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盗んだバイク太郎

作者: しいたけ

 むかしむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんがおりました。

 お爺さんは山へ盗んだバイクで芝刈りに、お婆さんは川へ盗んだバイクで洗濯に行きました。


 お婆さんが盗んだバイクを洗っていると、川上から、大きな盗んだバイクがどんぶらこどんぶらこと流れてきました。

 お婆さんが盗んだバイクを割ってみると、中から盗んだバイクのように元気な男の子が出て来ました。

 二人は、その男の子に桃太郎と名付けました。


 桃太郎が15歳になった昼の事です。

「お爺さん、お婆さん。鬼ヶ島へ鬼退治に行って参ります」

 桃太郎は元気よく家を後にしました。


 桃太郎が歩いていると、盗んだバイクのハンドルが現れました。

「桃太郎さん! どうかお供に加えて下さいな!」

 桃太郎は盗んだバイクのハンドルをお供に加えました。


 桃太郎が歩いていると、今度は盗んだバイクのエンジンが現れました。

「桃太郎さん! どうかお供に加えて下さいな!」

 桃太郎は盗んだバイクのエンジンをお供に加えました。


 桃太郎が歩いていると、盗んだバイクのタイヤが現れました。

「桃太郎さん! どうかお供に加えて下さいな!」

 桃太郎は盗んだバイクのタイヤをお供に加えました。


 桃太郎は盗んだバイクのハンドル、エンジン、タイヤを組み立て、盗んだバイクを完成させました。


 桃太郎は走り出します。


 当然行き先は分かりません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 素晴らしい☆彡 (*´▽`*) 神作品でした!!
[良い点] 最後言いたかっただけやん笑笑
[良い点]  こんなしいたけ節が見たかった!   [気になる点] >盗んだバイクのハンドル、エンジン、タイヤを組み立て  サドルとハンドルとマフラーとミラーとボディと燃料となんかゴチャゴチャした部分は…
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