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猫ちゃんが隣で笑ってくれている日々の幸せ。

作者: 薫姫

うーんと。前書きというよりも、何を書けばいいのかな?な感じですが(笑)。

まあ、うちの飼い猫たちを歴代紹介していく実話です。

私は今現在、猫を10匹飼っております。

今まで最期まで看取った猫ちゃんも合わせると

16匹ですかね・・・。


最初に飼った猫ちゃんは私が幼い頃に母が

「Kちゃん(本名)のお友達になってくれるように」という

優しい思いからペットショップで見つけたシャム猫の

「ミミーちゃん」(男の子)でした。

物心ついた頃からいつもミミーちゃんと共に過ごしていましたが、

引っ越した後に行方不明になってしまいそれきり何年かは

猫ちゃんを飼っていませんでした。

でも、小鳥のオカメインコのトットちゃんという(またこの子も男の子)

子を何年かずっと可愛がっていました。


その後、私が15歳の時に偶然に見かけた野良ネコちゃんが産んだ

「チーちゃん」という男の子を連れて帰ったのですが、

この子の生い立ちはかなり可哀想なものでした。

母猫の「ミーコちゃん」は公園の中を通ってはいけないのに

バイクで通った心無い人間により撥ねられて事故死・・・。

そして、生まれて間もないチーちゃんは生まれつき後ろ足が

片足ない状態で目も目ヤニだらけで開かない状態で、

亡くなった母猫のミーコちゃんの亡骸に「ミーミー」と鳴きながら

傍に寄っていっていたのです・・・。

その姿を見た祖母が泣きながら「余りにも可哀想や!連れて帰る!」て

言い、私と他のボランティアの餌やりのおじさんに手伝ってもらい

なんとか捕まえて家に連れて帰りました。

そして、我が家の一員となったのです。


その後も、今度は違う猫ちゃんですが、「ミーちゃん」という

大きなオスのトラ猫ちゃんを連れて帰りました。

この子もどうやら事故に遭ったらしく、骨盤が歪んでしまい、

まともにトイレも出来ない状態でぐったりとしていたのを

真夏の暑い日に連れて帰りました。

この子はもう何年も前に他界しましたが、苦しい闘病生活を

送っていて、腎臓が悪いので家で点滴を打ってあげていました。

(獣医さんにやり方を教えてもらい、カーテンレールにハンガーを

逆にして引っ掛けてそこに点滴を吊るし、台の上にミーちゃんを

母と2人がかりで押さえながら皮膚の皮を引っ張って消毒液を塗った

箇所に針を刺すという方法でした。)

闘病も虚しく、ミーちゃんは亡くなりましたが、入院していた

獣医さんのところからちゃんと最期に引き取り、おうちで看取りました。

大好きな猫ちゃんだったので亡くなった時は家族みんなで泣きました。

でも、最期に帰ってきたのがおうちだったので良かったです・・・。

あのまま、外で苦しんで1匹で亡くなっていたらと思うとぞっとします。


3匹目でおうちに来たのは「しろちゃん」というシャムミックスの

野良ネコちゃんでした。(この子は女の子です)

初めて見た時、「ミミーちゃんに似てる」と思ってとても可愛がっていました。

ある日、いつもの場所でしろちゃんを発見すると、誰かに虐待されたのか

尻尾にセロハンテープがグルグル巻きになっていたので慌てて剥がすと

皮膚が何か鋭い刃物か何かで切られた様な生傷があり、「こんなところに

おいとけられない!!」と判断した私は家族に相談してこの子もまた、

おうちに連れて帰りました。13年生きて生涯を全うしたこの子は

最期までおうちで可愛がられて幸せだったのではないかと思います・・・。

大好きな猫ちゃんでした。


4匹目におうちに来たのは黒猫の「くろちゃん」という男の子です。

(この子はチーちゃんと一緒で今でもまだ元気に生きています)

初めて出会ったのは公園で、子猫の時に捨てられていたそうです。

祖母が近くにいた小学生の女の子たちに話を聞いたら、

「この子を捨てたおうち、知ってるよ。うちのクラスの子の家や。」と

悲しい様な怒った様な面持ちで話をしていたそうです。

私が初めて見た時も背中に上ってきて、とても人懐っこい可愛い子だったので

祖父が「連れて帰りたい」と言い出したのでまた引き取りました。


5匹目は三毛猫の「たまちゃん」という女の子でした。

この子もやはり公園に捨てられていて、偶然見た人がいたそうで、

「この子、若い男女が車から投げ捨てる様に捨てていったんや!」と

憤っておりました・・・。

やはり、可哀想だったのでこの子も引き取りました。

しかし、残念ながら引っ越しの途中で逃げ出してしまい行方不明のままに。

一応、役所に連絡して、「三毛猫がおったら保護してあげてください。」と

見つかり次第連絡を頂く様にお願いしたのですが結局見つからないまま今に至ります。


6匹目はやはり同じ公園にいた野良ネコちゃんで「のろちゃん」という

男の子でした。(命名は私がしました。いつもご飯をのろのろと食べるのが

可愛らしかったからです)キジトラ猫の大きな男の子だったので

「ミーちゃんが生き返ったみたい」と喜んでいました。

のろちゃんは歯が悪い子だったので手術をしてもらい、抜歯したのですが

その数年後に偶然にもまた「ミーちゃんと同じ病気」、つまり腎臓病を

患い、数年前に他界しました。

最期におうちで息を引き取りました。獣医さんが皆、優しい方ばかりで

「湯たんぽで体を温めてください」と言ってくれて、温めたペットボトルを

用意してくれ、それを体に引っ付けた状態で猫用のベッドに寝かせて

毛布をかけてあげました。朝の6時ごろに目が覚めた時にはまだ尻尾を

少し動かしていたので「良かった・・・。まだ生きてる・・・。」と

思いましたが、その後起きた時・・・朝の10時にはもう眠る様に亡くなりました。

涙が止まらなかったのを記憶しています・・・。


7匹目に来たのはこれまた偶然にもシャムミックスの男の子で

まだ生後2か月ほどの赤ちゃんだった「ミュウちゃん」です。

同じ毛色のしろちゃんと仲が良く、とても活発な可愛い子猫ちゃんでした。

でも、生まれた時から持病を持っていた様で、下痢が止まらず、

体重もかなり少なくやせ細り、僅か10ヶ月で生涯の幕を閉じました。

あの時もやはり涙が止まりませんでした・・・。

死ぬ間際まで一生懸命によたよたと苦しい体で歩いてトイレまで

何回も行こうとする姿を見て祖母も「もう、ええんや。そんなに

無理して頑張ってトイレに行かんでもええんや!そこで粗相してもいいから!」と

涙を流してミュウちゃんに言っていました・・・。

いつも朝起きたら顔を嬉しそうに覗き込んでいた可愛いミュウちゃん・・・。

あの子の事もずっと忘れません・・・。


8匹目以降は、ラッシュの様でした。

まず初めにおうちに来たのはキジトラ猫の3姉妹でした。

「マロンちゃん」、「ハニーちゃん」、「ルナちゃん」です。

(この子たちは今もまだ若くて元気でいます。)


その後は母が里親募集サイトで見かけたシャムミックスを4匹。

「凛ちゃん」(この子は男の子)と「モカちゃん」、「モモちゃん」、

「ぽてちちゃん」です。(今も元気に生きております)

もう1匹は捨て猫を保護した子で、「チョコちゃん」という

サビ猫ちゃんです。(女の子でまだ年も若くて小さい子です)


今はこの状態で、お年寄りの「チーちゃん」、「くろちゃん」と

その他の8匹と合わせて10匹体制ですね。


いつも、周りに猫がいる。

こんなに幸せをたくさんくれる可愛い天使たちを大事にして、

毎日お世話を頑張ります!!!

10匹いるのでお世話は大変ですが(笑)大好きな猫ちゃんたちなので

全然苦にはならないです。寧ろ幸せです。


割と、周りにはボランティアで動物を保護する方々が多いので

「みんなが幸せになれたらいいね。」て思います・・・。


ワンちゃんや猫ちゃん、他の動物さんたちもみんな、

どうか大事に可愛がってあげてくださいね・・・。

動物は心の優しい天使の様な子ばかりなので、

少しでも殺処分や虐待などの酷い目に遭わせない様に

助けてあげれたらと切に願います・・・。


長々と書いてしまい、すみませんでした・・・。

ではでは、ここで幕を閉じます。

人間の傍にはいつも猫ちゃんがいます。

ワンちゃんや小鳥さん、ウサギさんなど、他の動物たちもまた同じく。

近くにいる動物たちを大事にしてあげてくださいとの思いから

書き綴りました・・・。

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