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第125話


 崩れ落ちていた俺はゆっくりと顔を上げ、爺ちゃんと父さんの顔を見て最後の望みを言った。


「せめて、父さんの2つ名よりマシな名前にしてほしいな……」


「……確かにクリムのは格別じゃしな」


「ちょっと?! クリフ、義父さん。私だって最近になってやっとこの名前に慣れたのにそんな酷い事言わないでよ」


 父さんは俺と爺ちゃんの言葉を受けて、そう叫んだ。本人も嫌々付けられる2つ名って本当に必要なのかな?


「まあ、それは大昔の転生者のせいじゃな昔の転生者達は自分達の事を色んな名称で呼んでいた名残が今の【2つ名】として残っておるんじゃ」


「今まで先輩転生者には感謝してたけど、これだけは許せない……」


 白米や日本の食材に出会えたのは先輩転生者さん達のお陰で感謝してたけど、こんな恥ずかしいのを世に残して行くなんて……


「そう言えば、昔の知り合いの転生者は神と交信をしておった者が居たがクリフは神と話したりできるのか?」


「神様と? いや、転生した後は一度もあった事も無いよ? 転生者って神様と話したり出来るの?」


「儂の昔の友は、普通に寝てる時に神の所へ行ったりしておったぞ?」


 へぇ、転生者って神様と話しをしたり出来るんだ。そう言えば、アーリンとドラグノフも神と話しが出来るって言ってたけど俺って出来るのかな?


「まあ、でも神様と会っても話す事も無いだろうし、話せるなら【2つ名】をどうにか出来ないか聞いてみたいね」


「クリフは本当に嫌そうじゃな」


 爺ちゃんはそう言いながら「気長に待つしかないのう」と言って部屋を出て行った。俺も父さんに報告も終わったし部屋を出て行った。

 部屋を出た後、地下室に行ってドラグノフ達の練習に混ぜて貰おうと思ったが俺に勝つために特訓してるから無理だろうなと直ぐに思い、仕方ないので裏庭で魔法の練習をする事にした。



「さてと、そう言えばステータスも暫く見て無かったし確認しておくか」


 俺はそう思い、ステータスを表示させた。



名前:クリフ・ファウス・クールベルト

年齢:8


種族:ハーフエルフ

身分:貴族【クールベルト子爵家の三男】


称号:全武器使用可能な者 魔導士の卵 武人の卵 神に見られてる者

   リグルの弟子 竜王の主 妖精王の主 リーラの弟子

加護:全能神の加護 魔導神の加護 武神の加護 戦神の加護 聖神の加護 

   妖精王の加護 時の竜王の加護 


適正属性:火・水・風・土・光・闇・無・聖・氷・雷

適正武器:全種類


職業:冒険者【ランク:C】


レベル:75(+4)


ステータスポイント:5400〖21000〗


HP 9610/9610(400UP)

MP 8505/8505(400UP)


持久力:23701(1200UP)

精神:7901(400UP)

知能:23701(1200UP)

物理攻撃力:23701(1200UP)

物理防御力:7905(400UP)

魔法攻撃力:23701(1200UP)

魔法防御力:7905(400UP)

敏捷:7901(400UP)

運:73


<スキルステータス>


スキルポイント:1000〖21000〗


〖スキル〗

・火属性〖レベル6〗(レベル1UP)

・氷(水)属性〖レベル8〗(レベル1UP)

・雷(風)属性〖レベル6〗・土属性〖レベル4〗

・聖(光)属性〖レベルMAX〗・闇属性〖レベル3〗

・無属性〖レベル7〗

・剣術〖レベル7〗(レベル1UP)・短剣術〖レベル3〗

・弓術〖レベル3〗・杖術〖レベル2〗

・棍術〖レベル4〗・斧術〖レベル1〗

・棍棒術〖レベル1〗・ハンマー術〖レベル1〗

・探知魔法〖レベル4〗・付与魔法〖レベル4〗

・偽装〖レベル5〗・鑑定〖レベル5〗

・悪魔祓い〖レベル2〗

・アイテムボックス〖レベル4〗(レベル1UP)

・全状態異常耐性〖レベル5〗(レベル2UP)

・強化魔法〖レベル3〗・鷹の目〖レベル2〗

・召喚魔法〖レベル1〗NEW・調理〖レベル2〗NEW



〖ユニークスキル〗

・全言語 ・鬼人化 ・無詠唱 ・体内時計 ・空歩


〖固有能力〗

・知識の書庫



「気づかない内にレベル上がってたんだな、まあ前に見たの結構前だったしこの間毒竜も倒してるしレベルも上がるか」


 そろそろ、ステータスポイントの方の振り分けを考えないと溜めてても仕方ないしな、スキルポイントはなるべく温存しておいた方がいいけどステータスは振り分けておかないといざって時に使えないから振り分けておかないと勿体ない気がする。


「でも、どうしようかな どの能力値に振ったら一番いいのかイマイチ分かんないんだよな……」


 今の所、HPで苦しんだ場面ってのが無いんだよな……HPとMPに関しては、ステータスを全部表示せずとも一部だけ出すと言う事が出来るので戦闘の時とかはいつも見てたが、今まで一番辛かったのは父さんとの進級試験の時に5000を切った位なんだよな……


「まあ、あの時は父さんに手加減されてたんだけど……」


 取りあえず、ステータスポイントを400使ってHPを1万台に乗せる事で一度ステータスを閉じて魔法の練習を始めた。

もしかしたら見落としでステータスに入ってないのがあるかも知れないので、見直しの時に見つけましたら修正していきます。

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