"チャリンコマンズ・チャンピオンシップ"
第零領域:奇跡到達神殿・『スゲドウ=ハイ』。
それは、魔王:古城ろっくとの別れを惜しむ者達の『古城ろっくにもう一度出会いたい』という願いが集まり出来た黄金領域。
『すげどう杯』という企画を楽しみにしていた多くのなろうユーザー達の希望を集める事によって、彼らの願いを歪な形ながらも叶えたこの巨大な杯は、既に見る影もないほど黒ずみ砕け散り、その役目を終えたはずだった。
だがそんな『スゲドウ=ハイ』という欠片達に、赤城てんぷを何とか助け出そうとする多くの人々の意思の力が、仄かに……だが徐々に力強い輝きを放ちながら集まり始めていく!!
――生きて帰ってきた赤城てんぷに、伝えなければならなかった言葉がある。
――自分で口にした言葉を、証明してみせろ!
――俺達の目標だった”古城ろっく”を超えた存在が、こんな形で惨めに終わる事なんて許せない!!
『赤城てんぷを、この世界に呼び戻したい』――。
ただ、それだけの願いであるはずなのに、どうしてこれほどまでに誰も彼もが一致した言葉を口にしないのか。
憤りや心配、安否を願う意思などの感情はどれも本物であるのに、結論に至るまでの過程があまりにももどかしすぎる。
単純化する事が出来ない膨大な人々の想いが集まり続ける中、『スゲドウ=ハイ』の欠片達に単に願いを叶えるためではない、今までになかった思考するための自我のようなモノが芽生え始めていた。
――何故、彼らはただ一人の救済を願っていながら、その指向性を揃えようとしないのか。
――自身は『古城ろっくにもう一度出会いたい』という願望を叶えるだけの存在であり、それ以外での機能の行使は不可能。ゆえに、どれだけ人々の想いが集まったところでそれらは全て無駄に終わるはず。
――なのに何故、単なる残骸に成り果てた自分のもとに、希望を託すような真似をする?……その答えがどこにも見当たらない。
逡巡を重ねながら、欠片達は思考し続ける。
集った多くの人々の願いが、残骸と化した自分達の中で上手くまとまらない事に苛立ちを覚える。
しかしその一方で、この不揃いかつ剥き出しな想いの数々が安易に手を加えたりしてはいけないモノなのではないか、という疑問が理屈でないもっと深い部分の意識として芽生えていた。
それと同時に、この疑問に対する答えを持たず、探そうともしてこなかった事こそが『スゲドウ=ハイ』という存在を単なる残骸として、荒野に晒すだけの結果になっているのではないか、という想いも生じ始める。
――これが本当に『スゲドウ=ハイ』という存在だからこそ出来た、最大最高の結果と誇る事が出来る結果だろうか。
――自分を生み出したのよりも遥かに多くの人々に、自分を生み出したときのような悲しみを与えただけではないのか。
――現在集まり始めているバラバラの意思も、かつて『スゲドウ=ハイ』という存在に願いを託した人々の想いも、こんな形で終わる事を誰も望んでいないのではないか。
残骸に集結してきた意思の輝きとともに、”人々の願いを叶える”存在として生まれながらそれを達成出来なかった自身の対する不甲斐なさ、そして、”こんな結末は認められない”という想いが宿り始める。
ゆえに、『スゲドウ=ハイ』の欠片達は自身に宿った真実にして最後の矜持を護るために、自身に蓄積された意思の力を用いて最後の奇跡を実行する。
一際大きな光が欠片達から放たれたかと思うと、それらは再び一つにまとまり始め、巨大な黄金の杯の威容を形作っていく――!!
 
かつての姿を取り戻した『スゲドウ=ハイ』は、自身のもとに蓄えられた意思の力を希望の光に変換し、赤城てんぷが消えた空に向かって解き放つ――。
既に身体の感覚がなくなってきている。
両の掌で墜落していくときの風を感じている辺り、握りしめていたはずの『赫疾駆天舞冷奴』の柄も、既にどこかで失くしたらしい。
心臓を始めとする致命傷をいくつも貫かれており、赤城てんぷは朦朧とした意識と共にこのまま死を待つのみであった。
だが、突如無明の闇しかないはずのこの空間に突如、光の粒子が舞い込んできた。
それらは、次々と赤城てんぷ……ではなく、彼の身を貫く空亡のもとへと取り込まれていく――。
空亡のもとに到達したのは、『スゲドウ=ハイ』から放たれた光であった。
と言っても、これらの光に空亡を害する効能はなかった。
何故なら『スゲドウ=ハイ』とは古城ろっくに再び出会う事だけを目的に生み出された存在であり、それ以外の効能は何一つとして持ち合わせていなかったからである。
ゆえに、現在復活した『スゲドウ=ハイ』が出来るのは、こうして集めた意思の力を空亡に届ける事くらいが関の山であった。
空亡の中に、”山賊の軍勢”を始めとする赤城てんぷを想う人々の想いが流れ込んでいく――。
――それらの感情はどれもが赤城てんぷを想うモノでありながら、どれ一つとして同じ方向を向いていなかった。
人々の希望を一身に集めた空亡からすれば、あまりにも稚拙かつ矮小な有象無象の集まりに過ぎず、自身の意思に何の痛痒も与える事がないまさに”どーでもいい”モノに過ぎなかった。
そんな彼らの感情とともに、『スゲドウ=ハイ』の意思も入り込んできていた――。
それは、糾弾とも説得とも違う些細な問いかけであった。
――『古城ろっくに出会いたい』という願いの行きつく先が、こんな結末で本当に良いのか。
――願いを一つの方向に束ねた自分達からすればあまりにも儚い存在だが、これらの不揃いながらも鮮烈な輝きを放つ数多の想いの在り方こそが、自分達が決して失くしてはならない尊さではなかったのだろうか。
そんな突きつけられた『スゲドウ=ハイ』の疑問を、空亡は一蹴する。
「”廃滅神”という存在でありながら、このような敗北を迎え沈んでいくのは紛れもなく不本意だ。……だが、何も為せずにただ滅びるくらいなら、躊躇なく我は相打ちという選択を取る!!……それがこの”古城ろっく”という魔王の意思を受け継ぐ我の判断である以上、我に願いを捧げてきた者達に文句など言わせはせんッ!!」
空亡が”神”としての風格とともに、虚無たる空間において堂々と叫ぶ。
だが、異変はそんな空亡の意思とは裏腹に如実に起こり始めていた。
「……?」
赤城てんぷを突き刺していた魔槍の部分に違和感を覚える。
廃滅因子と瘴気をもとに自身の身体から構成された触手ともいえる部位だったが、突然ピシッという破砕音とともに亀裂が入り始めたのだ。
やがて、亀裂と破砕音は大きなモノとなり、本体の方へと広がり始めていく――!!
『な、なんだ!?一体、何が起こっている!?』
パキィ……ッン!!という衝撃とは不釣り合いともいえる透き通った音が、辺り一面に響き渡る。
魔槍に起きた異常事態は、根元が砕け散った事で止まっていた。
困惑する空亡だったが、異変は更に続く。
赤城てんぷを貫いていた魔槍、そして、空亡がそれらを生やしていた部位が分解されていき、淡い輝きを放つ光の粒子へと変化を遂げていた。
やがてそれらは、赤城てんぷの串刺しにされた箇所に入り込み、見る見るうちに傷を修復していく――。
『スゲドウ=ハイ』による問いかけは空亡自身だけに向けられたモノではなかった。
その問いに向き合うことになったのは、かつて『スゲドウ=ハイ』に集まり、現在空亡を構成する要素と化した多くの人々の希望や願いといった意思の力だった。
空亡の中に呑み込まれていたこれら希望の意思の力達は、『スゲドウ=ハイ』とそれに引き連れられた赤城てんぷへの熱い想いの数々を前にして、一つにまとまりきることのないそれぞれの答えを導き出していた。
――自分達の願いのために、あんな悲しい想いをこれ以上他の人々に味わわせてはいけない。
――ほぼ原型もなく僅かな時間だったが、それでも自分達はまた、ろっくさんの無茶苦茶ぶりを目にする事が出来た。
――彼が何と言おうと、ここまで付き合ってくれた”勇者”には、報いなければならない。
そのように感じた者達が”道連れ”という選択を取ろうとした空亡から乖離し、赤城てんぷという存在を助ける道を選んだのだ。
致命傷の修復だけでなく、彼の体内に残った廃滅因子や瘴気が、空亡から離反した”希望”の力によって祓い清められていく――。
それ以降も空亡を構成していた意思の力が赤城てんぷのもとへ流入し、流れ込み次第に生気を取り戻していく。
代わりに空亡は自身を構成する要素が減少し、秒単位でその身がボロボロと崩れさる形となっていた。
小さくなりながらも焦点の合わぬ傷ついた瞳で、自分から離れて浮上していく赤城てんぷの方を見上げる空亡。
遠ざかっていく赤城てんぷに対して、空亡が声を上げる――。
『消えるな、赤城てんぷ!!……お前まで我の前から姿を消すのなら、我は本当に無意味な存在に成り下がるだけではないか!?』
身勝手ながらも、必死にすがりつくような真剣さが込められた空亡の叫び。
そんな空亡の懇願に答えたのは、赤城てんぷ――ではなかった。
『もう良いんじゃないかな。あの人には待っている人達や帰るべき場所があるはずだよ。――僕や君のように、ね?』
空亡にそのように答えたのは、中性的ともいえる少年の声だった。
その声を聞いた瞬間、空亡が瞳に驚愕の色を浮かべる――!!
『き、君は……!?』
焦点が合わずぼやけながらも視線を向けた先にいたのは、声の通り中性的な印象の男の娘とでも表現出来そうな人影が全身から淡い光を放ちながら佇んでいた。
まさか、そんなはずが……。
信じられない、という想いや、これが消滅する間際に見る幻覚の類なのか、といった妙な納得のような感情が次々と沸き起こる。
それでも、自身の中を整理出来ないままに空亡はその人影へと恐る恐る問いかけていた。
『君は……本物なのか?どうして、あれだけ色んな理論や技術を試しても出てこなかったのに、何でここに……?』
そんな空亡に対して、寂しげな微笑とともに少年が答える。
『僕達は、君がなろう界に来たときからずっと一緒にいたよ?……最初は僕達に会いに来てくれた事が凄く嬉しくて、これで一緒に自転車で走る事が出来る!って喜んでいたんだけど、分裂していた君には僕達の事が認識出来ていなかったみたいだったんだ……』
『そ、そんな……!!』
少年の言葉を聞いて、押し黙る空亡。
彼らはずっと見ていたというのか。
――『ウルティマリア』のように、他の異なる世界を蹂躙し、侵略していく様を。
――”コスモ・ミュール”を通じて、多くのなろうユーザー達の命を奪う決断をさせたのを。
――そして、”廃滅神”として全ての世界を滅ぼし尽くそうとしていた事も。
そんな自身の”悪行”が全て見られていたというのか……!!
絶句する空亡に向けて、少年が気遣いながらも覚悟を決めた様子で言葉を続ける。
『色んな世界で酷い光景が、いくつにも分かれた君達によって引き起こされていたのを見ながら、僕達は”こんな事はやめて!”と叫び続けていた。……自分の声が届かない事が悲しかったし、そういう悲惨な出来事の全てが僕達に出会うためだって事を知っていたから、僕達はそういう元凶である自分という存在を跡形もなく消し去りたい、と思ったのも一度や二度じゃなかった……!!』
心底辛そうな声音で語られる少年の独白。
それを聞きながら、空亡はこれまでの慟哭とは違う激しい後悔の感情に襲われていた。
――詰られる形でも構わない、それでも一瞬でも良いから彼らに再び逢いたい。
そう考えていたのは、嘘じゃない。
それでも、ここまで彼らが自身を追いつめる事になるとは夢にも思っていなかった。
結局自分はあの生意気な赤城てんぷとかいう”山賊”の言う通り、全てを見渡せる瞳を持っていながら、何も見ようとしてこなかったのだろう。
”殺意”の対象である”敵”という形ながらも、今までのような”どーでもいい”存在ではない”他者”という確固たる存在として赤城てんぷを認識出来るようになったから、空亡は自身がようやく今まで見えてこなかった少年に出会う事が出来たのだという事に気づく。
例え、自身を十の廃滅因子に分断させたとしても、まだ”誰か”を真剣に認識する事が出来ていたら――。
そうすれば自分は”空亡”になることなく、今でも彼らと笑顔で向き合う事が出来ていたのではないか……という想いが空亡の中を埋め尽くしていく。
『僕達と出会うためとはいえ、君はあまりにも多くの罪のない人達からたくさんの大切なモノを奪い続けてきた。……それを償う方法はもうきっとどこにもないけれど、それでもまだ、僅かでもとどまる事が出来るはずだよ……!!』
そう言いながら、少年は視線を上へと移す。
今の空亡にははっきりと見る事は出来なかったが――それでも、その先に浮上していく赤城てんぷの姿がある事だけは感じ取れていた。
赤城てんぷの方を見やりながら、少年が優し気な声音とともに空亡に語りかける。
『今になって味方は出来ないかもしれないけどさ。もとの場所に戻ろうとする彼の事は、黙って見送ってあげよう?……なんせ、”魔王として倒されたかった……!!”なんていう君の願いに、ここまで真剣に付き合ってくれる人なんて、この先絶対に現れないと思うよ?』
それはかつて、"小説家になろう"のなかにおいて魔王と呼ばれていた古城ろっくが、他のユーザーとトラブルを起こした時などに活動報告などで書いていたほんの戯言、とも言える類いのモノだった。
そのような事まで知られているのか、と軽く空亡の中に羞恥心が発生する。
そんな空亡を見ながらクスリと少年は笑い、今度は自身の背後へと振り向く。
『……ッ!?』
再度、驚愕に目を見開く空亡。
少年の背後から現れたのは、彼と同じように全身から光を放った多くの人影だった。
はっきりとは見えないが、彼らこそが自分の追い求めてきた者達である、という事を空亡は本能の深い部分で理解していた。
そんな空亡に向けて、男勝りな印象の少女の人影が怒鳴りつけるような勢いで、盛大に畳みかける――!!
『お前な!アタイらに会いたいからって、いくら何でも無茶苦茶やりすぎだろ!!少しは人の迷惑を考えろよな!……まぁ、そんだけ熱烈な気持ちってのも悪くはないんだけど……!!』
『あらあら!思春期で情欲持て余してるのか、”ヤリすぎ”だなんていくら何でもドストレート過ぎて、私困っちゃいます~♡』
『うるせぇッ!アンタは何でもかんでもそっち関係に繋げなきゃ、気が済まないのか!?』
男勝りな少女と、普段から「実の兄で初体験を済ませた」と豪語してはばからないムチ♡プリ体形の下ネタアナウンサーのお姉さんが、しょうもない掛け合いを始める。
そんなコントを尻目にしながら、少年が空亡にみんなを紹介する。
『流石に魔王に挑む勇者みたいな事は出来ないけれど……僕達なら、君の大好きなロードレースにいくらでも付き合ってあげられるはずだよ!!』
本当は競争って苦手なんだけどね……と、若干締まらない言葉を付け加える少年。
そんな少年の意思に続くように、次々と自身の特製自転車を取り出した人影達がロードレースのための準備を整えていた。
『”悪”を掲げそれを為した貴様の行い、断じて許しがたし!!……なればこそ、俺の”正義”が最も早く正しい事を、このレースで証明してみせる!!』
『クックックッ、そいつはどうかな?……今度こそ、我が秘蔵のボトラーロケットの威力を見せてくれるんだ、な……!!』
『フフッ……!ノロマ共がどんだけ吠えたところで無駄、無駄ァッ!!……なんせ、優勝をかっさらうのはこの僕なんだからさ!』
『私達だって負けていられないわ!!……こうなったら、地下アイドルの実力を見せてあげる!』
『ハハッ、みんな元気だな~。……僕はゆっくり自分のペースで行かせてもらうよ。公園……はどこにもなさそうだけど、どんだけ頑張っていても休憩はこまめにね?』
『フハハハハッ!!貴様ら全員、俺様の後についてくるが良いッ!!』
口では責めたり、挑発しながらも、皆が待ちきれないと言わんばかりに楽し気な様子でこちらを見つめている事が伝わってくる。
そんな彼らの視線を感じながら、空亡は静かに瞠目する。
『――僕は本当に大馬鹿野郎だ……!!こんな姿になっても、みんなの生きてきた軌跡を身体に刻みつけるくらい好きだったはずなのに……!!みんなは、ずっと僕の事を見てくれていたのに……!!』
ツツッ……と空亡の瞳から、一筋の涙が流れ落ちる。
そんな様子を見ながら、『大の男が何泣いてんだよ!』と勝ち気な少女が茶化し、周りの者達が時化った空気をかき消すようにドッと笑い飛ばす。
”世界廃滅”という最低最悪な所業を行おうとした自分にはもったいないほどの最高最強の仲間達。
そんな彼らに囲まれた幸運を、空亡はしっかりと自身の中で噛みしめる。
そんな空亡に向けて、自身の愛用の自転車にまたがった少年が優しく語り掛ける。
『それじゃあ……そろそろ一緒に行こう!』
『早くしないと、アタイは置いてっちまうぞ!』
『私は運転しながらで結構ハードプレイなんですが……皆さんが昇天しちゃうくらい、手取り足取りナビゲートしてイッちゃうので、よろしくお願いしますね♡』
見れば、彼らだけでなく参加者全員が既に各々の準備を終えていた。
そんな彼らに頷きを返しながら、空亡が力強く呼びかける――!!
『僕はこんな姿になってしまったけれど、ここでならもう誰の目も気にすることなく、自由に競争する事が出来るはずだ。……だから、最後まで存分に! このレースをみんなで楽しもう――!!』
その言葉には、廃滅神としての威圧するような響きは微塵も見当たらなかった。
人間:古城ろっくだった頃のような気軽な調子の呼びかけに、集まった者達も強い頷きと大きな掛け声で、賛同の意を示していた。
――そうして彼らと空亡は、スタートの合図と共に一斉に駆け出していく。
空亡が堕ちていく事には何ら変わりはなかったが、それでも、先程まで彼の心を支配していた憤激や慟哭は見る影もなく消え去り、温かい感情が空亡の中を満たし尽くしていた。
空亡や疾走者達は、全ての束縛から魂ごと解き放つかのように、自身の全力を持って虚無の彼方へと向かっていく――。
『本作は「すげどう杯企画」参加作品です。
企画の概要については下記URLをご覧ください。
(https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1299352/blogkey/2255003/(あっちいけ活動報告))』
※本作の執筆にあたって、『古城ろっく』さんの名義を使用させて頂く許可を、古城ろっくさん本人から頂きました。
慎んで、深く御礼申し上げます。
 




