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ノラとパン焼き窯の悪魔  作者: kaoru
物語のはじまり
33/91

祭りが終わって

著作権は放棄しておりません。

無断転載禁止・二次創作禁止

 夢のような一夜が明けた、翌日の朝。

 ノラは眠い目をこすりながら、あくびを噛み殺している家族とともに教会へ向かった。

 教会に到着してみると、礼拝堂にはいつもの半分の参加者しかいなかった。寝不足や飲み過ぎで動けない人がいるようだ。

 ノラが空いている席に座ると、直ぐにアベルとクリフォードがやってきて、ノラの両隣を陣取った。

「あぁあ、昨日は何10曲も踊らされたから、身体中が痛いや!」

 クリフォードは大きな伸びをして、わざとらしく言った。

「なあにそれ、もしかして自慢?」

 ノラが呆れてたずねると、クリフォードはにやっと口角を持ち上げた。

「わかっちゃった?……残念だったねぇ。町一番の色男と踊れなくて」

「別にいいもん。アベルといっぱい踊ったもん。ねー」

 ノラとアベルはにこにことほほ笑み合った。

 昨夜はミライのおかげで、本当に素晴らしい夜だった。肌触りの良いドレスや、シルビアの悔しがる顔や、友人たちとの楽しい時間を思い出すと、頬は緩み、幸せな気持ちになった。

「……へぇ。災難だったなアベル、ノラのへたなダンスに付き合わされて」

 クリフォードが憎まれ口を叩き、ノラの楽しい気分に水を差した。ノラはじろりとクリフォードをにらんだ。

「そんなことないよ。とっても上手だったよ」

 アベルがノラをかばうと、クリフォードは急につまらなそうな顔になった。

「ふぅん。俺なんか練習で100回も足を踏まれたのに」

「そ、そんなの、2年も前の話じゃない……!」

 ノラは顔を赤らめて反論した。確かに、学校でダンスの授業がはじまったばかりの頃は良く練習に付き合わせたし、足も踏んだ。しかし最近では上達して、大きなへまは10回に1回もない。

「気にすることないよノラ。クリフは拗ねてるんだ。昨日ノラと踊れなかったから」

「そんなんじゃないさ」

 アベルが核心を衝いて、クリフォードは皮肉げに鼻を鳴らした。

「意地を張るのはよせよ。クリフだって見ただろ?……昨日のノラ、すごく綺麗だった。ノラが一番だった」

 アベルは熱っぽい視線でノラを見つめて言った。アベルのいつになく真剣な瞳に、ノラはどきっと胸を高鳴らせた。

「……あんなの、ぜんぜん似合ってなかった。格好だけ女の子ぶったってだめさ」

 クリフォードはいらいらして言った。アベルの甘い褒め言葉は、瞬く間にクリフォードが放った毒舌に取って代わられた。ノラはぎくりとした。

「あの大道芸人は、本当のこいつを知らないんだ。そうでなけりゃ、あんまりひどい格好だったんで不便に思ったんだろ」

 クリフォードはすらすらと続けた。

「おしとやかなマルグリッドならともかく、なにを着たって中身がノラじゃ台無し……」

「クリフ!」

 見かねたアベルがきつい口調でたしなめた。クリフォードがはっとしてノラを見やると、ノラは怒りと悲しみにぶるぶると肩を震わせていた。

「……ごめん……」

 ロドルフォ神父の説教の間中、ノラはクリフォードの方を見ないよう、頑なに顔をそむけていた。クリフォードはノラの赤く染まった首筋を見て、罪悪感にさいなまれた。

「あの、ノラ……」

 終始気まずい雰囲気で午前の説教を終えると、クリフォードは思い切ってノラに話しかけた。

「…………」

 ノラはクリフォードを無視して、足早に礼拝堂を出て行った。アベルはノラを追いかけて行き、1人取り残されたクリフォードは、衝動に任せて椅子を蹴たくって、ロドルフォ神父に怒られた。

「あんなこと、本気で言ったんじゃないよ。クリフはノラがあんまり綺麗だったから、照れたんだよ」

「心配しないでアベル。私、気にしてないわ」

 ノラはため息交じりに言った。これはたぶん、母が言うところの、他人と自分の外見を比べて鼻を高くしたノラへの天罰なのだ。

 いい気になってはしゃいだりして、ばかみたいだ。ノラが注目を浴びたのは、ミライとドレスのおかげなのに。欲をかいて他人を羨んだりするから、こういうことになる。

「ノラは一番輝いていたよ。本当だよ……」

 その日の午後は、町をあげての清掃だった。ノラの家は広場から遠いので、家族でお屋敷の片付けを手伝いに行くことになった。

 ノラ達がお屋敷に到着すると、孤児院の子供達が早々と清掃をはじめていた。

 ノラは馬車回しの陰にサリエリの姿を見つけて、昨日のヘルガの言葉を思い出した。

『サリエリは、あなたとお友達になりたいんじゃないかしら?』

「…………」

「ノラ、なにしてるの?早く行くわよ!」

 デムターさんに挨拶を済ませた後、ノラとオリオは雑巾を持って1階をうろついた。先にきていたランベル夫妻とタリスン院長先生の見事な采配のおかげで、清掃はほとんど終わっていた。

 ノラとオリオがダンスホールに入って行くと、親切者のスチュアート・オコネルが、天井からぶら下がった大きな吊り燭台を取り外そうと、脚立の上で四苦八苦していた。

「手伝おう」

 オリオとスチュアートは協力して吊り燭台を取り外した。

「いやあ、助かった。燭台をみがこうと思ったら外れちゃったんだ。危うく落っこちるところだったよ」

 スチュアートは煤だらけになった両手を、前掛けで拭いながら笑った。

今年で三十路を迎えるスチュアートとその母のコーデリア・オコネルは、デムターさんの土地を格安で借りる代り、週3日はお屋敷でお手伝いみたいな仕事をしている。良くお屋敷に遊びに来るノラとは、大の仲良しだ。

 オリオとノラはスチュアートの仕事を手伝うことにした。

 ノラが裏の井戸へ水を汲みに行くと、先客が……サリエリがいて、水を汲もうと、井戸縄を引いていた。少し迷ったが、ノラは声をかけることにした。

「ねぇ」

「!?」

 ノラが声をかけると、サリエリはびっくりして、握っていた井戸縄から手を放した。途中まで引き上げた釣瓶が落下し、ぼちゃんっ!と水音を立てた。

「……国立魔学校、辞退したんだってね」

 ノラが近寄って行くと、サリエリはおろおろと視線をさまよわせた。

「辞退するなら、どうして試験を受けたりしたのよ」

 サリエリはノラの質問には答えず、しょんぼりと肩を落として靴の爪先を見つめた。ノラはいらいらしたため息をついた。

「まさか私のためなんて言わないでしょうね。……孤児のくせに、他人のことにかまってる余裕なんてあるの?」

「…………」

「……譲ってもらったって、嬉しくないから」

 ノラは冷たく言い捨てて踵を返した。

「ノラ、水は?」

「知らない!」

 ダンスホールに戻ってきたノラはぷんすか腹を立てていて、オリオとスチュアートは顔を見合せて首をかしげた。

「あいつ、本当に腹が立つわ!」

 午後3時頃。お屋敷の掃除を終えて家に帰ってきたノラは、部屋に入るなり、鞄と帽子をベッドに放り投げた。

『我が主はなにをお怒りだ?』

 退屈を持て余していたねずみのミライは、近寄ってきてそわそわとたずねた。ベッドに腰を下ろしたノラは、ふぅーっと大きなため息をついた。

「……ねぇ。サリエリって、ミライの前のご主人様でしょ?……どういう子なの?」

 心が落ち着くのを待って、ノラはたずねた。

『どういう子?……そうだな。一言で言うと、哀れなやつだ』

 ミライは少し考えて言い、ノラは首をかしげた。

「?……哀れ?」

『ああ。私が見る限り、あれは孤独で不幸な男だ。いつも誰かを羨んでいて、目に映るもの全てを、悲しいほどに憎んでいる。欲しいものも、叶えたい夢も、会いたい人もない。……哀れと言わずになんと言おう』

 思いも寄らない答えが返ってきて、ノラはうろたえた。てっきり、根暗で嫌なやつだ!って言うと思っていたのに……

ノラの困惑顔を面白そうに見て、ミライはくくくと笑った。

「そんな風には見えないけど……」

『興味があるなら、本人に聞いてみると良い。どんな答えが返ってくるか見ものだ』

「無理よ。だってあいつ、なーんにも喋んないんだもん」

 ノラは不満顔で言った。

「先生や別の友達とは話すのに、私にだけ口を利かないの。……きっとびびってんのね」

 そんなに怖がらせた覚えはないんだけど。と、ノラはため息をついた。ミライはねずみらしい黒目がちな瞳をきらりと輝かせて笑った。

 ミライはその後ずっとご機嫌だった。ノラは怪訝な顔をしたが、上機嫌の理由は教えてもらなかった。

その夜の夕食の席。

「え!学校、行って良いの!?」

 母からまた学校に通うように言われたノラは、ぱちぱちと目を瞬いた。母はにっこりして頷いた。

「ヘルガ先生が、あなたがいないと火が消えたようだって。お若いのに素晴らしい先生ね。ノラの良いところをちゃんと見て下さっていて……さすがは国立魔学校の先生ね」

 母は感嘆した。暗に『ガブリエラ先生とは大違い!』と言っているような気がした。

「お料理とお裁縫の勉強はこれからも続けましょうね。学校のお勉強と同じくらい、大事なことなんだから」

「は、はい。お母さん」

 言い出したら聞かない母が、こうもあっさり気を変えるなんて……どうなってるの?

「ヘルガ先生が、ランベル婦人の前でお前のことを褒めちぎったらしい。お母さんてば、すっかり気を良くしちゃったみたいだよ」

ノラが驚きに目を白黒させていると、こっそりとオリオが教えてくれた。

 翌日、寝坊したノラが遅刻ぎりぎりに学校に到着すると、入口のドアの前で、クリフォードが待っていた。

「……お前が悪いんだぞ。お前が、大道芸人なんかと踊るから」

 クリフォードは、無視して前を通り過ぎようとしたノラを捕まえて言った。

「俺とは一曲も踊らなかったくせに……」

 はっとして顔をあげると、クリフォードの拗ねたような瞳が、じっとノラを見つめていた。

 クリフォードはノラの反応を待たずに、教室に入って行った。しばらくぼんやりしていたノラだったが、遅刻寸前だったことを思い出し、慌ててクリフォードに続いた。

「遅刻だぞノラ・リッピー。他の者と一緒に立っていたまえ」

 ノラが教室に入って行くと、ガブリエラに代わり教壇に立っていた男性が、高圧的に言った。良くお屋敷の図書室で見かける老人だった。黄色い肌は絵本で見た砂漠の砂のようで、細い手足は棒きれみたい。名前は確か……サインツだ。

 見れば入口の脇には、遅刻常習犯のマルキオーレとクリフォード、味噌っ歯のマチュー・オッケルが立ちんぼしていた。

「まだあと1分あるわ」

 ノラは主張したが、サインツは首を左右に振った。

「生徒達には授業の5分前には教室にきて、準備をするよう言ってある。5分前から4分の遅刻だ」

「でも、ガブリエラ先生はそんなこと言わなかったわ」

「そのガブリエラ先生は何者かの卑劣な悪戯によって休職中だ。文句はそのちんけな悪戯をした痴れ者に言いたまえ」

 サインツは素知らぬ顔をしているクリフォードを、じろりとにらんだ。ノラは仕方なく、クリフォードの隣に立った。

「それでは授業をはじめる」

 サインツが宣言して、授業がはじまった。

 静まり返った教室に響くのは、サインツの低いしゃがれ声だけだ。ベン・ウォルソンも、内緒話が大好きなシルビアとカレンも、じっと黒板を見つめて、口を開かない。

 ノラはそっと、隣に立つクリフォードを盗み見た。

「…………」

 ノラは後悔していた。クリフォードに誘われた時、意地をはらずに踊れば良かった。本当はとっても嬉しかったのだ。一番最初に、ノラをダンスに誘ってくれたこと。クリフォードはノラがどんな格好だって、気にしなかったろう。

「…………」

 クリフォードにとっては記念すべき夜だったのに……洋服なんか気にして、お祝いもしてあげなかった。

 ノラはごめんねの気持ちを込めて、そっとクリフォードの左手に触れた。 ノラの指先が手のひらを撫でると、つまらなそうに黒板を見つめていたクリフォードは、びくりと肩を震わせた。

「…………」

 2人は黒板を見つめたまま、お互いの指を絡めた。サインツが厳しいおかげで、後ろを振り向く生徒はいなかった。立ったままうたた寝しているマルキオーレの横で、2人は授業の間中、手を握り合った。

 1時間目の授業が終わると、ノラは赤い顔を隠して、そそくさと自分の席へ戻った。隣の席のサリエリと目があったが、ノラはぷいっとした。

「おはようノラ!」

 アベルとマルキオーレが駆け寄ってきた。

「災難だったね。あの先生、すぐ罰をくれるから、みんなおっかながってるんだよ」

 アベルは気の毒そうに言った。

「俺なんてもう8回目だぜ。毎日毎日、冗談じゃないよ。これならガブリエラ先生の方がまだましだった」

 マルキオーレはうんざりしてぼやいた。

 3人でおしゃべりしていると、職員室からヘルガが出てきた。

「おはようノラ。今日はくると思って、みんな待っていたのよ」

「ヘルガ先生。お母さんを説得してくれて、どうもありがとう。全部先生のおかげです」

「私はただ本当のことをお話ししただけよ。ノラのように優秀な生徒が勉強を続けられないのは、この町の……延いてはアヴロナリアの損失です!ってね」

 4人は休み時間中、ノラがいない間に学校で起きた出来事などを話し合った。あんまり夢中でおしゃべりしていたので、職員室からサインツが出てきたことにも気付かなかった。

「ご歓談中に失礼。授業をはじめてもよろしいか」

 サインツはヘルガに向かって、にこりともせずに言った。

「え、ええ。どうもすみません、サインツ先生……」

 ヘルガはそそくさと職員室に戻って行き、アベルとマルキオーレも慌てて席についた。

 ノラがサインツの背中に向って、べーっと舌を出すと、サインツはたちまち振り返って、ノラはぎくりとした。

「ノラ・リッピー。君には学校を無断欠席した罰がある。相応しいのを用意したので、後で職員室にきなさい」

「ええー!」

「拒否するなら今日から君の席はあそこだ」

 サインツは冷たく言って、教室の一番後ろ……つまり一番お馬鹿が座る席を指した。ノラはがくぜんとした。罰をくれるにしてもあんまりだ!

「…………」

「さあ、どうした。選ばせてやろうと言ってるんだ。早く決めなさい」

 サインツは涼しい顔で言った。腹を立てたノラは、すっくと立ち上がると一番後ろの席まで歩いて行った。びりっけつのベン・ウォルソンはノラを歓迎し、紳士が淑女にするように、さっと椅子を引いた。ノラはどしんっ!と腰かけた。

「……良いだろう。それでは授業をはじめる」

 授業中、ノラはずっとサインツの背中をにらみ続け、サインツはそんなノラの視線を無視し続けた。

 授業が終わると、ノラはがたんっ!と椅子を蹴倒して立ち上がり、サインツが職員室に戻るより早く教室の外へ出た。アベルが後を追いかけてきて、いらいらと靴底で地面を叩くノラをなだめた。

 親切な友人のおかげで落ち着きを取り戻したノラが教室に戻ってみると、シルビアとカレンが笑い転げていた。

「勉強だけが取り柄のノラ・リッピー。あの子、今頃わんわん泣いてるわよ!」

 シルビアはノラの転落を喜び、教室中に聞こえるような大声で言った。

「私、サインツ先生に助言申し上げるわ。ノラを罰したのは正解です、でもあの子にはもっと厳しい罰が必要だと思います!って。前のガブリエラ先生はぼんくらだったけどサインツ先生ならきっと賛成して下さるわ!」

 興奮するシルビアは、ノラが教室に戻ってきていることに気付かなかった。

 文句を言いに出て行こうとしたアベルを制止して、ノラが入口のところからじーっとにらんでいると、しばらくして気付いたカレンが青ざめた。

「ノラが学校を休んだのは、事情があったからだわ。それに、ノラはとても勉強家よ。サインツ先生のやり方はあんまりだわ」

 黙って成り行きを見守っていると、ノラを擁護する声が上がった。ノラをかばったのは、ジノ・シャルディニだった。

 シルビアは『学校の成績なんて!』と笑った。

「女の幸せは結婚して家庭に入ることよ。牧場や農家の妻に、文学や歴史が必要だとは思わないわ」

「それは、そうかもしれないけど……」

「女に必要なのは頭の良さより、肌の白さだって、ママはいつも言うの。そのことに気付かないリッピーの人達は、愚かだって」

 家族のことを言われたノラは、かちんときた。

「ママはこうも言うの。ノラみたいにお行儀を知らない子は、将来縁談で苦労するって。ご両親は嫁ぎ先を探すのに、国境を超えなきゃならないだろうって!」

 ノラは悪口を垂れるシルビアの背後に、そーっとしのび寄った。カレンはそそくさと逃げていった。

「……ご忠告どうもありがとう」

 ノラが声をかけると、シルビアは短い悲鳴をあげて飛び上がった。

「でもご心配には及ばないわ。私がどんなに愚かだって、あなたの馬鹿さ加減には遠く及ばないもの。そうでしょう?シルビア」

 驚かされたシルビアは、きっとノラをにらみ付けた。ノラは痛くもかゆくもない!と、鼻を鳴らした。

「でもまさか、お頭の弱いあなたに指摘されるとは思ってなかったわ」

「…………」

「今度あなたの前期の成績表を回覧に挟んで町中に配って差し上げる」

 シルビアは真っ赤な顔で押し黙った。ベン・ウォルソンや、ショーン・カートライト、クリフォードまで、思わず肩を震わせた。ふんだ!

 授業が終わってみんなが帰り支度をしていると、クリフォードがサインツに呼ばれた。

「校長先生からお話がある」

 職員室に連れて行かれるクリフォードを、ノラとアベルとマルキオーレの3人は、心配そうに見送った。

「どうしたのかなあ?クリフ……」

「きっと尋問だよ。ガブリエラ先生に悪戯したのはお前だろー!って。服の中に蜘蛛を入れられたくらいなんだよ。なあ?」




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