登場人物
更新遅くなってしまい、本当にすみません!
クレア・ホワイト 18歳
・ホワイト家の長女。
幼い頃に祖母と父を亡くしてから、人狼という存在を誰よりも酷く憎んでいる。
七つの時から狩人として森に出ており、弓矢と銃の名手。
しかし、狩人となってから人狼に出くわしたことは一度もなく、銃は護身用に身に付けている程度。
家族思いで、責任感の強い真面目な性格。
甘えることを知らずに育ち、人間に裏切られた事のある過去から、家族以外の人を簡単に信じることができない。
一度決めたことは最後まで貫く性分であり、その頑固さ故に、周りを振り回すこともしばしば。
《王宮・後宮内での人々》
アレン・セルフォード 21歳
・一国の次期継承者。
勉学、容姿、剣術ともに秀でており、民にも好かれている好青年。
裏表はなく誰にでも優しいが、恋愛事に置いてのみ、若干(?)の俺様気質を発揮する。
ただ、一国の王子としての判断力や決断力には長けており、その責任感の強さは類をみない。
臣下を大切にし、民への気遣いを常に忘れない。
実は、幼い頃出会った初恋の人に、未だ想いを寄せ続けている。
シルヴィオ・クローバー 24歳
・人狼。
今は亡き両親の考えを尊重し、人を食べず、人と共存することを心から望む人害の獣。
現在はその正体を隠して、宮廷薬剤師 兼 庭師として後宮内で働いている。
ある理由から草花に興味を持ち、花言葉にも詳しい。
人狼でありながら人をこよなく愛し、誰かが危険に晒されれば、その身を犠牲にしてでも守ろうとする性格。
寛大な心の持ち主で、温かな笑顔が印象的。
モナ・ヴィオラ 18歳
後宮内に住んでいる、他国のご令嬢。
容姿端麗、美しい歌声と心を持ち、彼女の異名を承知の上で、‘’友達になろう‘’とクレアに声をかけた人物。
同い年ながら、どこかお姉さん的立場でクレアを見守る。
レオナルド・フローレンス 24歳
王宮護衛騎士。
体術、剣術、銃の扱いにまで手慣れており、例え相手が誰であろうと、王子に手を出すものには容赦がない。
口数が少なく、表情が乏しい。
そのためか、周りに冷たい人と誤解されがちだが、道端に生えている小さな花を避けて歩くほど、慈悲深く、根は優しい性格。
出会いこそ最悪だったものの、誰かを‘’守る‘’ことに対する共通認識からか、クレアとは徐々に心を通わせていく。
《クレアの親族》
サラ・ホワイト 15歳
幼い頃から病弱で、数年前から大病を患う。
薬がないと生きていけず、姉や母に負担をかけていることを申し訳なく思っている。
アンナ・ホワイト 39歳
クレア、サラの母親。
今は亡き夫のことを心から愛しており、娘達の前では涙も見せないほど、強く気丈な優しい女性。
ブライアン・ホワイト
クレア、サラの父親。
十二年前に起きたある出来事によって亡くなり、生前は、動物専門の宮廷学者として、王子の教育係を務めていた。
多少頼りない性格だが、心優しく、誰よりも家族を大切にしてきた人物。
両親の影響で幼い頃から自然や動物を愛でており、クレアに森の素晴らしさや厳しさを教えたり、実際に森に連れ出したりもしていた。
アンドレア・ホワイト
クレア、サラの祖母。
自然をこよなく愛する人で、余生は森の中で静かに暮らしていた。
自然の中でも特に草花が大好きで、花言葉に詳しい。
しかし、人狼によって殺され、その生涯を終えてしまうこととなる。
あまり上手くはありませんが、挿し絵も少し描かせて頂きましたm(__)m
見て頂ければ幸いです(*^^*)