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処女厨の俺にできた初彼女が非処女だった件について。  作者: 神崎ぬ


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19/19

最後の試練。

お久しぶりです。


「俺はあの日、オ○ニーをしてしまったんだよ」


「すまん、意味が分からないから0から説明してくれないか?」


「あれは今年の3月、この大学に入学する少し前の出来事だ」


「ふむ」


「俺は究極処女(アルティメットしょじょ)になるために最後の試練を実行した」


「最後の試練...??」


「俺は処女としてK大学に侵入したんだ。そして南館1階の女子トイレに入ることを最後の試練とした」


 K大学は俺たちが通っている大学だ。そこに女装して侵入し、どこに入るって...??


「南館1階の女子トイレだ」


「アホかッ!!」


「処女である俺が女子トイレに入って何が悪い?」


「お前には立派なちん○がついてるだろがッ!」


「...愚かなり、神谷」


 この男だけには言われたくないセリフである。だが少しずつ話が見えてきた。


「続けてくれ、健太」


「俺は予定通り、南館1階の女子トイレに侵入した。南館1階を選んだのは、人の出入りが最も激しい場所だったからだ」


「確かに南館1階は多くの講義で使われる103教室があるな」


「その南館1階でバレずに女子トイレに入ることができれば、俺は究極処女と呼べる存在になれると考えた...」


「...」


「だが、その考えが間違いだった...」


「つまり...??」


「女子トイレには侵入できた。だが個室が全て使用中だったんだ」


 健太は至って真面目な顔で話を続ける。


「俺は悩んだ。個室が開くまで女子トイレ内で待機するか、一旦外に出るか」


「それで??」


「気付くと俺は勃起していた」


「...」


「女子トイレという空間は俺には刺激が強すぎた。俺は究極処女(アルティメットしょじょ)にはなれなかったんだ」


 当たり前といえば当たり前のことである。


「...それでオナニーか」


「ああ、だがこの話には続きがある」


 どうやらその後、健太は女子トイレを飛び出しオ○ニーができる場所を探し始めたらしい。


「しかし女装をしている手前、男子トイレにも入りにくい。故に俺は勃起しながら大学中を駆け巡った」


「まさに地獄絵図だな」


「そしてついに俺は辿り着いた。東館1階の多目的トイレにな」


「!?!?!?!?」


 東館1階の多目的トイレ...いや、まさかな。


「そう、数ヶ月後にお前がオ○ニーの日課として選ぶ場所だ」


「なん...だと」


「奇しくも俺たちはオ○ニーに同じ場所を選んでいた」


「こんな変態と俺が同じ場所でオ○ニーだと...」


 多目的トイレ。オ○ニー。いま全てが繋がった気がする。


「健太、まさかお前...」


「そう、俺も女装オ○ニーしている所を鬼龍院に盗撮されていたんだよ」


 なんでドヤ顔なんだよ。

久々の更新です。次話も近いうちに更新したいと考えています。よろしくお願いします。

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