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漆黒の剣帝は変貌した地球で無双する  作者: ソラリオン
第1節 迷宮

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24/72

10話



優月視点



アンデットどもを斬り捨てながら王城へと進んでいくと段々とアンデットどもが上位種になっていく。



________________________



名前 :

性別 :

種族 :スケルトンナイト

職業 :剣士

Lv : 15

技量ランク : E


スキル : 剣術lv.2 盾術lv.1


マスタースキル :


ユニークスキル :


称号 :


________________________




________________________



名前 :

性別 :

種族 :スケルトンメイジ

職業 :魔法使い

Lv : 14

技量ランク : E


スキル : 風属性魔法lv.2 魔力回復lv.1


マスタースキル :


ユニークスキル :


称号 :


________________________



________________________



名前 :

性別 :

種族 :ゾンビアーチャー

職業 :弓使い

Lv : 18

技量ランク : E+


スキル : 肉体強化lv.1 弓術lv.2


マスタースキル :


ユニークスキル :


称号 :


________________________



________________________



名前 :

性別 :

種族 :ゾンビアサシン

職業 :暗器使い

Lv : 17

技量ランク : E


スキル : 肉体強化lv.2 暗器術lv.2 隠密lv.1


マスタースキル :


ユニークスキル :


称号 :


________________________



等々、上位種だらけになってきており、先程よりは面倒になってきているが、僕の進行速度はまったく変わっていない。その代わり、今は刀を使わずに、魔術銃を使って《魔力回復》が間に合う量で一体ずつ的確に仕留めている。


前方にいるやつらには、《支配ノ瞳》の《命令》を使って死んでもらっている。《命令》は条件さえ達成してしまえば、なんでも命令できるようだ。ただし、使い過ぎると結構な疲労感がやって来る。これは新しい発見であった。《命令》は体力を消費しているらしい。


とまあ、そんなこんなで王城の正門にまで辿り着くことに成功した。すると、周囲に散乱していた骨が集まってくる。そして、骨が全て集まると一体の魔物と成る。



________________________



名前 :

性別 :

種族 :スケルトンフォートレス

職業 :

Lv : 32

技量ランク : D


スキル : 骨強化lv.4


マスタースキル :骨集合体


ユニークスキル :


称号 :骨要塞


________________________



マスタースキル

骨集合体 : 骨がばらばらに散っても元に戻る。さらに集合体内にあるスケルトンの能力を使用できる。



なんともまあ強力なスキルである。あの中にある骨の能力を全て使えるということは、各種武術はもちろんのこと、さらに各種魔法が使えるということである。


僕は抜刀して魔力を流す。《身体強化》を5割まで上げる。僕の体制が整うと同時に相手も魔力を練り上げ魔法の同時発動をする。火、風、土、水の4種の魔法が僕に向かって来る。僕は発動していた《把握》を通して、魔法の核を見る。


そして刀で()()()()()


これは以前に発見したことで、《把握》は魔法にも適用され、《把握》をして魔法を見ると、魔法には核があり、そこを壊すと、魔法も霧散するのだ。ただし、魔力を流していないとだが。


フォートレスの魔法は途切れることなく、やってくる。僕はそれらを全て斬り伏せていく。


そして遂に魔法が途切れる。その瞬間僕は《黒纏》を発動して、魔力を刀と身体全体に流して5割強化する。更に《増幅》も魔力に対して発動して、間合いに入った瞬間《把握》により確認していたフォートレスの核に向かって斬撃を叩き込む。



月華天真流 龍月翔(りゅうげつしょう)



*********


月華天真流 龍月翔


自分より高い相手に対して下から急所を斬り、上に仰け反らせる技。龍が月に翔ようだという意味。


*********



それにより、内部にあった核が曝け出される。フォートレスは仰け反り対応ができていない。そこに更に追撃をかける。



月華天真流 散華(さんか)



*********


月華天真流 散華


刺突による三連撃技。速さを重視した技であり、一瞬のうちに刺突を叩き込む。華が散ったようだという意味。


*********



その三連撃を全て核に叩き込む。それにより、核が壊れる。その途端骨がばらばらになっていき、最後には骨が散らばっているだけとなった。

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