表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14歳の少女と、僕  作者: 天月 姶良
1/1

貴方のお父様が犯人です。

[貴方のお父様が犯人です]


「え…?」


[あなたは、当時10歳、妹さんと弟さんが4歳…。そんな子供にあなた達のお父さんは誘拐犯で逃走中に事故を起こし死にました。なんて言われてませんよね。]


いや、待て…。落ち着け…。僕の父は交通事故で死んだとは聞いた。だけど、誘拐なんて…。母親も祖母もだれもそんな話をしていなかった。急に言われても信じられない。僕の知っている父さんはもっと優しい人だ…!


[確かに急に言われても信じられないでしょう。私も説明が単純でしたから。何か聞きたいことは?]


「僕の父親がそんな事するはずがないっ!」


[まぁ、親子ならそう思いたいでしょうね。でも真実です。現に被害者がここにいますから。]


「お前は僕を責めたいのか?」


[いえ、別に。あなたを責めたところで変わりありませんしね。]


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ