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遊びだったんだよ/能力覚醒/帰省

【遊びだったんだよ】

 診断メーカー(http://shindanmaker.com/169048)様より

 どちらかが、なにかしらの事情で「君とはただの遊びだったんだ」と相手に言った場合どうなってしまうかについて語りましょう。


【能力覚醒】

 創作タグbox(@sousaku_motif)様より

 #うちの子に一つ余計な能力を付けてみた


【帰省】

 診断メーカー(http://shindanmaker.com/169048)様より

 お正月での2人について語りましょう。


 初出:novelist様『ツイッター140字ss』(2015-03-24~2017-08-03)

【遊びだったんだよ】


「遊びだったんですけれど」


 相手は冷笑を浮かべて見下ろしている。

 なによ。あんたは遊びのつもりでもあたしは本気だったわ。

 寝ても覚めてもあんたのことを考えて。なのに。


「次はこれ!」

「何度もやってもお小遣いの前借りは許可できません」


 トランプを突き出すあたしに執事は溜息をつく。



               挿絵(By みてみん)



【能力覚醒】


「ほら、字を書くとピカーって光るボールペンがあるでしょ?」


 彼女は真顔で言う。


「そんな感じで書くと頭が光るようになったの!」

「へぇ、夜道で便利になったね」


 素直に感心する兄と得意げな妹を見て。

 ツッコむべきだろうか、との葛藤が渦を巻く。



               挿絵(By みてみん)



【帰省】


 帰省3日目。


「なんで年末年始に実家帰らなくちゃいけないのさ」


 タイを緩めながら主人がぼやく。夜会嫌いは承知しているが恒例行事だ。仕方ない。


「……そう仰る頃だと思って荷物まとめておきましたよ」

GJ(グッジョブ)!」


 躊躇(ちゅうちょ)なく窓枠に足をかける主人に、育て方を間違えたかな、との思いがよぎった。

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『魔王様には蒼いリボンをつけて』本編
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