中学時代スポーツ系、確かサッカー部に所属していたためか締まっており、色白な肌な上にその声は女性にとっては聞くだけで妊娠させられそうな耳心地良すぎる声質。
髪はサラサラで短めの横の髪と比べて眉毛にかかる程の長さの前髪を横に流してる。
そしてなによりそのお顔はどこぞのアイドルグループの中心でも違和感がない程のイケメンという顔立ちだけでなく親が金持ち。
もうどこの少女漫画の世界の王子様よと言った感じである
「いつもいつもよく飽きないわね」
「それを言うなら私たちもこのアプリもう三年もやってるじゃない。どちらかというと世間は私たちの方が下だと見ているわね」
「おふぅ、痛い所を………っ」
「まぁ見る分には目の保養になるし良いんじゃない?見る分には」
「まぁ確かにそうだけど目の保養と言えば昨日当てたこの限定星五キャラのスサノオ様のイラストを見る方が今はよっぽど目の保養になるわぁー」
「き、貴様っ!!私を愚弄するかっ!!実は心の中で昨日爆死した事嘲笑っているなっ!」
「あー、目の保養になるわー。ねぇ、当たれば爆死じゃないって名言知ってる?」
「きっ、貴様ぁっ!貴様ぁっ!」
そして私たちヒエラルキー最底辺はその完璧すぎる王子故に、最早一種のアイドルと同じ、所謂住む世界が違い過ぎて関わり合いが持たないと分かり切っている為に他人事のようにこうして会話をしていた。
他人事というか、正真正銘他人事なのでまるでテレビの向こう側を観ているような感覚に近いと言えば分かりやすいだろうか。
「ほらほら、デイリー消費するの手伝ってあげるから」
「それはお主も同じ立場であろうっ!!でも手伝ってっ!!」
「はいな」
そして今日も、いつもと変わらない日常が過ぎていくのであった。
新たに書き始めました。
つたないところもあるとは思いますが何卒宜しくお願い致します。
では、私の作品を楽しんで頂ければ幸いでございます。