・番外編『☆新年のご挨拶☆』 イラスト付き
※本編とは全く関係ありません!
今回は、作者とクレアとクローバーが談話する形で進んで行く、箸休め企画となっております。
『キミの隣で、満月を。』『代償のない契約』の裏話的内容も書くつもりです!
では、どうぞ!
~2018年スタート!~
クレア&クローバー
『新年、あけましておめでとうございます!』
クレア
『もう年が明けちゃいましたね、クローバーさん。』
クローバー
『はい、時が経つのは恐ろしく早いようで…。
それに、‘’キミの隣で、満月を。‘’の連載が始まってからも、もう既に3ヶ月経ちますからね。』
クレア
『3ヶ月ですか……。
3ヶ月でまだ7話…………』
クローバー
『ま、まぁ、そこはそう言及なさらずに…。汗
作者さんも、同時連載で頑張っているようですから、ね?』
クレア
『それもそうですね……。
ただ、このお話を読んでくれてる貴重な読者さん達を待たせている現実には、ちゃんと目を向けて欲しいですけどね……。』
作者
『あぁ……本当に申し訳ない……。
正論すぎて返す言葉すらありません……涙』
司と蓮(‘’代償のない契約‘’の主人公二人)に引き続き、やっぱり責められる某作者。
クローバー
『まぁまぁ、作者さんも十分反省されているようですし……。
あ、そうでした!実は、そんな作者さんが僕らのイラスト(このページ内の一番下にあります!)を描いてくださったみたいですよ、見てみませんか?』
クレア
『それで罪滅ぼしにはなりませんからね?』
作者
『うっ……』
クローバー
『クレアさん…。
とりあえず、どんなのか見てみましょうよ。
なにせ、今年の作者さんの年賀状は、僕ら二人のイラストみたいですし…。
年始めの挨拶に選ばれるなんて、とても光栄なことじゃないですか。』
作者
(クローバーさん、神……涙)
クレア
『それもそうですね、どれどれ……。
………………!!』
クローバー
『どうかなさいました?』
クレア
『クローバーさんが、あ、わ、和装をぉぉぉ……!(萌え)』
クローバー
『あ、はい。ん?
あ、クレアさんもとても素敵に仕上がってますね……。
(表に出さないだけで、内心萌え状態)』
作者
『喜んでもらえて何よりです。
(そんな二人を微笑ましく見つめる私)』
クレア
『そういえば作者さん。
同時連載してるもう一つの話、進んでるんですか?
こちらは最近、クリスマス辺りに更新がありましたけど……』
作者
『そのことに関してなんですけど……。
さっき、司と蓮にがっつり干されてきました、はい。』
クローバー
『やはりそうだったのですね……。
さっき、悲鳴みたいなのが聞こえてきましたからね。』
クレア
『ですね、‘’ひぃぃ!‘’とか何とか。』
作者
『はい、すみません、その悲鳴私です。』
クローバー
『新年早々お疲れさまです。』
クレア
『同じく、お疲れさまでした。』
作者
『あ、ありがとうございます……涙』
クレア
『ところでその、‘’代償のない契約‘’ってどんな話なんですか?』
クローバー
『僕も気になります。』
作者
『あ、奇遇ですね。
さっき、向こうの二人にも同じ質問をされたんですよ。
キミの隣で、満月を。とはなんぞやと。
でも、あまり上手くは説明出来ませんでしたけどね。』
クレア
『えぇ……』
作者が上手く説明出来なくてどうすんだ、という冷ややかな視線を送ってくる二人。
作者
『す、すみません。
でも、‘’代償のない契約‘’の説明は手慣れてますから、お任せください。(過去に何度も宣伝してる)
では、いきます。
─様々な人の悩みを聞き、その全てを報酬なしで解決する‘’悟りの館‘’を営む女子高生、神路 司。
そんな司と、訳あって‘’代償のない契約‘’を結ぶことになった心優しき悪魔、蓮。
そんな、人間×悪魔の凸凹コンビが送る、笑いあり、涙あり?アクションあり!のハートフルストーリー、ぜひご覧下さい!』
クレア&クローバー
『おぉ!!』
作者
『(ドヤッ)』
クレア
『なるほど、こちらは異世界恋愛ファンタジーで、あちらは現代恋愛ファンタジー……ってことでいいのかな?』
クローバー
『今の説明に、恋愛要素入ってましたっけ?』
作者
『……。(汗)
でも、キーワードの中に‘’恋愛‘’って書きましたし、確かに、アクションシーンとか、人を問い詰めるシーンとか、結構そういう場面が多いのは承知の上ですけど……。(滝汗)』
クレア
『きっと、これからですよね、恋愛は!(汗)』
作者
『そ、そうです!(汗)
今、丁度二人の過去が少しずつ明かされて行ってるところで、この‘’代償のない契約‘’は、終わりがちゃんと作者の中で決まってる物語なので、そこら辺、きっと大丈夫です!』
クレア&クローバー
『(大丈夫じゃないな、これ……。)』
作者
『そんな目で見ないで下さい……涙』
クローバー
『でも、とても面白そうですよね、クレアさん。』
クレア
『ですね。
じゃあそろそろ、こちらもこの物語の裏話的何かを……』
作者
『あ、そうでした。
じゃあまず、クローバーさんの誕生秘話から!』
クローバー
『わ、私ですか?』
作者
『はい。
実はこのシルヴィオ・クローバーというキャラクター、初めは全く違う話の、全然違ったキャラクターだったんです。』
クローバー
『え!そうなんですか?』
作者
『はい。私、猫の○返しっていう映画の、バ○ンっていうキャラクターがめちゃくちゃ大好きで、クローバーさんはそこから生まれたキャラクターだったんです。
だから最初は、紳士服を華麗に着こなす化け狐……っていうイラストからイメージして作った、結構希なキャラクターだったりしますね。』
クローバー
『え、僕、最初は化け狐だったんですか?』
クレア
『でも、人外の獣っていうところでは同じですよね、今と。』
クローバー
『あ、確かに。』
作者
『実は最初、‘’奇術使いのワンダーランド‘’というお話の主人公が、クローバーさんだったんです。』
クレア
『それは、どういうお話なんですか?』
作者
『ごく平凡な12才の女の子、藤森 明琴が主人公のお話で、その明琴の住む町に、‘’奇術屋‘’という一軒のマジックショップがオープンされるところから話は始まります。
そして、その奇術屋を営む若き天才マジシャンが、あなた、フォックス・クローバー。
しかし、クローバーさんには一つ、重大な秘密がありました。
それは、自分の正体が実は化け狐であること。
それゆえ、昔から多くの人たちに非難され、その正体を隠しながら生きていかざるおえなくなったこと。
しかし、明琴達の住む町では度々、神隠しや摩訶不思議な事件、すなわち、あやかし達が起こす事件が後を絶ちませんでした。
そして明琴自身も、そのあやかし達の手によって町から誘拐されてしまう。』
クレア
『そこで、クローバーさんの登場ですね!』
作者
『はい。
この物語同様、人間思いなクローバーさんは、拐われた明琴を見つけ出し、あやかし達から無事助け出します。
しかしその時、明琴には自分の正体が狐であるとバレてしまう。
ただ、明琴は他の人間達とは違い、クローバーが化け狐であると知っても怖がらず、友達になりたいと言いました。
そんな明琴に心を動かされ、クローバーさんは奇術屋を営む反面、明琴達と一緒にあやかし達が起こす事件を解決していく……
と、そんなストーリーです。』
クレア&クローバー
『おぉ……。
じゃあ、現代友情ファンタジーってとこですかね。』
作者
『そうなりますね。
さすがに、12歳と24歳だと年の差が倍ありますからね……。
悪くはないけど、さすがに恋愛には持っていきません(笑)』
クローバー
『まぁ、それが妥当でしょう。』
クレア
『そうじゃないと、クローバーさんがロリ○ン趣味ってことに……。』
クローバー
『…………!!』
作者
『ダメです、ダメ!絶対ダメ!
クローバーさんは、‘’フォックス・クローバー‘’当初から紳士的かつ純情キャラなんですから、そんなことは絶対……。』
クローバー
『そうだったんですね……笑
そういえば、作者さんのペンネームも‘’明琴‘’ですけど、そこから取られたんですか?』
作者
『はい……。
もう今となっては、私しか分からない裏ネタになっちゃったんですけどね。笑』
クローバー
『あ、やっぱり。
なんか、そういう繋がりっていいですよね。
ところで、クレアさんはどうやって生まれたキャラなんですか?』
作者
『クレアさんは至ってそのままですよ。
異世界恋愛ファンタジーを書きたいなぁと思った時、強くて優しい女性がいいな──それが、彼女だったんです。
さっきも話してたんですけど、私の書くヒロインは少々周りよりお強い方が多くて……』
クローバー
『ハハ、確かに……。』
作者
『でも、クレアさんと司さん(‘’代償のない契約‘’のヒロイン)、実は似ているようでちゃんと違うんです。』
クレア
『と、言いますと?』
作者
『二人とも、真面目で責任感が強く、そしてちょっぴり頑固で、自分を犠牲にしてでも相手を護ろうとする優しさを持ち合わせています。
でも司さんは、これからちゃんと描かれるんですけど、‘’一番愛されたい人から愛されずに育った‘’子供時代を送っているんです。
だからか、ふとした瞬間、普段は絶対しないような相手を蔑むような目をしたり、無情にも人を突き放してしまったり、悪意はなくても冷めた対応が出来てしまう。
すなわち、‘’誰かを護るためなら何かを捨てる‘’ことが意外にも出来てしまうのが、彼女、神路 司。
それに対して、家族に愛され、今ある幸せを護るために強くなったクレアさんは、‘’人を信じられない‘’と言いつつ、結局‘’人を疑うことが出来ず騙されてしまう‘’、温かくも脆い一面を持っています。
だから、誰かを護るために何かを捨てることが出来ない。
むしろ、そんな選択をしなければならないのなら、己を犠牲にしようとするのが、クレアさん、あなたです。』
クレア
『確かに、合ってますね……。(苦笑)
誰かを護るためなら……何かを捨てる。
私も少しは司さんを見習わないと、ですね。』
クローバー
『……そう、でしょうか?
クレアさんは、クレアさんですから。
無理に変える必要はないと、僕は思いますよ。』
作者
『私もです。
むしろ、みんながみんな司ちゃんみたいになっちゃったら……作者的に、非常に困ります。(汗)
とか言ったら、また向こうの世界で司ちゃんに半殺しにされるんだろうな………ハハハ…(滝汗)』
クレア
『………。(汗)
まぁとりあえず、そろそろこの会もお開きにしましょうか。』
クローバー
『ですね。
これからも、‘’キミの隣で、満月を。‘’よろしくお願いします。』
クレア
『同じく、よろしくです!』
作者
『はい!
一人でもこの物語を読んでくださる方がいる限り、これからも執筆活動に精進していきたいと思いますので……。
更新は、いつも通りスローペースになってしまうかもしれませんが、完結するその日まで、どうぞよろしくお願いします!』
《完》
昨年はありがとうございました!
こんな拙い文章を読んでくださる温かい読者の皆様に出会えたこと、本当に嬉しく思っています。
今年も一年、どうぞよろしくお願いします!(*^^*)