健太の秘密。
2ヶ月ぶりの投稿です。最近ハマっているのは快楽堕ちです。
「健太、話がある」
「いきなり家に押しかけて来たと思えば...一体何の用だ」
鬼龍院とのやり取りから1時間。気付くと俺は健太の家に来ていた。
「お前に聞きたいことがある...大切なことだ」
「大切なこと??」
「ああ、俺達の今後に関わることだ」
「俺とお前の仲だろ??遠慮なく話してくれ」
健太、お前はなんていい奴なんだ。やっぱりお前は親友だよ。
「鬼龍院が握ってるお前の秘密ってなに?」
健太の顔が一気に青ざめた。明らかに動揺している。
「...秘密を教えろだと??何故今頃になって...」
「俺とお前の仲だろ??隠し事はなしでいこうぜ」
「まだ数ヶ月の付き合いだ。断る」
「...っけんな」
「...??」
「ふざけんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」
「おっおい!そんなにキレなくても...」
「不平等ッ!!不平等ッ!!不平等ッ!!不平等だぁ...」
暴れまわる俺。抑えようとする健太。キレイに整頓されていた部屋は既に見る影もない。
「理不尽ッ!!理不尽ッ!!理不尽ッ!!はやく秘密を教え...ん?」
床に散らかった写真の一枚が目に入る。女の写真。それもかなり可愛い。撮影場所は明らかにこの部屋だ。
「健太ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!この女は誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「ッ!!その子は...」
「ヤッたのか!?あ!?ヤッたのか!?」
「いや...だからえっとだな...」
「セックスしたのかよ!?あ!?」
平林健太。こいつはもう親友でも友達でもない。ただの鳥の糞だ。
「あばよ、健太。てめぇとはもう絶交だ」
「...あのな...神谷」
「俺は非童貞とは喋らんッ!!」
「...その写真...お...れなんだ」
「ん?」
「そこに写ってるのは...俺なんだよ...」
「ん?ん?」
「つまり俺は...女装が趣味なんだ」
「...あぅ?」
他人の秘密を探るのは金輪際もうやめよう。俺はこの瞬間に固く誓った。
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