最後の試練。
お久しぶりです。
「俺はあの日、オ○ニーをしてしまったんだよ」
「すまん、意味が分からないから0から説明してくれないか?」
「あれは今年の3月、この大学に入学する少し前の出来事だ」
「ふむ」
「俺は究極処女になるために最後の試練を実行した」
「最後の試練...??」
「俺は処女としてK大学に侵入したんだ。そして南館1階の女子トイレに入ることを最後の試練とした」
K大学は俺たちが通っている大学だ。そこに女装して侵入し、どこに入るって...??
「南館1階の女子トイレだ」
「アホかッ!!」
「処女である俺が女子トイレに入って何が悪い?」
「お前には立派なちん○がついてるだろがッ!」
「...愚かなり、神谷」
この男だけには言われたくないセリフである。だが少しずつ話が見えてきた。
「続けてくれ、健太」
「俺は予定通り、南館1階の女子トイレに侵入した。南館1階を選んだのは、人の出入りが最も激しい場所だったからだ」
「確かに南館1階は多くの講義で使われる103教室があるな」
「その南館1階でバレずに女子トイレに入ることができれば、俺は究極処女と呼べる存在になれると考えた...」
「...」
「だが、その考えが間違いだった...」
「つまり...??」
「女子トイレには侵入できた。だが個室が全て使用中だったんだ」
健太は至って真面目な顔で話を続ける。
「俺は悩んだ。個室が開くまで女子トイレ内で待機するか、一旦外に出るか」
「それで??」
「気付くと俺は勃起していた」
「...」
「女子トイレという空間は俺には刺激が強すぎた。俺は究極処女にはなれなかったんだ」
当たり前といえば当たり前のことである。
「...それでオナニーか」
「ああ、だがこの話には続きがある」
どうやらその後、健太は女子トイレを飛び出しオ○ニーができる場所を探し始めたらしい。
「しかし女装をしている手前、男子トイレにも入りにくい。故に俺は勃起しながら大学中を駆け巡った」
「まさに地獄絵図だな」
「そしてついに俺は辿り着いた。東館1階の多目的トイレにな」
「!?!?!?!?」
東館1階の多目的トイレ...いや、まさかな。
「そう、数ヶ月後にお前がオ○ニーの日課として選ぶ場所だ」
「なん...だと」
「奇しくも俺たちはオ○ニーに同じ場所を選んでいた」
「こんな変態と俺が同じ場所でオ○ニーだと...」
多目的トイレ。オ○ニー。いま全てが繋がった気がする。
「健太、まさかお前...」
「そう、俺も女装オ○ニーしている所を鬼龍院に盗撮されていたんだよ」
なんでドヤ顔なんだよ。
久々の更新です。次話も近いうちに更新したいと考えています。よろしくお願いします。




