クイズで夢を叶えまSHOW!!
『さああて今宵も始まりましたクイズの殿堂、ドゥゥリィィィィィィィィィィムゥナイツッ! 今宵も貴方の知識を狙い撃つっ! 案内人は目玉焼きにはソース派のわたくしクロード大久保がお送りいたします! クロードね、最近誕生日迎えたんだ。おうおう、皆様心にもない拍手をありがとう!! まだバースデーメッセージは受け付けているから下記のアドレスに送ってちょうだい! 誕生日っていうのはいいよね、自分にオウム以外友達がいないことを再確認させてくれたよ! 飼ってるオウムのジョーぐらいしか祝ってくれなかったよ! でもねぇ、ジョーにが自発的に言うわけないよねえ。自分でハッピーバースデー歌っていたら勝手に覚えちゃってたよ!! [ハッピバースデートゥーミーハッピバースデートゥーミーハッピバースデーディアクロードーハッピバースデートゥーミー]ってね! 誰を祝ってんだろうね! え? 何? そろそろ始めろって? えー、これからまだ一人でバースデーケーキを作った話とかあるんだけどー。やんなきゃダメ? あー、つうわけで本日のゲスト!!』
『お母さんが再婚して仲は険悪、学校ではいつもクラスで一人ぼっち、お昼休みと体育は苦痛、クールなキャラとみられているけど実んところは単に友達がいないだけ、携帯電話に赤外線機能があるなんて最近まで知らなかった典型的ボッチ、それでは皆様拍手をどうぞ!! 明石陽!!』
「へ? 何ここ、どうなってんの!?」
『おはこんにちばんわ!!』
「は?」
『おはこんにちばんわ!!』
「え、何?」
『まったく最近の若い子は挨拶もできないなんて嘆かわしいね!! 老害は老害でとっととくたばって欲しいけど、こういう礼儀知らずが日本の明日を背負っていくなんてこの国ももうおしまいだね! ザエンドだね!』
「ここどこなのよ!」
『今のは突っ込めよおおおおおおおお!! 折角分かりやすいボケをしてやったんだから突っ込めよおおおおおお!! ザエンドってなんやねんって突っ込めよおおおお!! そんなんだから友達が出来ねえんだよぶぁーか!!!』
「うるさっ!! やめてよ、頭ガンガンすんだから」
『ったく体だけはいっちょ前に成長しても中身が伴ってないんじゃ木偶だよ木偶。ユーアーデク!!』
「黙れっ!! 此処はどこなの! あんたは誰なの!!」
『目上に向かって黙れっ! だなんて……モラルの低下が著しいなあ』
「質問に答えて!!」
『数行上ぐらい自分で読めやあああ!! ってメタなこと言うのはこの辺にして、一夜きりの夢の時間、ドリームナイツへようこそ!」』
「ドリームナイツ?」
『そうドリームナイツ。間違ってもミリオネアとかタイムショックではないからね。そこ重要。てか有史以来一番歴史のあるクイズショウだったりするんだよねー。あ、なんでここにいるのって聞いてたから答えると、君がこれを望んだからだよ。人生を変えるかもしれない一夜、ロマンティックだねえ、スリルショックサスペンスだねえ。ちなみに、これ君の夢の中だから。試しにドーナツが食べたいって思ってごらんよ』
「うわ、ドーナツが出てきた!」
『おいしいよねー、オールドファッション。クロードはエンゼルショコラのほうが好きだけど。説明を続けましょう! これから明石さんには7問のクイズに答えてもらいます。見事7問正解いたしますと、我々の可能な限りで願いをかなえましょう!!』
「可能な限りってどういうことよ?」
『あーそこ重要ですねー。ちゃんと事前に把握しようという心意気クロードは好きですよ! 不可能な願いの例を出しますと、死んだ人間を生き返らせろとか、世界のすべてを統べる王になりたいだとか、冨樫に働いてもらうってのは無理ですねー』
「冨樫の仕事ってそんなレベルなの!?」
『さて、願いのほうはありますかな? クイズの中でじっくり考えるのもありですよ?』
「急に言われても実感わかないわよ……」
『ですよねー。それじゃあ過去の挑戦者たちの願いを見てみましょうか! スクリーンにご注目あれ!』
『彼女の名前はパウリーネ・コッホ。知る人ぞ知る歴史の立役者です』
「はじめて聞いたわよそんな名前」
『まあ無理もないでしょう、歴史の表舞台には名前がのらない一般ピーポーだからね。むしろ知ってる人がいたら尊敬したいね。ち・な・み・に、パウリーネの願いは優秀な遺伝子。自分の子供が優れた人間になるように願ったんだよねー。その結果、はいフリップドンっ! 彼女の息子アルベルトはすくすく育ち、見事スイスの市民権を得ることができました。はいっ、めでたしめでたし』
「優秀な遺伝子どこに行ったの!? この顔写真見てまず最初にスイス市民権所得って連想できるほうがおかしいわよ!! ふつう相対性理論って言うでしょうが!!」
『クロード普通が一番嫌いなの! はい、パウリーネはアルベルト・アインシュタインの母親でした! 逆にどういうことかというと、ドリームナイツで彼女が全問正解したから願いがかなったわけです!!』
「それでいいのかアインシュタイン……」
『それじゃクイズを始めるか! それじゃあ第一問! ジャラン!』
「それ口で言うんだ……」
『経費削減なの! 夏の大三角形と言うと、あれがデネブアルタイルベガ君が指さすうんたらかんたらですが、ベガとは何座の恒星を指す? A.わし座 B.こと座 C.はくちょう座 D.カメレオン座』
「Dだけおかしくね!?」
『答えはDと。ヴィーガゲレスバーロスツ?』
「勝手に進めるな! それとなにそのヴィーガゲレスバーロスツって! 新手の呪文!? 闇の魔法!?」
『御存知ないのかぁい? ヴィーガゲルシュバーロスツというのはハンガリー語でファイナルアンサー的な意味の言葉を指すのだ!! ちなみに、クロードのリスニングでそう聞こえただけだから実際はどう発音するかは知らない』
「今噛んだよね!? ゲルスのとこでゲルシュって言ったよね!? しかもなんで発音もはっきり分からないような言語を使うのよ!? ハンガリー語なんて死ぬまでにそうそう使わないわよ!! あと答えはB
のこと座! ファイナルアンサー!」
『ヴィーガゲルスバーロスツ?』
「ヴィーガゲルスバーロスツ!!」
『チャンチャンチャンチャチャン』
「音程まであの番組の効果音と一緒じゃない!!」
『正解!! チャーッチャーチャーチャーララララー』
「クイズの形式といいみのさんに恨みでもあんの!?」
『ちなみに、カメレオン座は実在します。日本からは見えないだけで存在しないと思いこむとか見聞が低いですねえ。みのさん? むしろクロードはイギリス産のオリジナルの方をライバル視しています』
「フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア!?」
『よく御存知で。なのでライフラインも日本版とは少しばかり違いますので要注意を。それでは第二問!! ジャラン!! 次のうち、スリランカの首都はどれ?A.スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ B.スリ・ジャヤワルプルギス・コッテ C.スリ・ジャダワルヤナプラ・コッテ D.スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』
「だから最後のだけおかしいよ!! 夢の国からくるよ!? 慰謝料請求に来るよ!?」
『スリランカから』
「スリランカ夢の国なの!?」
『さあ、正解はどれ!』
「A.スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」
『ヴィーガゲルスバーロスツ?』
「ヴィーガゲルスバーロスツ」
『また正解!! ちなみに4つ目のは魔法の言葉ですね。人生が向上するみたいなんでみんなも積極的に使いましょう! さんはいっ!!』
「「「「「「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!!」」」」」」
「ギャラリーいたんだ! しかもみんなバリ島の祭事用の仮面みたいなの付けてるし!!」
『それじゃあ三問目!! 次のうち、木村拓哉が演じていない職業はどれ? A.小学校教師、B.照明演出 C.医者 D大学の研究助手 さあどれ!?』
「どれって言われても全部知らないわよ……」
『おや? ドラマとかお嫌いですか?』
「テレビなんかあんまり見ないわよ。それに私アンチキムタクだし」
『まあクロードもそうなんだよね……、毎年同じ人が投票するんだからアンアンの抱かれたい男ランキングなんか意味があると思えないですよね!!』
「ねえ、ライフラインはあるの?」
『おー? 此処で使っちゃいますか!?』
「仕方ないじゃない! 苦手分野がたまたま出たってことよ」
『それでは、助っ人ターイム!! それじゃあ来てもらいましょう!! 木村さーん!!』
「え? まさかの本人登場!? あとライフライン選べないの!?」
『ルーレットで決まりますので……ちなみに押すのはクロード』
「最初に言えよ!!」
『いや、聞かれなかったし……』
「説明義務ないの!? こいつ悪徳業者かよ!?」
『それでは木村さんがスタジオに入ります!!』
「チョリース」
「だれだこいつうううううう!?」
『木村あきらさんです』
「拓哉じゃねえのかよ!? どうみても一般人じゃねえかよ!?」
『なにやら煩いですねえ。木村さん、木村さんの答えはどれですか?』
「えーそりゃ医者でしょー、いやマジで。小学校教師はキムタクが総理をやったドラマで総理になる前は小学校教師してたしぃー、眠れる森ではライティングをしてたしぃー、研究助手はあれだよ、古畑の犯人だしぃー。あれ古畑が唯一殴った犯人なんだってチョー受けるんですけど」
『ありがとうございます木村さん! はい、これ粗品のクッキー』
「ひゃっほーい!! クッキーだああああああああああああああああああああ!!」
「クッキーに喜びすぎだろ!? 粗品なのに何あの喜びよう! クッキーもらったらテンションあがる暗示でもかかってんの!?」
『さあ、明石さん! 解答をどうぞ!』
「C.の医者」
『ヴィーガゲルスバーロスツ?』
「ヴィーガゲルスバーロスツ」
『正解っ!!』
「なんかあまり嬉しくないな……」
『それでは第四問!! チャラ!』
「もう突っ込む気力もないわ……」
『次のうち、声優の山寺宏一が一度も出演していない作品はどれ? A.名探偵コナン B.ワンピース C.し「Bのワンピースでヴィーガゲルスバーロスツ」』
『まだ問題言い終わっ「Bでヴィーガゲルスバーロスツ」』
『……正解』
「私がアニメネタで間違えるはずがないじゃない!!」
『いや、貴女テレビほとんど見ないんでしょ?』
「アニメは別よ!!」
『ああそうですか……、んじゃいまいち盛り上がりきらないけど次の問題行きますね。折り返し地点でーす』
『次のうち、警察の専門用語でラジオが意味するものはどれA.強盗 B.盗聴 C.食い逃げ D.カンニング』
「Dずいぶん時事ネタじゃない!?」
『いやあ、カンニングで逮捕される時代というのはやや平和な気がしますけどね~』
「Dは絶対ないわ。Bもなんか安直すぎる気がするのよね……、だからと言ってAとCも決定的なものが無いし……」
『ライフライン使いますか?』
「最初に聞かなかった私も悪いんだけど、あとどんなのがあるの?」
『そうですねえ。日によって変わるんですが、今日は50:50とアスクザエキスパートとダブルディップがありますな。うち、エキスパートはつかっちゃいましたけど』
「木村さんエキスパートなんだ」
『ええ。彼は木村のエキスパートですから』
「ドラマのエキスパートじゃないの!? なにその木村のエキスパートって!?」
『木村さんは木村のことなら何でも知っているんです。野球の方の木村さんの小学校時代の成績も知っているんですぞ』
「ストーカーじゃないの!?」
『最近は林寸さんのこともマスターしたみたいです』
「林寸って誰!? 木村がゲシュタルト崩壊した結果!?」
『どうしますか? あと二つありますが……』
「ダブルディップってなんなの?」
『おっと、これは日本ではなじみが薄いですね。解答を二つ選ぶことができますな』
「解答を二つ?」
『だからAかBかで悩んでいたら順番に答えれるんですよ。便利でしょ?』
「そうね……、でもそれって50:50とのコンボなら確実答えれるんじゃないの?」
『空気読め』
「……」
『空気読め』
「ですよねー」
『まあ、ライフラインは一問につき何個でも使えますが、空気は読んでください。尤も、クロードがルーレット回すんでそう都合よく使えるとも限らないですが』
「そうね……、最後に回した方がいいかも」
『それでは答えをどうぞ!』
「ええと、強盗、盗聴、食い逃げ……、無銭飲食? それだ!!! 正解は食い逃げよ!!」
『ヴィーガゲルスバーロスツ?』
「ヴィーガゲルスバーロスツ」
『……』
「……」
『……』
「……」
『……すぅ』
「寝るなああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
『うわっひょおい!!』
「何その悲鳴!?」
『あー、びっくりしたー。寿命が五分ぐらいちぢんだわ』
「あ、そこまでダメージなかったんだ」
『えーと、答えはなんだっけ?』
「忘れたんかい……答えは食い逃げよ」
『ヴィーガゲルスバーロスツ?』
「さっきやっただろ」
『正解っ!!』
「おっ、当たってた」
『あまり喜びを見せませんねえ。クールキャラは疲れませんか?』
「慣れたらこの方が楽よ。変なトラブルにも巻き込まれないし」
『とらぶりんぐなう』
「あんたのせいでしょうが!! っつ! さっきから頭が痛いわ……、夢でも痛みはあるのね」
『夢でも現実仕様ですので。ちなみに、どうしてラジオかといいますと、無銭飲食と無線をかけているんですね。茶目っけたっぷりな公僕だね!!』
「あんた時々黒いわね……」
『黒くなきゃやってらんないよ!! それじゃあ次の問題!! 次のうち、一番設立が新しい大学はどこ?A.関西学院大学 B.関西大学 C.同志社大学 D.亜細亜大学』
「関関同亜!? 立命館大学はどこに行ったの!?」
『立命館に落ちたんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!』
「ガンガンするからさけばないで! 知らないわよ! 単なる私怨で立命省かれたの!? 単に勉強不足なだけでしょ!?」
『さあ答えろやアホボケナスカボチャノニツケガバリウマイ!!』
「罵倒するのか南瓜の煮つけを褒めるかどっちか一つにしなさいよ!! なんとなく亜細亜大か関学の二つには絞れたんだけど……、こっちかな。亜細亜大学でヴィーガゲルスバーロスツ」
『ヴィバロ?』
「とうとう略しやがった!! 略した結果フィガロみたいになった! ヴィバロの結婚だ!」
『とうとう頭がおかしくなった?』
「ノッてあげたらご覧の有様だよ!!」
『亜細亜大学ねぇ……正解!! ちなみに同志社は100年ぐらいの歴史があるんだ! 亜細亜大学だけ戦後にできたから分かりやすいね!!』
「最後の問題の前の割にはあまり難しくないわね……」
『言っちゃうー? んじゃ七問目の問題。これに正解すれば願いが叶うよ! そういや、まだ願いを聞いてなかったけど……、知識の限りを尽くした先に君は何を望む?』
「私の願いは……、とくにないんだけど」
『はっ?』
「いや、別に欲しいものが無いというかなるようにしかならないというか」
『じゃあなんでクイズしてんのお!?』
「全部解けなきゃ帰れないんじゃないの?」
『夢だから起きようと思ったら起きれるよ!! 俗に言うドロップアウト!! もうやる気ないんなら帰ってくれる? クロードも暇人じゃないんだよ』
「あら、そう。じゃあもう特に用はないわね」
『あー、もう帰った帰った。起きるって思ったら起きれるから。んじゃもうくんなよ~』
「ええ。割と楽しかったわ。それじゃあ」
『えー、尻切れトンボになってしまいましたが、今宵はここまでのよ「帰れないんだけどー」うって話してんだから横やり入れんじゃねえよ!! 今番組閉めに向かっているのが見えねえのかああああああああ!!!!』
「いや、帰れないんだけど……」
『へ?』
「起きようと思っても帰れないんだって」
『何いってんの?』
「私が知りたいわよ! 朝からアニメがあるってのに帰れないじゃないの!」
『なあ、此処に来る前何してた?』
「此処にって……」
『だーかーら、今日眠りにちゃんと付いたのか!? あったかい布団とやさしい枕で寝てんのかって話!! 思い出してみろ、どうやってここに来たかを』
「どうやってって……っ!」
『どうした!?』
「頭が……痛いっ!」
『お前……』
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「思い出した……、学校に行く道で……、私トラックに轢かれたんだ。それで此処に来たんだ……」
『はっ、だから目が覚めないってわけか』
「は、はは……、まさかこんな茶番を演じてる間に凄いことになってたなんて……。お母さん泣いてるのかな……」
『おい、続けるぞ』
「へ?」
『続けるってんだよ! 今宵はドリームナイツ! 叶いっこない願いだって叶う夜なんだよ!!』
「死んだ人は生き返らないんじゃないの?」
『此処は三途の川じゃないんでねー、つまりあんたは今眠り姫ってことだ。我ながら言っていて恥ずかしいけどな。そして王子様のキスの代わりに、』
『自分の知識でこじ開けな』
「なにそれ……、キャラが変わりすぎよ」
『まあな。もともとがこういうキャラだから勘弁してくれ、それじゃあ問題と行こうか。最終問題は選択式じゃねえ、あんた自身で答えを求めろ』
「うん……」
『最終問題!! 明石陽! てめえは――』
「――たい!!!」
――
「ここは……?」
「みなみ! 目が覚めたのね!」
「明石さん大丈夫!?」
「お母さん!? それにクラスのみんな……」
「おっと、目が覚めたようだな、おはこんにちばんわ。さあいまはどの挨拶が正しい?」
「あっ……」
「なんだよ、目が覚めたと思ったら急に俺様の顔見て笑いやがって……、親御さんにゃ悪いがモラルってもんがなってねえなあ」
「わたし、正解したんだ」
「んあ? なにいってんだ?」
「ふふっ、何でもないです!!」
『明石陽!てめえはこの先の未来に生きてえか!?』
「生きたい!!」
――
『ったく世話かかせやがって。おっと、次の解答者がこちらに来たそうです! それでは張り切って、ドゥゥリィィィィィィィィィィムゥナイツッ!』