花にたとえる(2編)/小さくなったら
【花にたとえる】
創作タグbot(@sosakutagbot)様より
#うちの子を花に例えるとなんですか
【小さくなったら】
創作#タグ(@sousaku_hashtag)様より
#自分の恋人が小さくなった時の反応(=子供化で)
初出:novelist様『ツイッター140字ss』(2015-03-24~2017-08-03)
【花にたとえる・1】
「百合ですね」
背を向けたまま彼はそう言った。
「華やかで良い匂いがして。花言葉は純粋」
よくそんな歯が浮くようなことを。まるで口説く台詞だよ? そう咎めると彼は目を細めて振り返った。
「口説いているんですよ?」
手元の花瓶から白い芳香が漂う。
【花にたとえる・2】
「タンポポって感じ?」
義兄はそう言って笑った。
……なにその雑草代表。踏まれても蔓延るず太さが似てる? 食べることもできる庶民の味方だから?
「柔らかくってふわふわしてて可愛いよね」
う。そんな邪気の無い笑みで言われると納得しちゃうじゃないの。
【小さくなったら】
創作#タグ(@sousaku_hashtag)様より
#自分の恋人が小さくなった時の反応
(=子供化で)
そうきたか。
オムライスと格闘しているその子はどう見てもあの人。だが驚くどころか頬に付いたご飯粒まで可愛いと思う自分が怖い。
今なら……好きかと聞いたら答えてくれるだろうか。
喉元まで出かかった言葉を、摘んだご飯粒と共に呑み込む。




