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ファントムリベリオン 可能性は無限のチェンジスキルでヒーロー無双  作者: 鹿兎
冒険者編 第1章 新しい出会いと旅路の始まり
20/24

初めての(望まぬ)パーティメンバー

やったね仲間が増えますよ回

盗賊のボスのはぐれ勇者を倒した後、盗賊達の近くにいた女性達に服等を着させて牢屋にいる捕虜になっていた人達と共に町に帰還した。


魔除のスクロールでギリギリまで、町に近づけさえすれば護衛時間は数分程度....それならなんとかなるからな。


それから冒険者ギルドに行き、依頼の終了報告等を終わらせ2日休養を取ったあとケイカさんに呼ばれギルド長室に向かった。


「ギルド長、ロイルです」


「入りな」


「失礼します」


部屋に入るとケイカさんと....盗賊団のアジトで出会った獣人族の姉弟がいた。


「あの、......とりあえず試験の事とか話したいんだけどその前に....何故この子達が?」


「なーんかどうしてもあんたに話があるんだってさ」


「あの?この子どなたなんですかギルド長さん?私達が会いたいのは18歳ぐらいのイケメンな感じのCランク冒険者のロイルさんなんですけど.....。

髪色は同じだけど、私達と同じ子供ですよ?」


まあ、そりゃそうなるよな。

あの時は一度もスキルを解除してなかったし。

にしても....ホントに会うことになるなんて思わなかったぞ....お礼とかぐらいならやっぱり無理ですって断るつもりだったのに。


「なんだロイル?あんたスキルの姿しか見せてないの?」


「スキルの姿?あの一体何の話をしてるんですか?」


「.........」(コクコク)


「コイツは本来の姿が子供でスキルで肉体の全盛期に変身出来るのよ、当時の姿になってやりな」


「仕方ないな...魔力消費も多少はあるのに」


確かあの時は....ダークアサシンだったな。


「アサシン、ダーク」


《ダークアサシンフォームを確認》


《魂及び身体を再構成します》


「あっ私達が知ってるロイルさんになった!」


「...ロイルさんだ....」


「これで良いか?スキル解除」


スキル解除をし、姿を元に戻す。

元の姿だとこの子達2人と背丈がほぼ一緒になる。


「それで、お2人はうちのロイルになんかお礼以外に話があるんだっけ?」


「えっと....はい...でも....」


まあ相手が自分と同じ子供だったら戸惑うよなぁ。

でも知らん、こんな所でまで姿を偽るのは面倒だからな。


「.....姉さん...僕が話すよ..!」


「えっ」


弟君か、気弱そうなのに姉が困るときだけは率先して動くな...。

アジトで出会った時もそうだったけど、良い弟じゃないか。


「あの、僕達ロイルさんに指名依頼をしたくて....その僕達の師匠になって欲しいんです!!」


「........は?」


は?師匠....?何言ってんだ?旅に出るから無理だし、俺はステータスが特殊過ぎて教えられる事なんて無いぞ!!

ケイカさん断ってくれ、ギルドマスターだろ!?


「.....良いよ!うちのロイルなら師匠としてこき使ってやって!」


はぁああああああああぁぁぁ!?


「おい、俺は試験もクリアしたし西に向かって旅するんだぞ!?獣人の子供のお守りなんて出来るか!」


「連れてきゃ良いじゃないさ、アタシは常々思ってたんだよ、アンタには友達や仲間が必要だってね、固定のパーティメンバーもさ。

今までパーティを組むのなんて、人付き合いや必要にかられての時しか無かったじゃん?基本ソロだし」


いつぞやの父上と同じ事を言われ、一瞬動揺するも平静を取り戻しすぐに反論する。


「っ.....それは俺のステータスの特異性とかさ、俺の目的とか色々あったからだろ!?あんた全部知っててやれって言ってんのか!?」


「そうだよ」(ニッコリ)


めちゃくちゃ良い笑顔で言ってんじゃねぇよ、この行き遅れギルドマスターが....!


「ぇ....!ねぇ....!....ねぇってば!!」


「んあ?何だキリエ?」


急にどうしたんだコイツ?

なんかちょっと怒ってるけど、今はそれどころじゃないんだよ...俺のこれからが。


「あんた今子守りって言ったわよね?.....アンタも子供じゃない、同じ子供に子守りなんて言われたくないわ。バーカ」


「は?誰がバカだよ」


なんだ、急に生意気な女だな。


「アンタよアンタ、こう見えてあたしは姉として歳上として生きてきたのにレクスと同じぐらいの男の子に子守りなんて言われるのは心外だわ!!

だから、バカにバカって言ったのよ」


「いやいや、盗賊に捕まって弟君と一緒に捕虜になってたやつに歳上の威厳なんかあるかよ、助けたのは俺だし。

それに馬鹿じゃねぇし、多分レクスは俺より下じゃねぇか?俺は11だ!」


「う、うるさいわね!!眠らされちゃったんだから仕方ないじゃない!

それに、11ならあたしと同じじゃない!尚更子守りなんて言われたくないわ!!

元々イケメンで大人な冒険者だと思ってたのに、正体が子供なんて意味分かんないわよ!!」


「あんた達早速仲良さそうじゃない!旅路もこれなら心配無さそうね」


は?いきなりなんだよ、こんな生意気な女と中が良さそうだと?ふざけんな!!俺の好みはもっと清楚なタイプの子だよ!!


「「仲良くなんかねぇ(ないわ)!!」」


「息ぴったりじゃない」


「姉さん....ロイルさんと仲良さそう」


「うるせえよ!行き遅れギルドマスター!!」


「うるさいわよ!この気弱男子!!」


「はぁ?」(ニッコリ)


「.....姉さん?」(ニッコリ)


あ、まずった。


「いや、これは間違えたというかそのつい、本音が出ちゃったというか脊髄で返しちゃったというか....あの....その、なんだ....許してくれケイカさん...」


「レクス!ち、違うのよ!ちょっと口が滑っただけで....ね?お姉ちゃんの事許してくれるよね?」


「「ダメ」」


「「...........」」


終わった、言ってはならない事を口に出してしまった....。

なんか隣でバカ女もレクス君に怒られているみたいだ。

ざまあみろ。


「とりあえずあんた達三人がこれから旅に出るのは決定事項、それでこの2人に戦い方とか教えて上げるのがギルドマスター命令。

さらに、友達、パーティメンバーとして扱うのがあんたの保護者としてのケイカ・アユハの命令!良いかい?」


「はい...分かりました.....」


「姉さん....ロイルさんの旅に着いていくよ。

後今日の晩御飯は姉さんの嫌いなトマトをいっぱい使ったものにするから...」


「そんな〜......」


かくして、俺は仲良くなれそうな少年レクス君と全く仲良くなれる未来が現状見えない生意気な女の子キリエと、バルディッシュ公国までの旅を(不本意ながら)共にすることが強制されてしまったのだ。


いかがでしょうか?

僕は生意気な女の子大好きなので、ヒロインはみんな生意気にしたいです(暴論)

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