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スローアーのおっさん

 どんな事件が起こるんでしょうね。


 と言っても、スローライフなので、安心して下さい。











「スティーブさん!大変だ。


 ドラゴンが出た!」


 屋根を貸してくれた家の主が叫んだ。


 「ドラゴン?」


 「そうだ。今直ぐ出るんだ!」


 「あぁ、少し待ってくれ………。よし、行こうか。」


 チーズパンを、味わえるギリギリの速度で完食する。


 「ドラゴンは西から来た。東の方に………」


 「そうか。西だな。」


 俺は西へと駆けて行った。


 「オイ!そっちはドラゴンが居る!逃げるんだ!」


 「なぁに、心配無い。チーズ工場と牛は守る。


 チーズパンと屋根の貸賃だ。」






















 「グォォォォオオオオ!」


 中々立派な蛇だ。


 5m一寸。


 「さぁて、朝食を急がせたんだ。その分少し荒いぞ。」


 地面を一蹴り。


 距離を詰めた。


 「グォア!」


 足元の俺を踏みつけようと足を出す。


 「おいおいおい。スローアー相手に足を差し出すなんて、素直過ぎやしないか?」


 上げていない軸足を両手で掴み、






 「それっ!」






 「ゴァフォウ⁉」






 投げ飛ばした。








 ドガーン!






 蛇が地面に投げ出された。










「グァオウ‼」


 流石に怒ったらしい。


 しかし、お前は俺を見つけられない。見つけても、もう遅い。








 ガシッ!


 尻尾を掴む。


 そのまま蛇をハンマー投げの要領で振り回す。


 「ギォォオ!」


 俺の場所が解っても炎は吐けない。


 何故か?頭が遠心力で回って尻尾に向けられないから。








 「元の場所に帰れ。」


 西の空に蛇が飛んでいった。




































 スローアー:投技のプロ。近距離最強職の一つ。








 投げるだけで金が貰えて感謝される。






 良い生き方だぞ。




 スローライフは良いぞ。

スローライフ。確かにそうですよね。




だが、誰がSLOW LIFEでなくては成らないと言った?


THROW LIFEだってスローライフだ。






一話でのどかなおっさん小説を期待した人達。残念でした!ごめんなさい!




 という訳で


×ゆったりライフ


●投げるライフ


小説、完成!












していません。
















実はこれ、読者の皆様に協力して貰ってやっと完成します。


真の作品完成はここからです。




お願いです。本作のレビューをして下さい。『本作のスローライフの真の意味のネタバレをしないで。』という条件付きで。




例)『真のスローライフ』・『覇道を征くスローライフ』・『斬新な王道スローライフ』


という、知らなければ騙されそうな話題で誘って貰って是非、皆さん同様に他の読者様にもスローライフでショックを受けて貰いたいのです。


























 騙された方々、今度はアナタが騙す番です。


 騙されっぱなしは面白くないでしょう?


 さぁ、巧みで巧妙なレビューを書いて、私と一緒に愉悦を!


 大丈夫、私は嘘は吐いていません。


 スローライフ小説です。まごう事無き。


 あなたもスローライフショックの流行を作る側になってみませんか?








 そして、レビューで騙された方が更にこれを見て騙して………………スローライフの無限ループは続きます。

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