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例のあれ。

三日坊主にならず連日の更新です。

「きんちゃん、もう目開けて大丈夫です。下履いたので」


「あ...りょうかいよ♡」


きんちゃんは目を開け半裸でテーブルで立っている俺を見た。


「やっぱり私の目に狂いはなかったわねぇ♡」


「どういうことなんですか?俺の半裸に何を見出したんですか?」


「大丈夫、あたしに任せといて。とりあえず神谷ちゃんはそのまま暫くそこに居てくれるかしら」


「...半裸でですか??」


「.......」


まさか今日初めて来る店内のテーブルの上で半裸立ちしてるとは数分前の俺は想像も付かまい。


「奥に行って人を呼んでくる♡大丈夫、すぐ戻るから」


そう言って奥の部屋に行ったのも束の間、きんちゃんはすぐに半裸の俺の前に戻ってきた。多くのお供を連れて。


「...あのぉ、きんちゃんこの人たちは...」


きんちゃんが連れてきたのは全部で20人程度。俺のテーブルの周りはもうパンパンである。男もいれば女も混じっている。


「この人達はみんな将来有望の漫画作家さんよ♡」


「漫画家ですか...??」


「そう♡そして神谷ちゃんはデッサンのモデルって訳♡」


「この俺が...モデル!?」


「そういうこと♡」


なるほど。テーブルの上で半裸なんてAV撮影以外ないと思ってたがデッサンモデルだった訳か。


「そういう事だからあとはよろしくね♡」


そう言い残すときんちゃんはタバコ片手にベランダに出ていった。きんちゃん自由すぎだろ。


「...あ、えっと、なんかポーズとか取ったほうがいいですかね?」


「...いえ自然体で大丈夫です。そのままの神谷さんをモデルにしたいので。全然テーブル上で動いてもらっても...」


「あ、わかりました」


しかし自然体でと言われてもな。女性作家も混ざるこの空間で半裸の俺に自然体が出せるのか?


そう考えているのも束の間、俺のテーブルを囲んだ作家たちは前屈みで食い気味にスケッチに取り掛かった。


...そう前屈みである。時期は真夏も真夏。皆男女問わず薄着である。そして俺はテーブルの上にいるために目線が高くなっている。


「...お?」


いま前から二人目の眼鏡ポニテのブラジャー見えそうだった。


「...おっと?」


まじで見えちゃうよ?いまチラッと水色見えたよね?

あと少し...あと少しでチ〇ビ見えるかも...。


「...あと少しなんだよなぁ」


俺がブラジャーとチ〇ビに夢中になっていると、次第に周りがザワザワし始めた。


「ねぇ、あれって...」


視線は俺に向いている。つまり俺に向けられた言葉だろう。しかし一体あれって何だ?目線はバレないように気をつけていたつもりだが。


「...やっぱりあれ、そうだよな??」


「だよな...あれだよな?」


一体あれとは何なんだ。一体俺が何をしたというのだ。いや覗こうとはしたけど。


「...あのぉ神谷さん」


「....はい?」



「...勃起するのやめてもらっても良いですか?」


これが俺の自然体である。なんちゃって。

BLEACHっておもしろいですよね。最近ハマっております。卍解を思いつくセンスヤバすぎです。卍解で思い出したのですが卍ってなんかエロいですよね。"まんじ"って響きが何故か卑わいなんですよ。"まん"が入っているからでしょうか。不思議です。しかしまんじゅうと言われても別にエロさを感じないのは何故なのでしょうか。日本語って難しいですね。


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