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外れ勇者のよせあつめ  作者: 仲仁へび
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 しばらくした頃、ノルドさんが病気になって倒れた。

 働きすぎが原因だとかなんとか。


 そのため、勇者召喚ができなくなったしまったようだ。


 それなのに、国を騒がせている狂暴な生き物、ジャシン・デスダークというのが暴れまわり始めた。


 このままでは国はめちゃくちゃになってしまう。

 だから、やむなく戦えない僕達勇者にもソウドウインがかかった。


 召喚失敗勇者組って言われている僕達が、何かできる事はないと思うけどノルドさんが回復するまでの足止めくらいはできるはず、と国王から震え声で言われた。その後「この国はもう終わりだ」と言ってさめざめと泣いていたけど、僕は気配りできる大人になりたかったので見なかった事にした。


 いずなが前に、気配りのできる男の子って恰好いいよねって言ってたからだ。


 そういうわけで小屋掃除の僕達と、兵士の訓練相手の二番目さんと、魔法研究者の三番目さん、歴史研究者の四番目さん、図書館の司書の五番目さんはゼンセンにおくりこまれた。


 とうぜん僕達には、本物の勇者のように戦う力はない。


 なので、前で戦う勇者たちのバックアップ、お手伝いに回る事になった。



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