2話
皆さん台風を無事乗り切れましたか?自分は大丈夫でしたので、更新はしっかりとしてきます。
優月視点
「次は"鬼王"ですね。鬼神は全部で四体います。
"焔鬼" "嵐鬼" "海鬼" " 山鬼"です。
こいつらも仲間意識などなく、また、龍と違い、人の共通言語を話しません。要は会話はできないという事です。これは竜も同様です。
最後に"竜王"です。竜王は数が多く、八体います。
"火竜"" 風竜"" 水竜" "地竜" "闇竜"
"聖竜" "氷竜" "雷竜"です。
鬼と竜はともに繁殖可能なため、何体もいますが、それらは、地上の者たちでも倒せるので、放置でもいいです。
そして、ここからが、大事な話です。龍、鬼、竜は今の貴方では、下位の竜や鬼でさえ苦戦間違いなしです。これには、理由が有ります。
龍、鬼、竜には核というものが存在します。それぞれ、龍核、鬼核、竜核と言います。奴らを倒すにはこの核というものを破壊しなければなりません。
ですが、核は通常の武器では、絶対に倒せません。例え、身体を貫通させても、首を落としても、心臓を潰しても、何をしてもです。
核を壊す方法は2つ。
1つ目は、スキルと魔力を使う方法です。これが最も用いられる方法です。
しかし、この方法が通用するのは一般的に中位までの鬼と竜でしょう。貴方やあちらの世界の猛者たちも良くて上位を倒せる、くらいだと思われます。
結論から言うと、この方法は貴方が倒さなければならない最上位の鬼と竜や龍たちは倒せないという事です。
2つ目は、鬼や竜、龍を倒して獲得できる特殊な武器を使う事です。
上位の鬼や竜、龍を倒すと、奴らの中にある生命エネルギーが持っている武器や装備品に集まり、奴らに通用する武器に進化します。
これをそれぞれ、"鬼装" 、"竜装" 、"龍装"と言います。
しかも、これらの武装は奴らを倒すごとに、強化されていきます。これは、奴らの武装を持っている場合また、中位以下を倒した場合に生命エネルギーが経験値となり、倒した者に吸収され、武装の強化とレベルアップに使われるのです。
そして1人で持てる武装は1つです。
さらに、大勢で倒しても得られる武装は1つです。
例えば、五人で上位の鬼を倒しても、武装が得られるのは一人だけです。誰が貰えるかはわかりません。武装自身が自らの使い手を選ぶと言われています。
さて、ここで迷宮についてです。基本は地球にあるものと変わりませんが、この世界の迷宮は二種類存在します。そのうちのひとつが神造迷宮です。この迷宮には普通の迷宮とは大きく違うことが有ります。それは最奥には天使か、神がいるという事です。
勿論神といっても下位の者ですが。最奥につき、天使か神に会うと、彼らから試練が課されます。
その試練の内容はバラバラで実際にやってみないと分かりません。そして試練を見事クリアすると、彼らの力を得ることができます。
これは一番最初に最奥に着いた者のみが得られ、複数人でクリアした場合でも、一人しか得ることが出来ません。
これをそれぞれ"天装" 、"神装" と言います。
この武装はどちらも龍たちに通用します。特に龍には神装がよく効きます。
説明が長くなりましたが、ここまでです。後は貴方の脳に直接送らせていただきます。貴方の処理能力があれば余裕でしょうし。
それではいきます。」
そう言うと、セレーネ様の手が白く光り僕の脳に手をかざして光りを浴びせる。その途端多くの情報が頭の中に流れ込んでくる。
僕はそれを処理能力をフルに使って処理していく。しばらくして、情報の嵐が収まる。そして、僕は異世界『エルドラ』についての情報を得たことを自覚した。
「処理できたようですね。
それでは、次に貴方のステータスを確認しましょうか。地球の頃とは違ってスキルだけでなく、他にも色々な項目が増えてますので。
それでは口に出して『ステータスオープン』と言って下さい。
あ、因みに次回からは心の中で思うだけでいいですからね。」
僕はセレーネ様から言われた通りに『ステータスオープン』と言う。
すると目の前にホログラムのような画面が表示される。
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名前 : ユヅキ イザヨイ
年齢 : 13
性別 : 男
種族 : 人族
職業 :
Lv. : 1
魔力量 : 2800/2800
魔力純度 : 2700
魔力強度 : 2500
技量ランク : A+
スキル : アイテムボックスlv.4 銃術lv.6
マスタースキル : 剣王lv.10 感知lv.8 看破lv.7
魔力支配lv.10 身体強化lv.9 明鏡止水lv.10
ユニークスキル : 神才 暗絶殺 支配ノ瞳lv.1
称号 : 神童 異世界の英雄 神殺し 死神 絶影 支配者
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明日も更新出来そうです。




