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〜高校1年〜プロローグ
2000年、9月27日午前4時58分私は産まれた。真っ赤な顔をしてたらしい。
それから年月が経ち、私は中学を卒業した。
私の名前は川島桜。
今、私は高校受験の発表を見に来てる。
「ワクワクするね!」
と、桜が飯沼 和也と吉津 光に聞く
「「俺、絶対落ちた」」
「大丈夫だよ!ふたりとも頭いいんだから!落ちたのなんて私だよ〜」
と、励ます。
すると、前の方から見知った顔の大人が来る。
(あれは…)
と、桜は思いその人に近づく。
「教頭先生!」
「ああ、川島さん、飯沼さん、吉津さん。ご家族の皆さん。こんにちは」
と、丁寧に挨拶するとそそくさに、出口方面へ向かおうとする。
その時、ボソッ何かを言う。
みんなはその言葉は聞こえていた。
「ご愁傷さまです」