調査と広報活動。
数日ぶりの更新です。
楽しんでいただけると嬉しいです。
アクセスが欲しいです。
「ふぅん。平林桜ねぇ....」
時刻は17時50分。全ての講義を終え206号室へ戻った俺たちは、すでに教室で待機していた鬼龍院に平林のことを伝えた。
「聞いたことない名前だわ。ほんとに処女なんでしょうね?」
「ああ、俺の処女センサーは9割当たる」
「...処女センサーねぇ...」
鬼龍院は俺に疑いの目を向ける。まぁ確かにいきなり処女センサーなんて言われて信じる奴の方が少ないだろう。
「...まぁいいわ。平林桜については鬼龍院の方で調べてみる」
「調べるって何を調べるんだ??」
「そうねぇ...例えば、家族構成や友人関係、過去の男関係、あとは...処女膜の有無とか」
「なんか最後に凄い直接的なの来たけど!?」
そもそもどうやって処女膜の有無とか調べるんだよ...。いや折角なら僕にやらせて貰えませんか??
「それに関してはご心配なく。鬼龍院財閥に不可能はないわ。まぁ少しばかりお金はかかるけれど」
「なるほどな、大体の狙いを定めるための俺たちって訳だ」
「まぁ、だいたいそんな所ね」
横で話を聞いていた健太が口を開く。
「なら俺たちは一旦お役御免ってことでいいのか?」
「...残念ながらあなた達には他の仕事をしてもらうわ」
「他の仕事..だと!?」
「広報活動よ!財閥の力があるとはいえ、3人じゃサークルとして寂しいでしょ??だから新入部員を集めてもらうわ」
「こんなサークルに入るやついるのかよ...(ボソッ」
「あ?」
健太が漏らした言葉を鬼龍院は聞き逃さなかった。怖すぎだろ。
「ということらしいけど、神谷くんはどう思う??」
とんでもない圧だ。もしSYOZYOのことをこれ以上悪く言えば、俺達の命はないだろう...。
「...そうだな、俺は何人かは来ると思うぜ。サークル名はふざけているが、やってることは良いことだし」
「サークル名がふざけているですって?私のネーミングセンスに文句があるのかしら?多目的オ〇ニーくん?」
「す、すまん!冗談だ!SYOZYO最高!SYOZYO!SYOZYO!」
「...いいわ、許してあげる。ではいまから1週間で新メンバーを集めて来なさい。人数は問わないわ」
「...一週間!?それは流石にちょっと...」
「は?何か言った??」
「いっいえ、なにも!!SYOZYO!SYOZYO!」
「広報の方法は問わない。ポスターでもTw〇tterでもPorn〇udでも何でもいいわ。とりあえず1週間で集めなさい」
「...なるほどな」
「どうやってPorn〇udで集めるんだよ...」
つい健太が不満を漏らす。こいつ、さっきから漏らしてばっかだな。
「あら?何か聞こえたような...」
「空耳です!!Porn!Porn!Porn!」
「あ、そうだ。言い忘れてたけど講義がないときは基本的にこの206号室に居てね。ここSYOZYOの活動教室として許可貰っといたから」
「...お、おう」
こんなふざけた名前のサークルに許可貰えたのかよ...。恐るべし、鬼龍院財閥。
「じゃあ、私は平林桜の調査に行くから。よろしく頼んだわよ、二人とも」
そう言い残すと鬼龍院は暑そうに教室を出ていった。
翌日、SYOZYOと名乗る奇妙なサークルからTw〇tterをフォローされたという話が各地で拡散されるのであった。。。
最近ジョジョ5部が面白くて止まりません。
ムラムラムラムラムラムラムラムラ、ムラァ!!
ブックマーク、感想お待ちしております!