第17話
すみません、夜中に書いていて数値を間違えてました。
爺ちゃんが召喚した鳥、ファリルは俺と爺ちゃんを乗せたまま優雅に空を飛び西の砦を目指した。
「ねえ、主様~他の子達もそろそろ呼んであげないと、皆怒ってたよ」
「そうなのか? 前に呼んでからそんなに経って無いじゃろう?」
「……主様、ボクを呼んだのも10年振りなの気づいてる? 確かに主様は、長寿のエルフだから感覚がボク達召喚獣とは違うけど、ボク達の感覚で言うと10年は結構長いんだよ?」
「う~む、そうなのか……よし、今度クリフの紹介も兼ねて一度皆を呼ぶとしようかのう」
「うん、そうしてくれると皆も喜ぶよ~、っとそろそろ砦に着きそうだけど主様どうする? 前みたいに突っ込む?」
「いや、今回はクリフの修行も兼ねているからのう。今回はここで下ろしてくれ」
「主様、クリフ君まだ3歳なんだから無茶させちゃだめだよ」
ファリルは俺の心配をしてくれている様子でそう言ってくれた。しかし、爺ちゃんは「大丈夫じゃ、儂が付いておるんじゃからな」と言うとファリルは溜息を吐いた。地面に着き、俺と爺ちゃんが降りるとファリルの姿が光出し元の世界に戻るようだ。
「それじゃ、クリフ君また今度会おうね。それと、主様加減知らないから本当に危なくなったら逃げるんだよ~」
「おう、ありがとうファリル~」
俺とファリルは別れの言葉を言い、ファリルの姿が消えると爺ちゃんが「それじゃ、まずは準備をしようかのう。その間、クリフもステータスのチェックちゃんとしとくんじゃよ」と言われた。確かに、一度確認しておこうと思い俺はステータスを開いた。
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名前:クリフ・ファウス・クールベルト
年齢:3
種族:ハーフエルフ
身分:貴族【クールベルト子爵家の三男】
称号:全武器使用可能な者 魔導士の卵 武人の卵 神に見られてる者 リグルの弟子(リグル・エルリードから教えを受けている者)
加護:全能神の加護 魔導神の加護 武神の加護
適正属性:火・水・風・土・光・闇・無
適正武器:全種類
職業:
レベル:11(10UP)
ステータスポイント:1000〖29000〗
HP 2110/2110(1000UP)
MP 2105/2105(1000UP)
持久力:4501(3000UP)
精神:1501(1000UP)
知能:4501(3000UP)
物理攻撃力:4501(3000UP)
物理防御力:1505(1000UP)
魔法攻撃力:4501(3000UP)
魔法防御力:1505(1000UP)
敏捷:1501(1000UP)
運:73
<スキルステータス>
スキルポイント:1000〖29000〗
〖スキル〗
・火魔法〖レベル1〗 ・水属性〖レベル2〗(1UP)
・風属性〖レベル3〗(2UP) ・土属性〖レベル1〗
・光属性〖レベル2〗(1UP) ・闇属性〖レベル1〗
・無属性〖レベル3〗(2UP) ・鑑定〖レベル2〗(1UP)
・アイテムボックス〖レベル1〗 ・全状態異常耐性〖レベル2〗(1UP)
・悪魔祓い〖レベル2〗(NEW)・棍術〖レベル1〗(NEW)
・弓術〖レベル1〗(NEW)
〖ユニークスキル〗
・無詠唱 ・鬼人化 ・全言語
〖固有能力〗
・知識の書庫
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レベル結構上がったな、やっぱり【悪魔】を倒したからかなって、あれ? おかしいな、ステータスの上がり方が少しおかしい気がするんだけど……
「ねえ、爺ちゃんちょっと質問していい?」
「なんじゃ、クリフ?」
「あのさ、レベルが上がったら能力値とかポイントっていくつ増えるの?」
「う~む、そうじゃのう大抵の人間は1レベル上がるのに対して最低が5から最大で50辺りじゃろうかの、ポイントもそれに似てるがレベルが上がるまでの鍛錬の仕方でまた変わってくるのう。それが、どうしたんじゃ?」
「いや、ただ聞いてみただけ、もうちょっと待ってて」
はい、上がり方思ってた通り異常です。どういうこっちゃ! って、そう言えば爺さん(全能神)が言ってたな「儂の加護は強いぞ」ってこれの事か? しかし、ステータスの伸びしろが1000と3000ってどうやったらこんな数値になるんだよ。
(もしかして、他の神様のも効果が……)
俺はそう思って、武神様と魔導神様の加護を確認するとちゃんと書いてました。【レベルUP時、能力値3倍】って、んでもって全能神様の加護が【レベルUP時、能力値100(限界値)+ステータスポイント・スキルポイント100】って書いてあるよ。なに、もしかして神様と神様の加護が重なり合って普通あり得ない位の伸び方したの?
もう、驚き過ぎて俺が3年間頑張ってスキルのレベル上げたのが霞んじゃうよ。それに、スキルの方にも全能神様の効果があったみたいでレベルが上がりやすいって書いてあったよ。もう、全能神様の加護ある人、皆チートだろ。
「そう言えば、スキルレベル道理で上がりやすいと思ったよ……」
「んっ? なんじゃ、準備もうよいのか?」
「いゃ、まだだよ」
俺は爺ちゃんにもう少し待っててともう一度言い、ステータスを確認した。まあ、ステータスポイントはHPに1000ポイント使って0にした。スキルの方も1000ポイントを使い、今更ながら【偽装】を取った。【偽装】は鑑定やアイテムバックと同じポイントだった。
前から爺ちゃんに取らないのか? と言われていたが、母さん達も鑑定を持っているのか分からないし3年間一緒に過ごしたが鑑定を持ってる風に見えなかったら、あえて取らなかったが今回の帝国兵士との戦闘だと鑑定持ちも居そうだし俺の事を知られない方がいいと思い取る事にした。一応、その後【偽装】をレベル3まで上げる為に800ポイント使った。
そして、次に能力値をブーストする為のスキルを取ろうかと考えたが、ユニークスキルの【鬼人化】が運以外の全能力強化だったので今回は取らなかった。残りのポイントは、こっちの世界のが両方0で善行ポイントが28200ポイントになった。
(2レベルしようとした時、300取られ3にしようとしたら500取られた。今回は急な事で取ったがポイントがあるからと言ってこんな近道みたいな事してたら、いざ必要な時に足りないかもしれないからこう言った事は控えておこう。なんせ、スキル1つ取るのに3000ポイント必要なスキルとかもあったしな……)
俺は爺ちゃんに、「準備終わったよ」と伝えると爺ちゃんは用意しておいたのか短剣と子供でも使える弓(俺の場合、身長的問題が解決できれば力もあるので爺ちゃんが特製で作ってくれた)を渡してくれた。
俺はこの時、短剣を少し持ち色々と自分の体の動きを確認していると閉じていなかったステータスのスキル欄に【短剣術〖レベル1〗(NEW)】と追加された。
最後に確認したステータスはこんな感じになっていた。
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名前:クリフ・ファウス・クールベルト
年齢:3
種族:ハーフエルフ
身分:貴族【クールベルト子爵家の三男】
称号:全武器使用可能な者 魔導士の卵 武人の卵 神に見られてる者 リグルの弟子(リグル・エルリアから教えを受けている者)
加護:全能神の加護 魔導神の加護 武神の加護
適正属性:火・水・風・土・光・闇・無
適正武器:全種類
職業:
レベル:11
ステータスポイント:〖28200〗
HP 3210/3210(1000UP)
MP 2105/2105
持久力:4501
精神:1501
知能:4501
物理攻撃力:4500
物理防御力:1505
魔法攻撃力:4501
魔法防御力:1505
敏捷:1501
運:73
<スキルステータス>
スキルポイント:〖28200〗
〖スキル〗
・火魔法〖レベル1〗・水属性〖レベル2〗・風属性〖レベル3〗
・土属性〖レベル1〗・光属性〖レベル2〗・闇属性〖レベル1〗
・無属性〖レベル3〗
・鑑定〖レベル2〗 ・アイテムボックス〖レベル1〗
・全状態異常耐性〖レベル2〗・悪魔祓い〖レベル2〗
・棍術〖レベル1〗・弓術〖レベル1〗・偽装〖レベル3〗(NEW)
・短剣術〖レベル1〗(NEW)
〖ユニークスキル〗
・無詠唱 ・鬼人化 ・全言語
〖固有能力〗
・知識の書庫
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