敵の襲来
長い間小説を投稿しなくてすみませんでした。
特に忙しい訳では無かったのですが、書けませんでした。
今回はいつもより少し短めです。
楽しんで読んで頂けたら有難いです。
第4章 〜敵の襲来〜
さぁて、前回はいい所で終わっちまったからな。
さぁ、続きを語ろうか。
うーん、どこまで言ったっけ?
あ〜、そうだ思い出した。
敵が来たところまでだよな?
さぁて、では語ろうか
「ルー、敵が来たわよ!」
「来たって、何処からだよ!」
「そこの窓から来るわよ」
「なんだって!?」
「ほら、早く銃になりなさい」
「おう、任せろ!」
(銃になれ!)
「ルー何やってるのよ!自分で持ったって意味無いじゃない!」
「あれ?なんで手元に銃が顕現するんだよ!」
「まぁいいわ、窓から来る敵はアンタが片付けなさい」
「え?あ、おう!」
ガシャーン!
「グギャーーー!!」
「本当に来やがったぜ。畜生、ざけんじゃねぇ!」
パァン!パァン!パァン!
「グ、グギギギギ・・・・・・」
「殺ったのか?」
「えぇ、大丈夫よ。片付けたわ」
「嬢ちゃん、前から気になってたがこいつらは何なんだ?」
「そうね、アンタもこれから戦う事になるから知っといて損は無いわね」
「うん、まぁ、嬢ちゃんの武器としてだがな」
「アイツらは、スコトスとかスキアーって呼ばれているわ」
「で、なんでアイツらは嬢ちゃんの事を狙ってるんだ?」
「それはまだ分からないわ」
「おやおや、お嬢様分からないとは酷いですねー」
「誰!?」
「私の事も忘れてしまったのですか?まぁいいです。お嬢様、お母様がお呼びです。今すぐ戻ってきて下さい」
「お母様が!?」
「お、おい嬢ちゃんどうゆう事だよ。お母様って、嬢ちゃんまさか向こう側のヤツなのか!?」
「・・・・・・」
「おい!嬢ちゃん何とか言ってくれよ!!」
「ごめんねルー、お母様には逆らえないのよ・・・」
このままじゃ嬢ちゃんが行っちまうぞ。
どうする、俺!
いや、一つしかないだろ!!
動け!失敗してもいい、とにかく嬢ちゃんが逃げられる時間を作るんだ!!
「ルー、変な事を考えないで。アンタ私を助ける気でしょ」
「当たり前だろ!俺はお前のパートナーだ!」
「ルー、お願い少しの間大人しくしてて」
「何でだよ!俺はお前を・・・・・・」
その時の嬢ちゃんの顔を見たら大人しくするしかなかった・・・
その時の嬢ちゃんの顔は悲しさ、心配、恐怖といった感情がこもっていた。
「ルー、大丈夫よ。ちゃんと戻ってくるから心配しないでね」
「わ、分かった。絶対だぞ絶対戻って来いよ」
「えぇ、分かったわ」
「話は済みましたか?」
「えぇ、もう終わったわ」
「では、参りましょう」
嬢ちゃんは振り返る事無く行ってしまった・・・
それから4日、俺は何かする事も無くぬいぐるみの姿に戻って嬢ちゃんの帰りを待った。
嬢ちゃんは4日経っても帰って来なかった・・・
どうでしたでしょうか?
楽しんで読んで頂けたら嬉しいです。
出来れば感想、アドバイス等あればお願い致します。