星に願いをもとい木に願いを
今日は、お庭でブレックファーストですよ。優雅ですね。セレブですよ。メニューはですね。
固焼きパンに、果物ジャムに、生絞りジュース。パンは、顎をかなり酷使しますが・・・・。
望みの木さんとの衝撃的な出会いから、数日は経ております。その間に、私は庭の掃除をしました。だってあなた、ブランコですよ。ブランコ乗りたいじゃないですか。
ここは一発気合を入れてですね、例のスリップドレスを着てですね、風にたなびく少女なんてやってみたいじゃないですか!
コホン。
それだけが理由じゃないですよ。ちゃんと考えていますよ。このログハウスを生活の拠点にしてですね、メリンダさんに会うために道を探るのですよ。それにはやはり、ここの地盤をきっちり固めなくてはいけません。決してブランコのためじゃないですよ。
庭にある畑を耕してですね、樽に生ごみやら落ち葉を入れて堆肥を作ったり、まきを拾い集めたりしております。ジャム作りもその一環です。
ああ、果物についてですが、私の知っている味と形が一致しないので、若干混乱をしております。
赤々しい皮をした丸い形のを食べると、メロン味。
青々とした細長いバナナの形、あなた舌の色変わるでしょ、ってのがオレンジ味。
緑色でやけにデカイひょうたん型、バナナ味。
オレンジ色で粒の小さい星型がりんご味。
いやあ、口に入れるのに軽く一分はかかりましたね。(え短い?)
ポク、ポク、ポク、チーンぐらいですかね・・・・・。
で、やっぱりこの果物の木も不思議さんでした。熟した実は、普通落ちますよね?
はい、落ちません。
そして、もいだら次の日には、復活するのですよ。なんていう素晴らしい生命力なんでしょうか! 自然の驚異ですね!
・・・・・・・。
ああ、もういいんですよ。なんで、どうしては、ここではタブーなんですよ。きっと。深く考えていたら、神経が焼き切れてしまいますよ。不思議ナンバーが幾つまで必要なんですかね・・・。
「望みの木」はですね・・・。
一日、3個までのお願いを聞いてくれるみたいです。しかも、この世界にあるもので代用されるようです。
白いノートは、紙の束。鉛筆は、羽ペンとインク。インクは墨のような固形を水で溶かして、羽ペンの先に直接つける、かなり年代ものでしたよ。あと、実を開くと中身が直接出てきます。お米や砂糖、塩の時は、かなりびっくりしましたよ。
えいっ。ザクッ。ザーーー。OHH、NO!でした。
小心者の私は、お肉が頼めないでいます。いや、待ってください。あの、50センチ内にはいる牛?豚?鶏?
想像できません。あなた、なにか別物が出来たらどうするんですか!キシャーとか威嚇なんかされたら・・・・。
いや、スモールサイズの生き物を食べる私・・・。
鬼畜です! 鬼畜の所業なにものでもありません。
ということで、釣竿を作りましてですね、ホノボノ湖で魚を取っています。魚の開きなんか作っちゃったりしてですね。木の実の皮も案外丈夫にできているので。保存容器としてつかったり、お皿にしてみたりしてます。
案外たくましく生き残っているわけですよ。私、しぶといですよね。
で、森の地図も作成中です。
なので毎日、疲れてバタンキューです。早く、メリンダさんの日記を読み進めたいのですが・・・・。
話が進みません。メリンダカムバック!